2019年3月24日(日)~4月7日(日)
※3/28(木)・4/3(水)休廊
OPEN 11:00~17:00
※4/6(土)・4/7(日)は16:00まで
【参加作家のご紹介】(敬称略)
◆ 菅野くに子(新発田市 / ミクストメディア)
和紙をとかして彩色したものを置いていくようにして描く
独特の技法を用いた作品です
DM画像の作品は暗い色彩に見えますが、先ごろ届いた実作品は、
従来の菅野さんらしい、鮮やかで、うれしくなるような「赤」
その質感含め、作品が発するものに一目で鳥肌が立ちました
昨春に続いて今春も、拝見させていただけることが本当にうれしいです
◆猿田千帆 / 陶工房 ゆきふらし(青森県五所川原市 / 陶器)
近年通っている「益子陶器市」で出会った作家さんです
連れ合い様と二人で陶工房を営んでおられます
千帆さんのつくる、渋みのある、どことなく
野原・くさ原に融け込むような、土から生まれ出たことが
やさしく伝わってくるような、静かな佇まいの作品がとても好きです
ご本人は至って朗らかなお人柄
青森生まれの作品たちを、ぜひ手に取って親しんでいただきたいと思います
◆ 田中秀美(長岡市与板 / 日本画)
独特の世界観で植物を描く、完成度の高い作品を間近でご覧いただける機会です
私などは知り合わせていただいてからまだ日が浅いのですが、
お若いながらも精力的な画歴の中で多くのファンがおられます
個人的に日本画が気になり出した昨今、とても気になるお方です
この度、もっと拝見させていただきたい、という願いを叶えていただきました
今から本当にたのしみです
◆蓑輪朋和(燕市 / 金工)
日頃は鎚器銅器の職人として日々鍛錬されています
その伝統技術の追究の一端として、
個人として自由な表現をなさる時の作品が、また実にこころ奪われます
蓑輪さんにも昨春の開廊企画展に続いてのご出展を叶えていただきました
今年は「花器」をご用意くださるとのこと僅か数点の予定です、お求めの方はどうぞお早目にお越しください
◆村山陽(上越市 / 洋画)
その名を聞くだけでときめいてしまうのは「陽先生」
こちらだけは長らく親しんだ「陽せんせい」とお呼びさせていただきます
両親とのつながりあって、幼少の頃から先生の描くものに出会わせていただきました
上越高田の児童文学者・杉みき子さんの物語に、陽先生の挿絵
舞台は主に高田と妙高山
その雪国の世界が私のこころの原風景です
かつて長岡高校の美術教師として在任しておられたこともあり、
中越界隈にも陽先生の教え子の方やファンの方が多くおられると聞きます
この度はパステルと水彩の旧作のみになりますが、
まず観察、そしてその瞬間の感動や感謝を込めて描いてこられた作品の中から
春を讃える11点を、ギャラリーと喫茶室にて展示いたします
4月に88歳をお迎えになる村山陽先生の、久しぶりの長岡でのご出展
どうぞお見逃しなさいませんように
※今年のカレンダーと絵はがきも喫茶室にて販売いたします
書きながら顔がにやけてしまうのが
伝わるでしょうか
でも緊張感でいっぱいです
ですがこの一年、出逢わせていただいた作家の皆様や
お客様から教えていただいた
創ること・表現することの苦悶やよろこび
暮らしの中にArtや手仕事の品のあるしあわせ
そういったものが溢れる展覧会になると思います
ぜひ、ご高覧いただき、
特別な出会いがありましたら
どうぞ暮らしの中に
お連れいただけたらと思います
maison de たびのそら屋