2022/3/28~4/10に開催いたしました春の展覧会「Journey」は、
満開の桜のもと、にぎやかに、華やいで閉幕いたしました。
春の展覧会は周年祭であり、新たな1年のはじまり。
毎年、少し特別な心持ちで企画・開催しますが、なんといっても特別なのは、桜。
今年は3月下旬の冷え込みで開花が遅れ、会期中に見ごろを迎えられるかハラハラしましたが、
4/5に、ほころび始めてから一気に咲き進み、最終日にみごとな満開を見せてくれました。
ここの桜が見事なことを以前から知っておられて、今年も忘れず駆けつけてくださったお客様や、
終盤に再度、桜を愛でにお越しくださったお客様が何人もいてくださって、
春の展覧会をゆっくりと存分に楽しんでくださるご様子が、本当にうれしかったです。
それを思うにつけ、まだつぼみの硬かった開幕早々に、展覧会のために駆けつけてくださいました多くのお客様、、、そのことにもまた、とても励まされました。
どうもありがとうございました。
情報発信にお力添えいただいた事業所ならびに新聞社様、SNS等で応援してくださいました皆様にも、感謝御礼申し上げます。どうもありがとうございました。
陶芸の猿田千帆さん、スクラッチアートの坂本建さん、油彩のカルベアキシロさんは、異素材・異世界の表現でありながら、それぞれに”削る” 工程が含まれることで、どこか通ずるところがあると感じられたのは、予期していた以上に愉しいことでした。
違うようで似ている、似ているようで全く異なる世界を行き来しながら、
見知らぬ街を、旅しました。
そして、さとうゆかさんは、作家紹介のメッセージにも書かれていますが、
1月にお父様を亡くされてから間も無い中で、力強く、確信に満ちた作品を制作してくださいました。
その状況において、自らが作家として何をつくるべきかという思考に触れさせていただけたこと、
経験が作品に昇華されながら展開していく様を垣間見せていただけたことに、
こころから敬意と感謝を申し上げます。
これからの作品も、ますますたのしみです。
素晴らしき展覧会を、どうもありがとうございました。
次回展覧会は、連休明けの5月10日より。
また改めてご案内いたします。
みなさま、よい春をお過ごしください。