2020年11月25日水曜日

【御礼】平野照子 陶展 ₋ Present ₋

2020/11/14(土)~23(月・祝)に開催しました
「平野照子 陶展  - Present - 」は、お陰様で無事に閉幕いたしました



「お陰様で」は、会期中の空模様であり、お客様が愉しんで下さることであり、
再会があって、はじめましてがあって、たくさんの笑顔があって、、、
近しい方々の健康、そして社会情勢、、、


きっといろいろなことが紙一重である中、


今回も近隣・遠方、たくさんのお客様が、諸事情の狭間をぬって、
心惹かれるものへ駆けつけてくださった様子が、とても印象的で、


こころに届く作品を生み出す作家たちと、受け止めてくださるお客様方に、
改めて敬意と感謝のつのる会期でした


そして喫茶室の特別展示・大橋麻耶さんの素晴らしき銅版画作品が醸し出してくれた、
平野照子作品世界との、みごとなハーモニーも、私には忘れがたいことです


展示室に居る時間の至福

喫茶室に居る時間の至福



平野照子陶展にお越しくださいました皆様、

SNS等で発信して下さいました皆様、
ご案内の掲示をしてくださいました事業所の皆様方、

そしてこの2020年という年に、
素晴らしい展覧会を開催してくださいました平野照子さん、
特別展示をお引き受けくださった大橋麻耶さん、


こころより感謝申し上げます


どうもありがとうございました



余談ですが、この展覧会のDMで初めて 手モデル(手タレ?)
させていただきましたことも
恥ずかしながらうれしかったことでした ( ´艸`)

(撮影は照子さん)


* * *


さて、次回はいよいよ今年最後の展覧会


細谷晶夫 作品展  -冬の日-

2020/12/9~20  ※16(水)休廊日


詳細は改めてご案内いたします

どうぞおたのしみに



2020年11月23日月曜日

平野照子 陶展 ‐ Present ‐

いよいよ最終日


うるう年を含めた366日の日付のふられた
366個の陶のオブジェと、
366日の誕生日へのメッセージが織りなす展覧会





毎日、ゆっくり、じっくり、
たくさんの方におたのしみいただいてきました




お客様の第一声に「カワイイ~☆」が聞こえることの多い
今回の作品たち


しばしこころ弾ませた後には、いつしか皆さま真剣に


オブジェとカードを行きつ戻りつ






心惹かれるフォルムと、たぐり寄せた言葉を巡りながら


今の自分に必要なものを言い当てられたり


すでにこころのなかにあった大切なものに
改めて気付かされたり


自身の こころ と向き合う時間になっている様子です






こころ やわらかな方々がこんなにおられる・・・



それは、アートや、ことばが  ” 届く ” 

ということの確認のようにおもわれて



なんともあたたかく、心強いものを感じながら
過ごさせていただいています


最終日も、いい出逢い、いい時間が、繰り広がりますように






平野照子 陶展 - Present -

最終日、11月23日(月祝)は作家在廊です

11:00オープン
16:00にて閉幕です




2020年11月22日日曜日

平野照子陶展・オブジェ

照明をつける前の朝のギャラリーが好きです

ドアを開け
おはよう、と声をかけます





夜のうちに 存分にあそびまわっていたでしょうか





ふたたび 任せられた日付の所に戻ったでしょうか






おもいおもいに時を待つオブジェたち



























ハゼの木の葉は次第に舞いおちて
イチョウともみじの落葉も、会期の中で始まり、終わろうとしています





世界のいとおしさ増す

平野照子 陶展 - Present -
OPEN 11:00~17:00

いよいよ11/23(月・祝)16時で閉幕です



◆最終日は午後から平野照子さん在廊予定です
どうぞお出かけください


2020年11月21日土曜日

平野照子陶展・猫の茶碗

喫茶室に展示している実用の品々は、残り少なくなってきました
(画像は開幕前のものです)

フリーカップはsold out、豆皿は残り1枚
角皿は数枚、銀彩のブローチ、革紐のついた陶スプーンは少々

箸置きにもなる豆々皿は、まだまだたのしい絵柄をお選びいただけます




そんな中、”不動” だったのは猫の(絵柄の)お茶碗
(一応、ニンゲン用です)





ザラリとした肌合いのお茶碗は
照子さんが「ごはん粒がつかなくていいよ~」と
自画自賛するシリーズ




裏もかわいいので
伏せておく時もウキウキします





なのに、何故か動かぬお茶碗たちを
 ”お不動様” などと呼んで話題にしていましたら

今日はついにひとつ、お選びいただきました☆

( ↑ 箸置きにした豆々皿も旅立っております )






器に猫の絵柄が多いのは、照子さんが猫好きさんであるゆえですが、
ファンの皆さまはご存知のとおり、彼女はただの猫好きさんではなく、
複数の猫たちと暮らしながら、しあわせな高齢猫を看護し、看取り、
外猫のしあわせも願って行動するひと

先ごろは新発田市にある自宅の ギャラリーショップ「草舟」で、
恒例の猫チャリティー「 猫だすけ展vol.7 」を開催されました


照子さんは「猫(にとって)の天使」なのでないかな、、、
と思っています


なかなか新発田まで行くことが叶わない猫好きさんに、
ぜひお手に取っていただきたいお茶碗です






2020年11月20日金曜日

平野照子陶展・ぐるぐる

23日まで開催中の 「平野照子陶展 ‐ Present ‐」

メインはもちろん、ズラリ並んだ圧巻の366個のオブジェ [ Present ] ですが、
私はそれ以外の作品たちにも心躍らせています






照子さんが「ぐるぐる」と呼ぶオブジェのシリーズは
陶芸を始めたての頃、こればかり作っていた、という作品





降りるのか のぼるのか





何処へ向かう  螺旋




うねりながら

何をか 解きほぐさん




これらは同じ形のもっと大きい作品を作るために作成された
「マケット」とも呼ばれる小型バージョンの作品とのこと
大型バージョンをご希望の方は、ぜひお声掛けください






作陶歴のはじまりの頃の作品を、最新作の周囲に並べながら
やはり自分はこういう抽象的造形が好きなのだと
確認しておられた様子の照子さん





どれもこれも いとおしく

お客様方 苦悩悶絶




ですが、、、 ほんとうは


天からの 贈り物 は決まっていて

貴方が気付いてくれるのを 待っているのかも。。。


そんな 平野照子さんの  Presents 




2020年11月19日木曜日

旅コーヒー「三角フラスコ」さん

「平野照子 陶展」の喫茶室メニュー「旅コーヒー」は
照子さんとも親しくゆかりの深い「HOSHINO koffee labo.」さん改め
「三角フラスコ」さんのお豆です



新潟市沼垂(ぬったり)で素敵なお店を構えておられたのをご存知の方も多いと思いますが
先ごろ、新発田市で店名も新たに新店舗をオープンされました





2年前の5月に開催した平野照子展「内側のコト」の折には、
「出張café」をしていただきました


” 人生は「実験」の連続である ” をポリシーとする店主の良緒さん


お客様とディープなコーヒー・ビーンズ・トークを交わす様子なども含め、
彼女のシゴトのそばに居させていただけたことは、
新たな場をつくり始めたばかりの私にとって、とても貴重な、忘れがたい時間でした





オープン案内のカードにしたためられたメッセージを読むにつけ
今また再び、この2020年の日々の中に、
良緒さんのコーヒーと共に過ごせる時間があることが、とてもうれしいです




香り高く、それぞれに個性のある3種類のお豆をご用意しています
展覧会作品の中のひとときを、どうぞゆっくりとお過ごしください




平野照子 陶展  - Present -

2020/11/14(土)~23(月・祝) 
OPEN  11:00~17:00  ※ 最終日は16時まで

★最終日 23(月/祝)は午後から平野照子さん在廊予定です


会期もいよいよ終盤です
このあと気温がぐっと下がる予報です、あたたかくしてお出かけください



2020年11月16日月曜日

【喫茶室特別展示】大橋麻耶さん銅版画

「平野照子 陶展」会期中の喫茶室では
大橋麻耶さんの銅版画作品を6枚、特別展示しています



大橋さんは、先ごろご紹介した「工房このすく」のメンバーで、
10月の「猪爪彦一展」の会期中に開催されたお披露目の「オープン・スタジオ」にお越しくださった方には、
一部作品をご覧いただいていることと思います

その世界が、今回の平野照子陶展のイメージと、とても通ずるように思われて、
このたびの展示をご依頼させていただきました





ご本人のことも、制作への思いなども存知ぬまま、
ただ何度か拝見したその作品に惹かれてのご依頼でしたが、
お客様宛に制作コンセプトやメッセージを寄せいただいたところ、
いくつもの旅を経てきた方と知り、
ひそかに合点がいっています


観れば観るほど惹き込まれる世界は


かつて私も旅した地でしょうか

それともいつか同じ星を見たでしょうか






星を見た日


卒業制作の1枚

大学で銅版画を学ばれたものの、卒業後は銅版画の技法の性質上、制作環境が整わず、
思うように制作を続けることが叶わなかったとのこと


下記にご紹介するメッセージにあるように、銅版画のための工房を構えることは、
ここ数年来の彼女たちの切実な願いだったのでした

その喜びの深さを改めて感じながら、学生時代の作品と、今年制作された作品を味わい、
これから「工房このすく」で生まれてくる作品を、とてもたのしみに思います


今後の活躍と併せて、ぜひご高覧ください

◆購入を希望の方はお気軽にお声掛けください。







ソラカラ


大橋麻耶 

2012年 長岡造形大学 美術工芸学科卒

~遠くてちかいところ~

いつか旅した記憶や、心の奥にふれた日々のことなどをもとに制作しています。
今年6月に「工房このすく」のメンバーとともに、念願の版画工房をスタートすることができました。
たくさんの方の協力で制作環境が整いました。
これからの作家活動に胸をふくらませています。



2020年11月14日土曜日

「平野照子 陶展」 の楽しみ方

平野照子 陶展  - Present -

2020/11/14(土)~23(月・祝) 
OPEN  11:00~17:00  

※11/19(木)休廊日・最終日は16時まで

★14(土)23(月/祝)は午後から平野照子さん在廊予定です




あなたに出逢うときを待つ ” Presents ” 

ずらり並んだ366個のオブジェには
1年の日付が添えられています




” 366日 ” の楽しみ方いろいろ

端から自由に愛でてもよし

展覧会の「しおり」に導かれてみるもよし




頭に思い浮かんだ数字のオブジェを探してみたり

あなたや大切なひとの誕生日のオブジェを探してみたり






それぞれの「日付」のカードに記された言葉と
照らしてみたり

はたまた、おみくじのごとく、
日付のカードを先にひいて、
そのナンバーと言葉が導いてくれるものに出逢ってみるのも。。。






多くのひとにとって困難だったこの一年

まだしばらく大変かもしれないこれからの一年


ですが、ただ丸ごと「一年」と括りたくない
誰かにとって特別な一日一日の366日が

目の前に広がる
平野照子 陶展

どうぞおたのしみください




喫茶室には、豆皿やブローチ、白いオブジェ・・・

そして今回、喫茶室では
大橋麻耶さんの銅版画作品の特別展示がございます☆

ご紹介は後日改めて




どうぞゆっくりとお過ごしください


【ご案内】

◆不安定なフォルムの作品も含まれているため、一部作品は展示台に仮止めしてあります
基本的に触れずにお楽しみください


◆「これぞ!」あるいは「コレか、アレか、あれぞ、、、」と
気になるフォルムやナンバーや言葉に出逢われたときには、ぜひお声掛けください
ゆっくりとお手に取って、出逢いをお確かめいただけたらと思います


◆お子様につきましては、今回は作品の性質上、
保護者の方と手をつないで、しずかに過ごしていただける方のみとさせてください



◆作品のお買い上げとお渡しについて

器とアクセサリーは当日お持ち帰りいただけます(現金のみ)
それ以外は、展覧会後のお渡しになりますが、先払い(現金もしくはお振込)をお願いいたします




2020年11月12日木曜日

【ご案内】ご来場のお客さまへ

寒さが増し、にわかに県内・市内でも新型コロナ感染者数の増加が報じられています
たびのそら屋では、改めて気持ちを引き締めつつ、
これまで通り、基本的なことにつとめながら、展覧会を開催いたします

ご来場の皆さまには、以下のご協力をお願いいたします

                             


・咳、発熱などの症状のある方はご遠慮ください。


・マスクの着用をお願いいたします。


・今回はお手に取っていただきたい作品がメインです。
 ご入場前の手指消毒をお願いします。


※手荒れがお辛い方はどうぞご無理なく、館内のお手洗いをご使用ください。
 

・芳名帳に、お名前と緊急時連絡先のご記入をお願いします

 【必須】お名前・電話番号もしくはメールアドレス
 【任意】ご住所(展覧会のご案内に用いることがございます)
        
 個人情報は作家とギャラリーが共有し、取り扱いは十分に注意いたします。


・館内はご来場に応じてこまめな換気につとめます。
 あたたかい服装でお越しください。


                 


平野照子 陶展  - Present -

2020/11/14(土)~23(月・祝)
OPEN  11:00~17:00   
11/19(木)休廊日・最終日は16時まで


喫茶室は、引き続き席数を減らして営業いたします。
喫茶室にも作品がございますのでどうぞお見逃しなく。

よいひとときをお過ごしいただけますように。


maison de たびのそら屋



2020年11月6日金曜日

次回展覧会のご案内「平野照子 陶展」

2020/11/14(土)~23(月・祝)
平野照子 陶展  - Present -

OPEN  11:00~17:00  
11/19(木)休廊日・最終日は16時まで




たびのそら屋では2018年以来、2度目の開催となる個展です


実用の品々にもファンの多い照子さんですが、
個展では内面の表現としてのオブジェの世界がメインとなります

これまでの個展で出逢うことのできた ”人物” が物語る静かな世界に
魅了されてきた方は多いと思います(私もそのひとりです)

2018/5/12~20に開催した個展「内側のコト」の記事 →


今回は、その趣向を大きく変えての開催です

この困難な日々を過ごしてきた照子さんが、
今、伝えたいこと、陶芸を通して現したいこと・・・


それは自身の内面の発露でなく

目の前の 貴方、
会うことのできなかった 貴女、


それぞれの場所で健やかにいてほしい
たくさんの 誰か のための 


小さな土の塊





この世界のゆたかさ、あたたかさ、掌のぬくもりを
確かめるような展覧会になるのではないかと思います

小さな器やアクセサリー、人物のオブジェも少し届く予定です

観る、選ぶ、だけでない、ちょっとたのしい仕掛けも用意されています
開幕前にご案内いたします


どうぞおたのしみに




画像は全て作家提供


【作家略歴】

平野照子 HIRANO Shoko

1972年生まれ 宮城県出身・新発田市在住
1997年より坂爪勝幸氏に師事
2001年より新潟市を中心に発表を続ける
個展・グループ展他、クラフトフェア松本、工房からの風 等に参加

2010年より自宅工房「ceramic studio apetope 」にて制作を続ける
2012年より自宅敷地内に日曜日のみ「ギャラリーショップ草舟」を開廊
県内外の作家作品を企画展などで紹介している

https://hiranoshoko.jimdofree.com/