卒業、転勤、春休み、、、
様々な ”旅” が、クロスするシーズン。
たびのそら屋のギャラリーには
作家たちそれぞれの ”旅” の空気が満ちています。
左 / 原生(320×260㎜)
右 / 空の羊(285×235㎜)
カルベアキシロさんの作品はいずれも油彩。
コロナ禍で行動が制約される中、窓から新たな世界に思いを馳せて描かれた作品です。
略歴とメッセージ⇒★
画像では色彩の再現ができていません。
ガラスの反射もあり、写りこみ含めて展示室の空気として掲載させていただきますが、
ぜひ、実作品をご覧いただきたいです。
以下、フレームが写っていないものは作品部分です。
(630×480㎜)
通常の油絵に用いるキャンバス生地より、目の粗い麻布に油絵具で描かれるカルベさん。
額装された作品は離れて見るとテキスタイル(織物・布地)のようにも見えますが、
近寄ると、得も言われぬうねりや、蓄積されたエネルギーが迫ります。
(630×480㎜)
格子窓のような織り目より来たるは
光か、風か
今回、作品を「油絵」ではなく「ミクストメディア」と表記されました。
用いている”麻布”は、絵の支持体というだけの存在ではなく、”麻布”それ自体も作品世界を表す「素材」であり、完成するまでの過程においては ”描く” というだけでない工芸的な技法も重要な役割を果たしていることから、「絵画」のイメージに収まらないように思えてきたとのこと。
《 光線 》
(630×480㎜)
(750×560㎜)
(630×480㎜)
(630×480㎜)
常に問い、探究する ”熱” を感じ、
作品の奥行きにいざなわれます。
《 追憶 》
(320×260㎜)
その向こうに広がる世界へ。
◆カルベさんの作品については、違う額をあつらえて飾りたいお客様には額無しでの販売も可能です。
額次第で作品の印象は随分変わると思います。それぞれの愉しみ方をしていただけますように。
どうぞお声がけください。
◆喫茶室奥のガラス棚には、
これまでの展覧会作品を収めたフォトブックもございます。
併せてご覧ください。