2021年10月5日火曜日

【御礼】このすく展

 9/24~10/3に開催いたしました「1周年記念・このすく展」は、
大変にぎわいながら無事に閉幕いたしました。






今展は「工房このすく」の運営メンバーと、工房を利用してくださった作家・クリエイターの方々、11名とひと組、総勢13名の出展による「工房このすくでできること」を伝える展覧会でした。





ギャラリーでは版画作品の多様さに驚き、たのしんでいただけたことと思いますし、
会期前半に開催された紙版画とシルクスクリーンを体験するワークショップでは、工房はベテラン・初心者問わず、自分でつくってみる、の場でもあることを知っていただけたのではないかと思います。





メンバーの小松佳代子さんが作成し、配布していたリーフレット↓や、研究に関する書籍をお読みくださった方には、このすくの「文化拠点の場」としての活動についても、具体的なイメージを持っていただけたのではないでしょうか。


リーフレットはこの後も、たびのそら屋でお渡しできますので、今回いらっしゃれなかった方や手にしそびれた方は、いつでもお声掛けください。




会期中も出展者たちはそれぞれの制作や思考を止めることなく、「月曜版画部」も休むことなく閉幕翌日の月曜には早速、新たな方をお迎えして開催されていました。


そういうことを近くで感じられることは、一般的には稀なことだと思います。


私は [maison] と冠したこの「建物」が、作品を観るだけでなく創り出す場としても活用され、いろんなものが育まれる場になっていることが、とてもうれしく、ひとりでできることではないという意味で、大変ありがたいことだと思っています。

その感謝を込めての開設1周年祝いの展覧会でした。


(展示の実働は全て工房メンバーと出展者によるもので、おかげで大変素晴らしい展示になりました☆)



場を持ち、継続させるということは、とても大変なことです。

なりわいの場であればともかく、第3の場として共同で構えるというのは、それぞれの暮らしやスタンスがあり、また違った大変さがあることと思います。


工房立ち上げのご尽力とこの1年の活動の蓄積に、改めて敬意を表します。
これからもじんわりと、いい場が育まれていきますように。




足をお運びくださり、ゆっくりとたのしんでくださいました皆様、どうもありがとうございました。
工房このすく(と、たびのそら屋)のこれからの活動に、引き続き親しんでいただけますように。



ご紹介くださいました新聞各社様、ならびにDMの設置にご協力くださいました事業所の皆様、SNS等で発信にご協力くださいました皆様、いつも新たな出会いをいただいています。
どうもありがとうございます。


出展者の皆様、搬入出にご協力くださいました皆様に、改めて感謝御礼申し上げます。
素晴らしい展覧会をどうもありがとうございました。






さあ、次の展覧会はすぐです!!





2021/10/11~24

「ワタナベメイ展 -Object-」







「このすく展」では初制作の塩ビ版の版画をご出展くださったワタナベメイさんの、
絵画をメインとする個展です。





メイさんのHPはこちら → 

どうぞおたのしみに。