2022年2月16日水曜日

「大学院修了研究アルファ展」2/18~20

祝!開催!

長岡造形大学大学院生・有志8名による「大学院修了研究アルファ展」が
事前申込みによる 1時間ごとの入れ替え制で  一般公開されます。



詳しくは長岡造形大学HPのお知らせと ⇒   
リンクされている「作品紹介リーフレット」⇒  をご覧ください。

(下記青字部分は大学HPより転載させていただきました。)  

●会期 2022年2月18日(金)〜2月20日(日)10:00~16:00
※各1時間ごとの事前予約制(要事前申込)

●会場 長岡造形大学展示館MàRoùの杜
※大学の校舎内には立ち入りできません

●申込先URL(Peatix)
https://alpha2022.peatix.com/

●問合せ 
 exhibition.alpha@gmail.com



この展覧会は院生たちよる並々ならぬ熱意と努力があっての開催です。


私は彼らの本意を語る立場にはありませんが、


美術工芸や教育の場に対するそれぞれの志を束ね、
科学的根拠をもって語りかけ、提案し、閉ざされた門戸を、拓きました。


コロナ禍において、

それぞれが身を置く枠組みの中で、

どう生きるか



それはこの2年間、全てのひとに投げかけられ続けてきた問いです。


そのひとつの解を示しているかのような尊い姿を、
遠巻きながら垣間見させていただいている立場として、
美術工芸と直接関わる場を営む者として、
熱くお知らせさせていただきます。


「作品紹介リーフレット」には、
大変細かな「感染症対策に関するお願い」が書かれています。

通常であれば、私などは(おそらく、多くの皆様も)
そんなに細かく言われるのであれば遠慮します、どうぞお大事に、

と言いたくなるところですが、

今回は、こうした記載にも、彼らの苦心を感じてください。

公的な場の基準に合わせ、入念に立てた企画です。


細かなお願いごとは、来場を拒むものでなく、

「それをクリアすれば、できるね ☆(*´∀`*)☆ 

という、苦心の成果であることを受け止めていただきながら、
その扉の向こうに待つ作品と彼らに会いに、出かけていただきたいです。


それは若者たちへの励ましというだけでなく、

むしろ私たちにとっての、刺激的な、心躍るひとときになることと思います。


校舎内には入れませんが、屋外の敷地は市民に開放されています。
本来は地域にとても開かれた大学です。


展覧会は(映画館で観る映画や、生のライブなどと同じく)
出かける道中から余韻の帰路までもが特別で、それが醍醐味です。


展示館周辺の杜やビオトープはどんな冬景色でしょう。
週末は寒波の予報ですが、土手に続く周辺の散策も楽しみに、、、


まずはお申込みを~☆

(通販サイトみたい( ´艸`)熱のあるものしか推さないサイト☆


◆2/14まで学内開催された「卒業・修了研究展」(一般公開は中止)について、

先のトピックスでご紹介した「特設ウェブサイト」は引き続き公開されています ⇒

新たに「NID  Virtual  卒研展  2022 」も、2/25まで公開中 ⇒


2022年2月13日日曜日

祝・卒業・修了研究展2022

「長岡造形大学 2022年 卒業・修了研究展」(2/11~14)

一般公開は、大変残念ながら2年連続で新型コロナ感染症対策のために中止となりましたが、 まずは、この日に向かって学び、悩み、自らを磨いてきた学生・大学院生の皆様、
おめでとうございます!





4パターンあるという、とても素敵なデザインのDM

(制作者 / 視覚デザイン学科3年 高橋 香穂)



公開中止が決まる前に届けていただいたDM。
そうでなければ手にする機会もなかったであろう案内状。

波紋が ぽよよん。。。とゆらぐオンライン画像も素敵ですが、
手元に紙で在ることのうれしさ。


一般公開中止については、当事者である学生やそのご家族の無念、そしてご指導してこられた先生方や、支えてこられた大学関係者の皆様にも、それぞれに計り知れない想いとご苦労があると思います。


一市民としての私も、これまで学外展示で作品を拝見する機会のあった方や、たびのそら屋に足跡を刻んでくださった学生の方々の卒業制作は見届けたかったですし、これから世に出る方々(と作品)との出会いは、ギャラリーの主宰者としても楽しみにしていたことでした。


学生たちはギリギリまで一般公開を希望していたと聞きます。

教育の場、クリエイティブな場の在りようについては、様々な考えがあると思います。

それは価値・判断基準の置き方の問題であり、組織・社会でどう生きるかの問題でもあると思います。



それら全てを踏まえて、

この2年を閉ざされた環境の中で過ごさざるをえなかった学生たちが、
それでも今できる限りをやりきった! あとはこれからにつづく!

と思えることを願っています。






大学HPの「キービジュアルについて」⇒ (DM・ポスターデザインの紹介)を読みながら


これからも他者や外界と関りながら、自分の波紋を信じながら、
(それはすでにココにも届いていますよ)

この時代をしなやかに、力強く生きてほしいと、

想いを重ねます。






時に、表面的には凍りついてしまったとしても。


水面の下は自由!

見上げればどこまでも続く空!!


それは心細いことでもあると、思う日も来るでしょう。


でも礎は、確かに足元に、 掌に。





◆展示の様子や個々の作品は、特設Webサイトで見ることができます。⇒

会場案内や学生による作品解説の動画もアップされていますが、静止画は「特設ウェブサイト」を下にスクロールすると「研究成果一覧」があり、個々の作品解説と、メッセージ送信フォームがあります。


たびのそら屋の12月の展覧会「gift」で4年生・村越日生子さんのガラス作品をご覧くださった皆様には、あの作品を経ての集大成をぜひご覧いただきたいです。
「研究成果一覧」6ページ目  


美術・工芸作品は、画像では伝わらないもどかしさがありますが、、、、


でも私にはシビレるほどわかります。
12月にあの作品を見てくださった皆様も、きっと感じてくださると思います。

彼女があの日から更に苦心を重ね、今できる限りを、カタチにしたことを。


これからも続くその道の先で、また出会えることをたのしみに。


◆「gift」展での日生子さんのご紹介
⇒「作家紹介④村越日生子」
⇒「日々更新」  






長岡の地で4年間プラスαを過ごした学生たちの集大成である卒業・修了研究展。
実作品と、実在する彼らに会えないのは本当に残念ですが、ここからが始まりです。

皆様の門出を、こころより祝福いたします。



【朗報】

大学院生の修了研究展については、2/18~20 隣接する「展示館MàRoùの杜」にて
有志8名による事前予約制での一般公開が決まりました!

後日、ご案内いたします☆