2020年7月24日金曜日

次回展覧会は9月です

2020 SEPTEMBER EXHIBITION 
クラシニトモル




9/10(木)~ 22 (火祝) ※16(水)休廊日
OPEN 11:00~17:00

(会期中の金・土は18時まで・最終日は16時まで)




4組の手仕事作家による実用の品々とオブジェが集います

手元にあることでほっとしたり、うれしくなったり、
こころの灯になるような作品たちと出会っていただきたい展覧会です

暮らしの彩りを思い、心弾ませながら、
その美しき佇まい、時を重ねて生まれた意匠を、じっくりとご高覧ください


夕暮れ時のランプ灯る展示室もおたのしみいただきたく
週末(金・土)は18時まで時間延長いたします


会期終盤は秋のお彼岸
この1年の日々を思いながら、大切なものを確かめ、しずかに佇めるひとときとしても、
ゆっくりとお過ごしいただけたらと思います



【出展】

◆イシヤマ ヒロコ  /  ハンドフェルト・七宝

◆vickey'72  /  ランプ・真鍮のアクセサリー・植物のオブジェ


◆齋藤伸絵  /  紡ぎと織りのマフラー・ストール・バッグ


◆星名 泉  /  ガラス




去り行く夏と、来たる秋の狭間の季節の開催です
どんな夏になるのか、果たして秋は、、、 ひと月後のことも定かではない昨今、
作家たちが自らを灯とし、動かし続ける手から生み出されるものたちが、
いつにも増して尊く、いとおしいものに感じられます


作家プロフィール等はまた改めてご案内いたします

まずは皆さま、どうぞ元気にお過ごしください!



2020年7月10日金曜日

【御礼】どうぶつアート展・野坂衣織展

2020/6/24~7/5  に開催しました、どうぶつアート展& 野坂衣織 展「自然回帰線」は
おかげ様で無事に閉幕いたしました




西日本各地の豪雨災害が報じられる中、長岡市も最終日前日の土曜日は激しい土砂降りで、
裏の柿川の水位を気にしながら過ごしたのですが、最終日はかろうじておだやかな空模様

遠路、野坂衣織さんとご家族、そして幼馴染のNOZOさんも再再度駆けつけて下さり、
高木秀俊さん、外山文彦さんも在廊してくださった中、
最終日を惜しんでくださるお客様方で大変賑わいながら、閉幕を迎えました


 

  
クローズを待ってくれたかのように降り出した雨

空模様ばかりは 願う ことしかできませんが・・・
空模様以外のことも、最後は天に任せるしかないことが多いですが・・・

お客様に、なにかしら、届けたいものが「届いた」、お渡しできた
と思えることが、今回もたくさんあり、感謝の念は尽きません


  




足をお運びくださいました皆様、SNS等で発信してくださった皆様、
DMを設置してくださいました事業所様、ならびに展覧会情報を掲載してくださいました
新潟日報紙と長岡地域の情報紙「マイスキップ」の関係者皆様に、
こころより厚く御礼申し上げます


そして、素晴らしき展覧会をコーディネートしてくださいましたアトリエZenの外山文彦さんと、
遠方からも素晴らしき「どうぶつ」たちをお送りくださいました作家の皆さまに
改めて感謝・御礼申し上げます

どうもありがとうございました





閉幕はしましたが、お預かりの作品もあり、余韻に浸るというよりは
まだ展覧会が続いているような気持ちで、緊張感が緩むことはなないのですが
ひとつひとつ終えながら、同時に次の準備を進め

被災地方に暮らす複数の友人知人を案じながら

できることといえば、、、と、 手元の備えを見直しています




本当にその時がきたら、ただただ呆然とたじろぐしかないと思うのですが
今は今、できることを




汗をかきかき









たびのそら屋は、このあとしばらく休廊です
次回展覧会は9/10より!
改めてお知らせさせていただきます






早速のうれしいアフター

野波 実さんの馬の掛花をお求めくださった若いお客様

お渡しした日は土砂降りだったのですが、
その晩早速、庭のお花を活けました、と画像を送ってくださいました

これから色とりどりに咲くお庭のお花たちを飾っていただける
しあわせなお馬さんです




2020年7月5日日曜日

野坂衣織展・番外編「AMABIE」立体

「どうぶつアート展」と同時開催の「野坂衣織展-自然回帰線」はいよいよ最終日
名残り惜しみながら、7/5(日)16時にて閉幕です
どうぞお出かけください

《在廊予定》
高木秀俊さん、外山文彦さん、野坂衣織さん(午後)




番外編としてご紹介したいのがこちら

野坂衣織さんの絵画作品「AMABIE」を
野坂さんの幼馴染の「NOZO」さんが立体化したフィギュア

先週日曜日、野坂さんとともに「NOZO」さんもお越しくださって
ご披露してくださいました


これまた素晴らしい技巧で
「NOZO」さんの作品が欲しい! の声が出たほどでした 
(特注につき販売はしていません)


同じ時代を生き、それぞれに新型コロナ禍を過ごす中での
アーティストたちの尽きぬ創造、休まぬ手に

ただただ感銘をうけています





2020年7月1日水曜日

野坂衣織 展-自然回帰線-②

入口すぐのコーナーには必見の「AMABIE」とオルゴール箱




「 AMABIE 」(2020)

《売約済》




音楽と絵画をひとつに込めた
オルゴール箱

絵画より更に表情のあるテクスチャーは
アクリル絵の具に貝殻の粉が混ぜられています

素材 / シナ材・アクリル・セラミックスタッコ・胡粉ジェッソ・オルゴール機器






「無限未来」(2019)





「ハッピーエンド」(2020)





「奏」(2020)








蓋を開いたときに流れ出すのは
オルゴールの音色だけではないような




そして冒頭の作品 「AMABIE」



売約済のためご紹介を最後にさせていただきましたが、圧巻です
新型コロナの鎮静を願って、幾多の「アマビエ」が世に生まれていますが
こんなかっこいいアマビエを、どこかで見たでしょうか


「強いオンナ」のイメージが湧いたという野坂さん
荒波にも負けぬ「 退 散!」の雄叫びが聞こえるようです


赤い壁にも映えますが、お求めくださった方は「金屏風」を背景に飾られるとのこと
いいですね! かっこよさ増し増し☆☆☆



ポストカードとしおり
「AMABIE」もございます



机上の赤いファイルは野坂さんのポートフォリオ
最初のページにしたためられた声明を転載させていただきます

ご自身のために紡いだ言葉が「自然回帰線」で出会った私たちにも
寄せる波のように、そよぐ風のように、届きます



野坂衣織 (NOSAKA IORI)

statement

 「内なる風景を構築する」ことこそ、私にとっての絵の醍醐味になるのでは。それは私の入学した美大の実技試験のテーマのひとつであった。
 それまで自分の外側に風景はあると思っていた私には、この実技は目からうろこだった。
 自分の内を探っていくと、そこには、だ円形の顔に真ん丸の目をした首の長い人たちが住んでいた。自然や重力が地球とは違うようで、時々その人たちは空を飛んだり、とても大きな花を楽器として奏でていたりしていた。その人たちは、私と合わせ鏡なのか、私が元気だと、その人たちも何か楽しそうな様子で、逆に私が疲れたり落ち込んでいたりすると、その人たちも穴蔵のような所に入ったきり出てこなくなる。
 だから、私と私の内なる風景のためにも「感じる心・楽しむ気持ち・心身の健康」を大事にしていかなければ、と強く願い描き続ける。
 内なる風景を、よりよく構築するには、私自身が「構築物」になることが大前提なのだと。
 これからも一生かけて私自身と私の内なる風景に向き合いたい。





「どうぶつアート展」と同時開催中・野坂衣織 展「自然回帰線」
終盤を迎えます

2020/6/24~7/5 ※7/1 休廊日
OPEN  11:00~17:00 ※最終日は16:00まで


野坂衣織 展 -自然回帰線-①

喫茶室では野坂衣織さんのミニ個展「自然回帰線」を同時開催中です
2020/6/24~7/5 ※7/1 休廊日
OPEN  11:00~17:00 ※最終日は16:00まで




赤い壁に展示することを楽しみにしてくださった野坂さん
当初予定よりたくさんの作品を、長野県は信濃町より
お連れ合い様と一緒に届けてくださいました




赤い壁と、外の緑と、野坂さんの赤・青・緑・金・・・
内なる世界から放たれた生命力ある物語の共鳴、饗宴




「 Fire Bird 」(2017年)




「自然回帰線」(2018年)


北回帰線、南回帰線、夏至と冬至の太陽の位置にまつわる言葉がありますが、
不意に「自然回帰線」という言葉が頭に浮かんだという野坂さん


何かが、ある時に、通るラインを指すとしたら

今、ここが「自然回帰線」でしょうか





受難には知恵を




恵みの雨は、豊かな実りを





「 Passion 」(2020年)

「情熱」という意味ともうひとつ「受難」という意味があるのです
と教えてくださった野坂さん

こちらは「受難」の意味の「Passion」とのこと




「 Sophie 」(2020年)

知恵と叡智で越えていく




「 恵みの雨 」(2020年)

晴ればれとした実りの日を迎えられることを願う作品たち




「収穫祭」(2020年)


いずれの作品も、砂を混ぜたアクリルによる表面の質感と併せて印象的なのは目です
瞳のきらめきに吸い込まれ、その見つめる世界に導かれます




「風の鳥」(2018年)《売約済》




「 Siren 」(2016年)《売約済》




「 Sophie 」(作品部分)




◆野坂衣織さんのプロフィール ⇒
◆こちらのにも展示風景の一部をアップしています ⇒ 

◆野坂さんのオンラインショップ  ⇒  《オンラインショップは終了しました》
アップしていない作品についてもご用命がございましたらお問い合わせください



野波さんの動物掛花器

野波 実 さんの「動物掛花器」(孔雀)が気になるというお声をいただいたので、
改めてご紹介いたします

陶の4種の動物(馬・兎・鹿・孔雀)が釉薬違いで2体ずつあります(売約済みあり)
スタンドでも壁掛けでもお使いいただけます

1点ずつサイズや表情が異なるので、比較のために2体を並べたら・・・




つがい(?!)でしたか! 
尚ステキ☆☆☆




「黒い孔雀」 

追記(こちらは売約済みになりました☆)


ほっそりとした首にキリッとしたお顔
メタリックな黒でひきしまった、かっこいい印象




顔はほぼ正面を向いています





「こげ茶の孔雀」

味わいのある釉薬です
ボディーは小柄で頭は大きめ、お目目パッチリ


 

顔は真正面でなく、向かって右側に少し傾いています
置く場所によっては、それも表情があって魅力的なように思います




壁掛け状態であれば、ネックレスを掛けても、
草花のリースやハワイアンレイなどもきっと素敵です☆


 

本体は




台座に釘で掛けてあって取り外せるので




水替えや洗浄にも困りません




裏面は全てこの仕様




指の部分が釘やフックに掛けられるようになっています
壁掛けの際は、釘1本より2本の方がバランスが取れて安心です




どんな "羽根” をいただけるでしょうか




野波 実「動物掛花器」
各 7,000円(税込価格)




◆釉薬の出具合や微妙なフォルムの違いが画像ではお伝えしきれないので、
できましたら実物を見てお求めいただきたく、オンラインショップにはアップしていません
ご用命がございましたら個別ご相談ください

maison de たびのそら屋