2018年4月12日木曜日

第Ⅰ期 作家紹介①

開廊企画展「あらたなはじまり展」
只今開催中の、第Ⅰ期 アートの風 は、24名の作家による展覧会です


以下、写真は雰囲気をお伝えするための参考画像です
ガラスに写り込んだり色彩や質感も全く再現できていなくてすみません

ぜひ実物の質感や空気感に会いにお出かけください

書けたところからアップしていきます




小川宏さん

この地で営なまれていた「ギャラリーmu-an」は
そもそも小川宏さんの営んでいた「ドットワン」というギャラリーが
区画整備で閉じることになった流れの中で生まれた、と聞きました

つまり小川宏さんが「ギャラリーmu-an」のルーツであり
その歴史のつづきに「maison de たびのそら屋」があるという…

小川さんの作品は、この流れのはじまりの方、という意味で、
展示室のスタートの位置に希望させていただきました




菅野くに子さん

「ギャラリーmu-an」で何度も個展をしてこられた方
私はある回のDMをずっと持っていて、
いつか作品を拝見したいと思っていた方

昨年のmu-an10周年の折に会場で偶然お会いでき
この度の出展をお願いすることができました

溶かした手漉き和紙に自然に近い顔料を混ぜたのもを
置くようにして描いていく作品です

たびのそら屋をイメージしてくださった
青い新作




外山文彦さん

「ギャラリーみつけ」の副館長でもいらっしゃいます
ギャラリーの修繕のこと等、展覧会以外のことについても
アイデアをいただいたり相談に乗っていただきました

麻のキャンバスに彩色したシリーズ
まだ眠いぼんやりとしたまなざしでカーテンを開けた時のような
ひかり



廣川澄子さん

実物はもっと淡いのです
淡くてきらきらしているのです

貴方にはなにが見えるでしょうか
50号の実物に会いにきてください

各方面にしてこられたように、
後身の私にも惜しみない力をかして下さる方




高橋洋子さん

銅版画のベースに銅板で再現した「トンパ文字」

これらは高橋さんがデザインした造形かと思いきや
中国雲南省ナシ族が今もって用いている象形文字だとか
その面白さ素晴らしさを伝えたくてつくったシリーズの新作

右側の作品は家族を表すトンパ文字
傍らに解説図も添えてあります
じっくりとご覧ください