2020年4月29日水曜日

【加筆・再掲】5月の展覧会のご案内



2020.5.11(mon)~24(sun)

猪爪彦一  ×  季村江里香   二人展

~そこに在る物語~




◆作家略歴

【 猪爪彦一 】   INOTSUME  Hikoichi 

1951  新潟市生まれ
1981  第36回 行動美術展 行動美術賞
1982  第25回 安井賞展(~92)

油画・銅版画・オブジェ等、精力的に制作と発表を続け、現在に至るまで個展・企画展多数出展

行動美術協会会員・日本美術家連盟会員
新潟県美術家連盟常務理事・新潟市美術協会理事・県展運営委員



【 季村江里香 】   KIMURA  Erika

1981年 岩手県盛岡市生まれ、上越市育ち
2005年 金沢美術工芸大学工芸科織物専攻 卒業
      織のイメージスケッチとして絵を描き始める

2014年 ひとり展「 I 」(実験空間 Studio Zero/妙高市)
2015年 個展「diary」 (Kaede Gallery + fullmoon/新潟市)
2017年 ひとり展「EYE」(実験空間 Studio Zero/妙高市)
2017年 個展「花かさね」(go's cafe/上越市)
2019年 個展「6月の見た夢」(蔵 和助/柏崎市)
2019年 KOGEI  Art Fair Kanazawa 2019 (金沢市)

他、企画展多数出展
油画・ペン画・多種多様な素材・技法を用いた立体作品等を発表する



◆在廊予定
猪爪彦一さんのみ 5/11・16・18・24

OPEN  11:00~17:00 ※最終日は16:00までです
CLOSED  5/14(木)・20(水) 


                          


それぞれの世界を追求するお二人は、
様々な表現手段を用い、平行して制作に取り組まれるという点で似ているだけでなく、

一見、大きく異なって見えるその世界も、どこか通じているのではないかと
思えてなりません


同じ空間で二人の世界が交差する、
そのとき見るであろう千夜一夜の物語


正気と邪気の 手を取り合う乱舞か
薫風をも鎮まらせる 静寂か


二人の作品から醸し出されるものに
身を浸したいと願っています


                           


ゆったりとした空間で、静かに鑑賞していただける展覧会です

県内および長岡市内の状況と、当ギャラリーの規模と環境、展覧会の内容を鑑みて、
4月の展覧会と同様、感染拡大予防に配慮の上、予定通り開催したいと思います 
(2020.5.8現在)

※当方の対応とご来場に際してのお願いを改めて掲載いたします


                                


緊急事態宣言は継続されており、
引き続き気を引き締めて過ごしたいと思います

皆様におかれましても、どうぞご来訪は、ご無理なさいませんように

出かけなくとも、貴方の胸の奥、その掌には、広く深い世界が広がっていることと思います



◆この状況下での新たな試みとして、
ご来場いただけないお客様にも、ご希望の作品があればお求めいただける
新たな間口を設けたいと思っています


今や気軽に作れる「オンラインショップ」もあり、手順をのぞいてみたりもしたのですが・・・
まずは、たびのそら屋らしく、半アナログ式で、
名称こそ「オンライン販売」と呼ばせていただきますが、
メール等で直接的なやり取りを介してのやり方で、試みたいと思います


◆オンライン販売は、会期の折り返し、5月18日(月)から開始いたします


作家にはもちろん、会場にも、大きな支えと励みになります
スムーズでない点も多々あるかとは思いますが、
ご理解のほど、お付き合いいただけましたら大変ありがたいです



何より、

貴方にとって、心の灯となる、特別な出会いがありますように


その願いは、いつも変わりません


maison de たびのそら屋

2020年4月13日月曜日

【御礼】izumi 展

2020/3/28~4/12
maison de tabinosoraya  
SPRING EXHIBITION - izumi -




お天気に恵まれた最終日
窓辺の桜は数日前のアラレですっかり葉桜になりましたが、
対岸の大樹は時折の花吹雪も華やかに、お客様を迎えてくれました




新型コロナウイルスの広がりの中、
一時は開催を危ぶみ、作家陣の意向も伺いながら、予定通りの開催
と決めたのちも、感染対策のあり方を模索しながら、どきどきしながらの開廊でした

作家陣も、今回ばかりは積極的に「観に来てください」とは言いがたい
苦しい心境で迎えた展覧会

そんな中、それぞれのご判断のもと、
ご来訪くださいました皆様、本当にどうもありがとうございました


作品を直接たのしんでいただけましたこと、
作品への評価、展覧会への労い、お心遣いと明るい笑顔、
そして、今の胸の内を語り合ったり、日常の様々な会話ができたこと、、、

それらがいつにも増して身に沁み、力づけとなり、
より一層、気を引き締めて、過ごしてきた会期でした





取材・掲載してくださいました新潟日報紙様はじめ、
いつもながらSNSなどで応援してくださいました皆様にも、
本当に励まされました

全ての皆さまの引き続きのご健康を願いますとともに、
心から感謝御礼申し上げます

どうもありがとうございました




無事に開幕できたのちは、
全員元気に閉幕を迎えることが、大切な目標でした

その目標を果たした今は、これから2週間ほどを無事に過ごせたのちに、ようやく、
心底「よかった」と安堵できるものと思っています

全体の情勢は深刻さを増すばかりで、
引き続き気を引き締めて過ごしたいと思いますが
ひとまず




2020 SPRING EXHIBITION
 - izumi - 


3年目のはじまりの素晴らしい展覧会を
どうもありがとうございました

ご参加くださった5名の作家の皆さまに
こころから感謝御礼申し上げます


special thanks  &  see you next !


* * *



次回展覧会は5月11日からを予定しています
現状程度であれば開催したいと思います
近日改めてご案内させていただきます



2020年4月12日日曜日

大橋絵里奈さん/イラストレーション

5名それぞれのパワフルさとユーモアと、創造力の「泉」なることを身近に感じながら過ごしてきた展覧会

大橋絵里奈さんの「底力」の在りようを感じさせていただけたこともまた、とても印象的なことでした



春待つ惑星

(木製パネル・アクリル絵の具・2020)



「夢と現実を彷徨する少女」をテーマとする、繊細でデリケートな世界を
表現し続ける大橋さん


2018年に当ギャラリーで開催された「エックス展Ⅸ」以来、気になる方だったこともあり、
手元に2019年8月の新潟日報紙の「にいがたの気鋭」で紹介された記事を残しているのですが、

読み返すにつけても彼女に一貫しているのは「テーマ」だけではなく、
「もっと描きたい」、(新たな試みに)「挑戦したい」という力強い創作意欲




出展をご依頼した折、試してみたい画材があるのです
と話しておられたのは右側2枚の

「昆虫詩想」シリーズ

羊皮紙に鉛筆描きした作品です




昔の技法で製造・販売している職人さんを見つけて購入したという、
厳密には山羊皮の「羊皮紙」

動物の皮なだけあって手触りはツルツル、プルプル、
「コラーゲン的なものを感じます」とのこと

「鉛筆との相性が思いのほか良かった」ことと、
市販の紙と違って「製造過程で色ムラができたり、厚さが違ったり、同じものがふたつとない点」が気に入ったとのこと


写真という瞬間性を追求する中村紗央里さんや、
版画でありながら「1枚だけ」を世に送る岩田圭音さん、
自然界が生み出した偶然のフォルムを活かすさいとうようこさん、
同じもののふたつとない素材を扱う不破妙子さん、

そして大橋絵里奈さんの手描きの絵画ももちろん、この世にふたつと存在しないものですが、
その画材にも、飽くなき追求は込められているのでした


ぷるぷるの羊皮紙と知って観ると、
彼女の作品世界の妖し感、増幅です




イノセント (2016)



実は今回、大橋さんは最後の1点の搬入を控えた開幕目前に「不慮」のトラブルに見舞われ、
シリーズで出展予定だった4枚のうち2枚を旧作に変更しての、渾身の展示でした

本人はもちろん、関係者一同が心臓バクバクになった事態を経て、
会期半ばの在廊時に見せてくださった復活の笑顔に、全員どれだけ安堵したことか

作品と同様に線の細い可憐さを感じる絵里奈さんの、気力と底力!
嗚呼、きっとこちらが本当の彼女


絵里奈さんは、最終日の午後も在廊してくださいます




オデット(2016)


とあるフライヤーに用いられたのを拝見したことがあり、
図らずも原画を観れてうれしかった1枚

この度、たくさんの白鳥が飛来する街に住むひとのもとへ
旅立つこととなりました




何がどう転ずるか、
わからないものです

困難の中にある不屈なる精神、
胸の内にある核心を、ほどけないようにきゅっと結ぶ気持ち、
伏せたまなざしの中に描く希望、、、


そんなことも感じながら

時世を忘れ、言葉無用に、その前で佇み続けたくなる
一枚の絵




いよいよ最終日
12日は16時にて閉幕です

昼頃より不破妙子さん、
午後から中村紗央里さん・大橋絵里奈さんが在廊されます

天気予報もまずまず
換気しつつ、マスク着用しつつ、名残りの桜と共に
お待ちしています


2020年4月11日土曜日

さいとうようこさん/ミクストメディア

今回、たくさんの笑顔を引き出してくれたのが
さいとうようこさんの作品たち



Yさんセレクト


「ひと串」単位で販売の「陶塔ドール」は

ぎっしり用意された陶製オブジェの中からお好みで
「串」に刺せるだけ選んでください

大人も(が)夢中になるたのしさは
手、頭、感性、あそびごころを総動員すること




お客様のセレクトは千差万別
作家が思いもよらない組み合わせが生まれるとのこと

確かにいずれも、わぁ♡(*´▽`*) となる素敵さで、
「作品」はお買い上げの如何に関わらず
ようこさんに観ていただくべく、撮らせていただいています




陶塔ドール・コレクション(ごく一部)


 


まだまだ待っております


***


気になったら遠慮なくお手洗いをお使いくださいね
水を使える環境であれば、石鹸での手洗いが一番とのこと

何も触れずに暮らしていくことはできないし つまらないから
たのしく過ごしたのちに
「目・鼻・口を触れる前」の手洗いを



Tさんセレクト


素敵女子がつくるのはいずれも らぶりぃ




晴れた日の閉廊後、夕日が差し込むひとときに
特別な時間をもたらしてくれる作品たち




ようこさんの宇宙を表す曼荼羅は
西日に輝き




窓に水で貼られたステッカーは




影となって遊びだします




「おひかえなすって」




「おいで」


タイトルもひとつひとつ見てほしい自由なフォルムの作品たち




むつかしい局面を迎えた世の中に

ようこさんの作品が放つ
やさしさと、ゆるやかさと、ユーモアは

ちから強い光に感じます


***


作品はおおらかでも、ご本人はしっかりウイルス対策をして
気を引き締めて過ごしておられるご様子
そのバランスが、大事なところ





これからも喫茶室に居ます
よよ~ん



2020年4月10日金曜日

岩田圭音さん/凹版画と装身具

埼玉からご出展くださった岩田圭音さんの、作品の技巧と併せて、
版画はオリジナルプリントのみの「1点もの」としたこと、
版画の原版は加工してお客様に託してしまうこと、
その潔さに、ご来訪の作家陣や版画を知るお客様方が唸ってくださっています




こちら↑を凹版画の原版として刷ったのがこちら↓




「monsieur et madame」

↑こちらはペア(ブローチ2点と版画のセット)

他は各1点ずつ(ブローチ1点と版画のセット)↓です




金の猫侯爵夫人・金の猫侯爵



素材は、金色のものが真鍮
銀色のものは洋白(銅と亜鉛とニッケルの合金)

切り取った金属に、銅版画の技法を用いて極細のニードルで描いたのち
まずは凹版画として刷ります

凹版画は描く(彫る)だけでなく薬品で腐食させる工程を要するため時間がかかります
やり直しのきかない工程のため、多数を同時進行することはできないとのこと

版画を作成したのち、その原版を装身具とするために加工します
そののちはもう、版画を刷ることはできません

白はカシュー、黒は漆を施して、模様が浮き立つように磨きあげます




この花園シリーズの素敵な草むら部分が
実は大変な くらくらポイント とのこと

咲き乱れる花々から、茎の一本、葉脈のひとすじまで・・・
ぺとり と塗った漆やカシューから、丁寧に磨き出して仕上げるという・・・

聞くだけでも くらくら するような
お手間と時間が注がれた作品たち




「マドモアゼル」


こちらは昨秋の「工房からの風」にお邪魔した折に出逢った作品です
ブローチとしても素敵ですが、版画がまた実に素敵なのです

各作品には額装のための「マット」がセットされているので
ハガキサイズの額を選べばすぐ飾ることができます

(作品によってマットの色は異なります)




こげ茶のマットだったのでアイボリーの額をセレクト
白の壁にも、赤の壁にも、映える素敵な仕上がりになりました




「薔薇の髪飾り」
(洋白・漆)


こちら「3姉妹」シリーズは額装済み(額付き)です

ひとつひとつ 「描く」 ことを大切にしているとおっしゃる岩田圭音さんの
真骨頂は中世ヨーロッパ調の人物モチーフ

ルーペを添えてあります
きっと肉眼では見えなかった世界が広がっています




追加で新作も届きました




ながくねる


在廊時、圭音さんがブラウスの襟元につけておられたのがキラリと素敵で
よく見たら猫!寝てました

よく見たら感、がこころにくいデザイン
青いインクで刷られた版画が空間に明るさをもたらしてくれます




まるくねる




ぐるりとお花をまとって
どんな夢をみているのでしょう



どうか全てがまぁるくおさまりにゃん







2020年4月8日水曜日

中村紗央里さん/写真

千葉県で生まれ育ち、10代の頃からカメラを手に撮影し続けてきた中村紗央里さん

技術・技巧の追求は私には計り知れないのですが、
その感性の瑞々しさあっての作品であることは、彼女を知るほどに感じます





一年前の冬、展覧会へのご来訪ののち、
ハイハイし始めたばかりの子どもさんと一緒に作品を見せに来てくださって、

まだ目も手も離せない子育て中であることは見て取れたのですが、
そろそろまた発表したいのです、とおっしゃった


その作品の気になる感じと、彼女への気になる感じは
その時から重なっていて

それならば是非と、彼女と彼女の作品をイメージしながら、思いを巡らせ、
生まれたのが今年の春の展覧会「 izumi 」展です





展示作品全てに明確な意味と細部への配慮が込められています

額装された写真作品はペイントを施したガラス板を重ねて撮ったシリーズ

瞬間性への追求と「記憶の層」のようなものが表現されているとのことですが、
その作品と一連のものとして、薄いガラス板も展示されています


上の画像は開幕目前、そのガラスにペイントを施す紗央里さん

乾きながらこの展示会場の空気を取り込んでいってほしくて、と

自宅ではなく会場で、他の展示作品たちも集う中で、制作をされました





私が惹かれるのはこちらの作品

「 The point where time drafted 」 
シリーズ


仏様と向き合っているときのような心持ちになる
静かな作品です

時を経て磨かれた石や朽ち木の陰影が
物理的な奥行きとともに時の経過と蓄積を感じさせます





こちらにも紗央里さん作品
ポートフォリオもどうぞご覧ください




作品と共に「ZINE」(リトルプレスの作品集)や
写真を加工した「しおり」も販売しています





4月8日は今シーズン初のテラス席設置
紗央里さんが窓越しに撮ってくださいました



まだちょっと川風が冷たくて、シフォンのストールを頭にかぶったお客様と
手作りマスク着用の店主
窓に貼られた さいとうようこさんの「ガラスステッカー」のたのしい絵柄

満開の桜と、新緑の芽吹きと・・・
なんだか混沌としたファンタジーみたいなワンショットですが

いつも元気をくださるお客様と
屋外で気兼ねなく、笑って、語らって

「このご時世に夢みたいね」と言いながらまた笑って・・・


ご来訪くださった方々のことや、いただいたお心遣い、
うれしい一日の記憶が、幾重にも重なり蓄積しているワンショット


嗚呼、これぞ中村紗央里さんの写真です



2020年4月7日火曜日

不破妙子さん/漆器・彫刻

長岡造形大学 造形研究科 彫刻 を修了したのち、
素材として惹かれた「漆」を学ぶべく、石川県輪島市の塗師・赤木明登さんに弟子入りし、
5年間の厳しき修行と年季を終えて2年前に独立、
長岡で工房を構える不破妙子さん




「 隠された主体 」



今も師匠の仕事の一翼を担いながら技を磨きつつ、
「自分の作品」といえるものを模索してきた彼女が切り拓いた、新たな境地の作品


和紙と漆を用いたこの「彫刻」は、

お客様から「ランプシェードみたいに灯りがもれたら素敵ね」などと言っていただきながら、
観る人のこころを自由にはばたかせつつ

主張することなく、静かにたたずみ、
柔らかに見えて、確かな質実のある、

溌溂と、力強く、変わり、伸びゆく彼女そのもののように
感じられます





「自分のため」の彫刻作品と併せて
「使うひとのため」の実用のお品もご出展


そのどちらもが彼女の世界





材から切り出し、拭き漆で仕上げた杉板皿はサイズが4種類

即時お渡しできるお品は僅かとなりましたが

オーダーをお受けできます


現物をお手に取っていただき、
裏面の丁寧な仕上げなども、ぜひご覧ください





細やかな彫りの刻まれた小さな取り箸




大きな箸は、地の粉の入った漆で先端が補強されています


古材の「ほぞ」を活かした箸置きは
フォーク・スプーン・ナイフをセットで乗せるにもちょうどよい長さ
金属が当たる音も静かです




杉板皿の一番小さいサイズは喫茶室でオーダーさせていただいた寸法
お飲み物に茶菓子を添えてお出しするのにピッタリでした


この時は矢尾板克則さんのカップと益子の陶芸家・鈴木宏美さんの小皿

美味しいわらび餅をいただいたのでちょっと特別
日頃はカジュアルなお菓子です(。-_-。)


漆の器は食器と同様の扱いで、食べ物を直接乗せても大丈夫
あぶら染みを気にする必要もありません

和菓子やケーキ、お寿司やチーズ
お茶にも食事にも、和にも洋にも


特別感ある格調がありながら、日常にも馴染んでくれそうな
不思議なあたたかみのある存在感です




旅コーヒー・mealcraftさん

「izumi 展」会期中の喫茶室メニュー「旅コーヒー」は
十日町市にある「自家焙煎珈琲mealcraft 」さんのお豆です




上越・高田でcaféを営んでいた折からお世話になっている
思い出深い珈琲屋さん

当時、まだよく知らなかった「スペシャルティーコーヒー」なるものを丁寧に教えてくださったお店さん

「コスタリカ」の豆の美味しさに、最初に出会わせてくださったのも mealcraft さんでした

その「コスタリカ」がどの農園のものだったのか・・・
コーヒーは農産物であり、産地・農園・生成方法ごとに味わいが異なることも、
少しずつ体感してきましたが、、、 いかんせん覚えられません(。-_-。)

「飲んで美味しい、と思って初めてスペシャルなコーヒーになる」
(と語ってくださったのは福島県いわき市にある珈琲屋さんのマスターでした)

そのスペシャルな味わいは、お店の方とのやりとりから既に始まっている、と私は思っていて

mealcraftさんのコーヒーが美味しいのは、
店主夫妻が、本当にあたたかく、真摯な姿勢の方であることとも、
大きく関係していると思っています




今回の3種類も、いずれも美味しい!

◆コスタリカ・エルバス・レオンシオ農園 "ブラックハニー”(中深煎り)

◆グアテマラ・ラ・フェリシダ農園・アンティグア(中煎り)

◆エチオピア・イルガチェフェ・ベレカG1 (中煎り)


お豆については解説をどこよりも詳細に公表されていますので
ぜひネットストアのページをご参照ください
https://www.mealcraft.jp/


私はここまでのこまやかな味わい分けはとてもできませんが、
状況に応じて、マシンであっても、ハンドであっても、
ゆっくりお過ごしいただけることに感謝を込めて、
お淹れいたします


こころほぐれるひとときになりますように