flow展の壁面を、より豊かで多彩なものにして下さいました
個展20回、グループ展多数
独学で、日本画に用いる岩絵具や水干絵の具の使い方を模索し、
自ら育てた植物たちを、観察しながら描いておられます
flow展在廊予定:会期中の土日
「大帝王貝細工」
胸の奥に感嘆を呼ぶ筆の運びと、やわらかくも力強い色彩は
彼女がこの植物に感じた命の力が
そのままに伝わってくるような一枚です
今回は、大きく分けると3つの異なるタイプの作品をご出展いただいています
材料や画風だけでなく、
植物そのままの姿を描いた作品は、植物たちから力を得て描いており、
ファンタジーに見えるものは、心の内にあるものをみつめて描き出していると、
描いている時の心の在りようが、それぞれで大きく異なっていることを
教えてくださいました
ご自身にとって大事なことを、しっかりと大切にしておられるのを感じる
作品たち
植物たちを見つめ、耳を澄まし、交わした会話が
織り込まれているように感じます
独学であることの壁や悩みもおありだったかもしれませんが、
それゆえの斬新さが、技術の向上と相まって、
昨年の「県芸術美術展(芸展)」日本画部門では
県文化振興財団賞を受賞されました
こちらは「(自身に)再びの琳派ブームがきておりまして」と
うれしそうにおっしゃりながら説明して下さった作品
季節の巡りを集めた曼荼羅に仕上げるために
書き溜めている途中とのことで、この4枚については非売品です
書き溜めている途中とのことで、この4枚については非売品です
完成作品がお披露目される日を
心待ちにしたいと思います
長岡市与板町在住の秀美さんは、与板にある「楽山亭」でも
作品を展示しておられます
喫茶室に、2017年の作品集をお借りしています
素晴らしい大作の展示の様子をどうぞご覧ください
「楽山亭」は今年も6月~10月の毎週日曜日、
10時~15時に、地元のボランティアの方々によって開門されるとのこと
今から6月が楽しみです