2018年4月24日火曜日

第Ⅱ期 作家紹介②


齋藤伸絵さん

麻や綿、ウールを紡ぎ、草木染めして、機で織る・・・という
気の遠くなるような手仕事をなさる方のおひとり

リネン、シルク、綿といった異素材を組み合わせて織ることで
洗いをかけた後の収縮の違いでぽこぽことした表情を現わしたり、
染めの濃淡を出したり




今回は春から夏にかけて活躍するリネンや綿の多い品揃えです
ぜひ実際に巻いて、手触り、肌触りを感じてください、とのこと

ラムウールのストールはドライクリーニングがオススメですが
他は、自宅のおしゃれ着洗いと同様のお手入れで大丈夫



市販の糸を用いて、染め織りしたものもあります
それは、手紡ぎした表情のある糸でこそ生きる作品と、
市販糸の均質な細さで表現したい作品とがあるから

「手紡ぎ」「草木染め」等、それぞれのお品に表示してあります





押味くみこさん

160年の歴史をもつ秋葉区滝谷の「西潟製陶所」の歴史を伝える
「新津焼西潟本家 六代目」の押味さん


ふんわりとしたお人柄で、かわいらしい小物も作られるのですが


蓋ものの「蓋ピタリ」感たるや・・・


手彫りの造形のうつくしさにも
確かな技術が現れています

すべてにおいて力まず、さりげない方のように思えますが
展示作業においては全体の配分をとても考えて
確かなご提案をしてくださいました


全力で何かをする全力猫シリーズ

私はこの冬に求めた一匹に、開廊準備を
全力で応援してもらっていました


我が家の全力猫

※押味さんによれば、ふたつの贈り物を全力で届けているのですって