2023年9月21日木曜日

COREs/たかだみつみさん

9月の展覧会《COREs》dpisode 1 の出展者の皆様のこのあとのご予定を、
振り返りと共にご案内いたします。





田中秀美×たかだみつみ 二人展
小国和紙に描く新潟の植物たち

2023年9月28日(木)- 10月9日(月・祝)
10:00-17:00 休み:3日(火)入場無料
会場:atelier m


詳細はみつみさんのウェブサイト・SNSをご覧ください

https://mitsumitakada.com/
Instagram @ mi_tsu_mi_t




~会場に掲示されていた野本さんからのご紹介文より~


たかだみつみさん

白血病の闘病が始まる前、旧LIS の展示の際にお話しするようになる。
たまたま母校が同じで、私の会社のある同じ宮内エリアで活動しているという共通点だけで、勝手に親近感を持った。個人で作家活動をして、作品を発表していることに感銘を受けたのが一番で、いつか自分もと思った、ブランド立ち上げのきっかけを与えてくれた人の一人で、私なりのアート作品を作り始めるきっかけの人です。







讃岐旅《仁尾町》




讃岐旅《MIMOCA》



~たびのそら屋のInstagramより加筆・再掲~


みつみさんは、初めて赤い壁に展示してみて「作品がイキイキしてみえる」と言ってくださいました。
私はこころの中で「さすが、この赤に負けることなき、みつみさんの世界」と思っています。

極めてやわらかい色彩でありながら、きりりとした印象を与えるのは、
浮世絵の技法を伝承する伝統木版画を学ばれたみつみさんならではでしょうか。

(色彩については、独学で試行錯誤の部分もあるとのこと。)


赤い壁に、清々しさがより一層際立って、
旅ごころを誘う作品たちが、過去に、今に、未来に… 
やさしい光を放っているように感じます。






讃岐旅《香川県庁舎東館》






《ルビック通り54番地》



奥のガラス棚に飾られているのは、みつみさんのデザインのお仕事のひとつ。
長岡市は摂田屋にある鏝絵蔵(こてえぐら)を描いた木版画の原画と、それがラベルになったお酒。
青いボトルや白いキャップも、みつみさんがセレクトされたとのこと。

みつみさんのホームタウン、長岡市は摂田屋の「米蔵」でお求めいただけます。







展覧会の様子は、一番にはブログにしっかりと綴りたいのですが、
出展内容や顔ぶれによってはInstagramのアップを優先しています。

そうしますと、画像選びだけで目がショボショボでして、、、(*_*;
PCからは編集できなくなったのもキビシく。。。

今回は、ブログとインスタ、両方の更新は断念しました。

実作品、とても素敵でした。

冒頭の二人展、どうぞお出かけください。





2023年9月20日水曜日

御礼と次回のご案内

2023/9/6~17に開催いたしました
「September Exhibition 《COREs》 episode 1」は無事に閉幕いたしました。





野本昌宏 
《 back of the envelope 》


闘病中のサバイバーの必需品を描いた作品
こういった補助食品で命をつなぐ時もあったとのこと…
「健康的な食事」を当たり前に食べられることの尊さを痛感


画材にも自分ならではを追求し、本業で扱う段ボールを使用
シルクスクリーンにアクリル絵の具で彩色



9月になっても真夏日が続いて暑い長岡でしたが、
展覧会もアツかったです!


野本昌宏さんにつながるクリエイター、6組7名による展覧会。
それぞれのパワーに満ちた、素晴らしい展覧会でした。


大変情報量の多い内容で、ご紹介したいことはたくさんありながら、
ブログでも店頭でも、追いつかなかった感があります。

目の前の作品と、会場での語らいと、繰り広がることを堪能し、
発せられるものを感じ取りたいと思いならがら過ごさせていただきました。


作品や会場の様子はInstagramで発信しておりました。
@tabino_soraya


野本さんがそれぞれのつながりについても詳しく書いておられますので、
こちらもぜひご覧ください。
g.m.design&art works





放射線治療を受ける直前の自身を描いた作品
迫り来る生命の気迫

作品は、物質的には軽量であるはずの段ボールなのですが
観る側の印象は、ずしりと、圧を感じるものでした



準備期間から、会期中を通して、何より、野本さんのパワーを感じた展覧会でした。

会期直前には検査入院が長引いて、思うように準備が進まなかった部分もおありだったのですが、尋常じゃないパワーだと思いました。


そのちからの源は、ご家族や自社社員の皆様、近しいご友人をはじめ、野本さんが活動を通して出逢った皆様からの励ましや、たのしい時間の中にあることを、感じました。


出展者全員が揃う日はありませんでしたが、それぞれの在廊日に野本さんと過ごし、
県外からの出展者にとっては1年ぶりの再会だったりもして、、、


出逢った当時のことや、それぞれの今、そしてこれからを語らう様子に、
今回の企画展《COREs》に私が思い描いたことが繰り広がっていることを垣間見たり、
新たに芽生えている何かがある様子をうれしく、眩しく、眺めていました。




ご来訪くださいました皆様、
広報にご協力くださいました事業ならびに新潟日報紙様、
あたたかい励ましを、たくさん、どうもありがとうございました。


いずれもこれからにつながっていくこと。

出会いの起点に触れることのできた今回を機に、
出展者たちそれぞれの今後の活躍にご注目いただけたらと思います。


このあとすぐに次の出展予定がある方もおられます。
順次、振り返りと共にご紹介したいと思います。




Life goes on.


__________________________


The next



2023 October Exhibition

- Progress -






10月は更なる若者たちの展覧会。
長岡造形大学の学生・大学院生8名にご出展いただきます。
詳細は近日、ご案内いたします。どうぞおたのしみに。


2023 October Exhibition 《 Progress 》 

2023/10/6 fri. ~ 15 sun.
Open 11:00~17:00
Last day 11:00~16:00
Closed 10/11 wed.


【出展者】

◆大嶋周二朗 絵画/大学院 美術・工芸領域(絵画)修士2年
◆佐川和暉    鍛金/大学院 美術・工芸領域(鍛金)修士1年 
◆長井良太  彫刻/大学院 美術・工芸領域(彫刻)修士1年
◆井上結衣  金工/美術・工芸学科(彫金)3年
◆江濵陽莉  絵画/視覚デザイン学科(絵画)3年
◆小林優月  ガラス/美術・工芸学科(ガラス)3年
◆坂井優斗  写真/視覚デザイン学科(写真)3年
◆堀内路加  日本画・ミクストメディア/美術・工芸学科(絵画)3年


(氏名の後の記載は出展作、学年の前の( )内の記載は、主に学んでいる分野です)



2023年9月9日土曜日

旅コーヒー/Whassup coffee club さん

喫茶室では、展覧会ごとに異なるお店から取り寄せたコーの豆を、「旅コーヒー」と称してご紹介しています。

私が旅先で出会った、また訪ねたいお店を中心に、出展作家からご紹介いただくこともあります。

今回は、出展者の野本昌宏さんからご紹介いただいた、
新潟市の「Whassup coffee club」さん。

イベントに出展しながら、来年に向けて開業準備をしておられます。


Instagram @whassup_coffee_club note  https://note.com/imtatsuki/





今回ご用意くださったのは2種類のブレンドです。


WHASSUP BLEND    中煎り(コロンビア×エチオピア)

2年前の秋に誕生したという「秋の赤みを感じるような味」のブレンド。  

エチオピアの香り高さと元気な明るさが、今回の展覧会イメージにもピッタリでした。


JAZZZ BLEND   深煎り(ブラジル×コロンビア)

朝ドラ「カムカムエブリバディ」をみていて、ストーリーと、劇中に流れるルイ・アームストロングの『On the Sunny Side of the Street』を聴いて、「こんな感じの重厚さと優しさを備えたコーヒーが飲みたい!」と感じたところから生まれたというブレンド。

決して重くはなく、若々しさもありつつ、
人生のいろいろが積み重なっているのを感じるようなJAZZYな印象です。





g.m.design & art works / 野本昌宏さんの展示コーナーでは、様々なオリジナルアイテムを展示販売していますが、その中に「Whassup」コーヒーさんのドリップバックがセットされた「コーヒーボックス」もあります。



2023年9月8日金曜日

開幕しました/COREs

6組7名のクリエイターによる展覧会《COREs》episode 1




企画の成り立ちは先にご紹介しましたが、
かつてないくらい、情報いっぱい、作品いっぱい

エネルギー溢れる、盛りだくさんな展覧会がはじまりました。





それぞれの作品に込められたものがたくさんあって







それらが放つものは、どんなに淡く、やさしい色であっても、

力強く感じられ








言葉にするには、まだまだ消化できていないのですが、






まずは手に取ったり、佇んだり、





うつろう光の中で、きらめきと陰影を感じたりしています。








土日がお休みの皆様、お待たせしました!

どうぞお出かけください。

_______________


◆専用駐車場がございます。縦列駐車にご協力ください。
◆お支払いは、現金もしくは会期中のお振込みのみです。
◆平面作品のお渡しは会期後です。
◆野本昌宏さんのアイテムは受注制作のものが多数ございます。お尋ねください。








【このあとの作家在廊予定】 ※急きょ変更になる場合もございます

9/9(土)  野本さん(14時半頃~)
9/10(日)
野本さん(なるべく長く)・たかださん(14時頃~)
9/14(木)たかださん(14時頃~

9/16(土)SOUKA/松永さん(終日)・Ogawaさん(もしかしたら夕方)
9/17(日)SOUKA/松永さん(終日)・野本さん・Ogawaさん

※最終日は16時にて閉幕です。
クローズギリギリに、たかだみつみさん・近藤綾さん駆けつけていただけそうです。







2023  September Exhibition 

《COREs》 episode 1 ー

9/6(wed)~9/17(sun)
open 11:00 ~17:00
closed  9/8(fri)9/13(wed)
last day  11:00~16:00


出展者情報は前のトピックスをご参照ください⇒ 



2023年8月30日水曜日

【次回】《COREs》episode 1

2023  September Exhibition 

《COREs》 episode 1 ー

9/6(wed)~9/17(sun)
open 11:00 ~17:00
closed  9/8(fri)9/13(wed)
last day  11:00~16:00


開幕まで1週間となりました。
作家在廊日を加筆しました。未定の方については決まり次第、追記いたします。
略歴・メッセージはそれぞれのご紹介トピックスをご覧ください。
※( )の地名は出身地ではなく現在の居住地です。






【出展者】

g.m.design & art works  野本昌宏長岡市)

 病気をきっかけに立ち上げたブランドを基軸とした作品群
 Instagram @ g.m.design&art works      【在廊日】 9/6△・9(14時半~)、10(なるべく長く)、17(終日)
 
   ※平日も可能な範囲で在廊くださるお気持ちでおられますが、
    体調によっては事前の予告なく変更になる場合もございます。ご容赦ください。

   ※9/6は、クローズギリギリに来れるかどうか…に変更になりました。



たかだみつみ(長岡市)

 木版画およびデザインの仕事にまつわる作品
 https://mitsumitakada.com/
   Instagram @ mi_tsu_mi_t
 
 【在廊日】9/10(14時~)・14(14時~)



近藤 綾(長岡市)

 ガラスのうつわ・装身具
 Instagram @ ayakondo_glass
  
 【在廊日】9/6(11~12時)


SOUKA / 松永晋弥(東京都)宮田能吾(兵庫県)

 ブランドのリアルクローズコレクションおよび卒業1年を経た2人の今を感じられる作品
 Instagram @ souka_brand

 【在廊日】 松永:9/616・17 
       
宮田:9/6・7


Asako Ogawa(東京/新潟)

 写真
 https://between.format.com/asakoogawa
 Instagram  @ asakoogawa.ph  

 
 【在廊日】9/17
 

安藤光晴(長岡市)

 金工作品 
 (長岡造形大学大学院 修士課程1年在籍)
 
 【在廊日】9/6(11時~)


 



9月・10月は若者たちの展覧会が続きます。


まず来たるは、6組7名のクリエイターによる展覧会《COREs》episode1。

今回は、実作品を拝見するのも、お会いするのも ”はじめまして” な方々が含まれていて、企画しておきながら、まるで他所のギャラリーを観に行く時のような、未知なるものとの出会いにドキドキする気持ちです。

________________


きっかけは、野本昌宏さんとの出会いです。


初めてお越しくださったのはちょうど2年前、2021年8月末から9月にかけて開催した田中あかりさんの個展「はなに て」の会期、「たまたま通りがかって」とのことでした。


それから折々に立ち寄ってくださる中で、野本さんの活動の広さや、豊かなつながりを聞かせいただくにつけ、

この界隈にはまだまだ私が出会っていない(日頃は接点の無い)たくさんの若きクリエイターの方々がいらっしゃること、

家業のために地元に残ったり、Uターンしてきたり、務めたり、起業したり、
そうした若者が長岡の”今”を担いっていること、

長岡で学んだり勤めたりしたのち、それぞれの道へと旅立って行く、
その道中で、確かなものをこの地に刻んでゆく方々がいること、、、


そうした具体的な姿が、身近な存在として見えてきたことへの感動や、まだ出会っていないのに出会ったかのようなうれしさを、何らかのカタチにしてお伝えできないかと思いました。


折しも、野本さんはご自身のクリエイターとしての作品も発表したいと思っておられ(野本さんのトピックスのメッセージをご参照ください ⇒  ) どういう形で展示するのが望ましいかを相談する中で、この企画が組み立てられていきました。


野本さんが手掛ける様々な "works" とともに、彼が大切に語るかけがえのない存在の方々(の一端ではありますが)の作品世界をご紹介する今回の展覧会。


タイトルは《COREs》。

野本さんあっての展覧会ですが、主役は出展者のおひとり、おひとりであり、
若きクリエイターたちそれぞれの 核心 と出会っていただきいたい(私も出会いたい)、、、

そんな思いを込めて【CORE/核】の複数形《COREs》としました。


______________


個人的な経験やミニマムなつながりが、有機的に広がって、どこかで交わって、
次なるうれしい出来事に展開したり、新たな表現に昇華されていく、、、

そうしたことをお伝えできる、ひとつの機会になるのではないかと思います。


作品の到来と開幕を、お客様とともに、たのしみに待ちたいと思います。



まずは皆様、この猛暑と台風の猛威を
無事に、頑張り過ぎずに、乗り切って、
元気にお会いしましょう!
🌻



2023年8月23日水曜日

COREs/近藤 綾

2023 September Exhibition《COREs》episode 1

9.6(wed)~ 9.17(sun)※closed  9/8(fri)9/13(wed)
open 11:00 ~17:00 ※last day  11:00~16:00

6組7名のクリエイターによる展覧会。
作家紹介の最後は、たびのそら屋でもお馴染みのガラス作家・近藤綾さんです。




   近藤 綾 / KONDO Aya (長岡) 


【出展内容】ガラスのうつわ・装身具
【在廊日】   未定

Instagram @
ayakondo_glass


【プロフィール】

ガラス作家
日々の生活を彩る どこかあたたかく懐かしいガラス
もようを描く

1990年 新潟県生まれ
2012年 長岡造形大学 ものデザイン学科 工芸コース硝子
2013年 The Cleveland Institute of Art
2016年~長岡造形大学 市民工房 講師

......県内外でグループ展、個展やワークショップなど参加



【メッセージ】 

なつかしいケシキやそばにとどめておきたいイロを大切にしています。

ガラスボタンやうつわを中心に、主にパート・ド・ヴェール技法で作品制作をしています。





綾さんと野本さんの出会いは、長岡・摂田屋の発酵ミュージアム米蔵 @settaya6hakkoで開催される【SETTAYA GOOD MORNING MARKET】に野本さんが出展しているのをInstagramで知り、フォローしたのがきっかけとのこと。  

自らデザインしたブランドや、白血病のサバイバーの方が長岡にいることに「びっくりして」興味を持ったそうで、その後、2021年1月にたびのそら屋で開催した綾さんの個展に野本さんが来てくださった時が初対面。


その時に出品しておられた「ガラスのボタン」を、野本さんがオリジナルのカーディガン用にリクエストすることにつながります。

共通のご友人も多く、今ではすっかり仲よしのお二人。

今回は、野本さんとコラボするきっかけとなったボタンと装身具をメインにご出展くださるとのことです。





出展者の皆様のご紹介をしながら、だいぶ展覧会を味わっている心境になっていますが、
近藤綾さんと、たかだみつみさん以外の方の作品を拝見するのはほぼ初めてで、まだこれからでした!

その人だけの背景から生まれるオリジナルを追求することと、
誰かとつながったり、時間を共有すること、

どちらも大切にするところが通づる顔ぶれのように感じています。


模索の途上にあるのも、立場・年齢違えど、みな同じ。

作品の到着を、たのしみに待ちたいと思います。







新潟県内は猛暑が続いており、作物への影響も案じられますが、
どなた様も健康にご留意ください🍀


私は引き続き10月以降の準備をしつつ、いくつかの展覧会を観てからの大仕事が控えています。

今年の5周年記念事業の第何弾目?
これは主には夫が実働するため作業日が限られ、果たして開幕に間に合うのか不安ではありますが、
作業予定日までに残暑がおさまり、かつ大荒れの雨天でないことを願う旗振り係、がんばります🐥🏁






インスタもいくつかアップできればと思います🌻

See you soon🌾✨


2023年8月22日火曜日

COREs/安藤光晴

2023 September Exhibition《COREs》episode 1

9.6(wed)~ 9.17(sun)※closed  9/8(fri)9/13(wed)
open 11:00 ~17:00 ※last day  11:00~16:00

6組7名のクリエイターによる展覧会。
今回の出展者は全員、野本昌宏さんとつながりのある方々です。
作家活動を本業としている方、ものつくりの現場におられる方、そして大学院生の方も。

SOUKAのご紹介の中でも少し触れた安藤光晴さんは、現在、長岡造形大学の大学院生です。




  安藤光晴 / ANDO Mitsuharu  

【出展作品】金工作品
【在廊日】未定

【プロフィール】

千葉県出身
長岡造形大学大学院  修士課程一年
イノベーションデザイン領域 
森本研究室所属


【メッセージ】

真鍮製の削り出し釦を展示します。
是非手に取ってご覧下さい。






安藤さんは学部生の時には美術・工芸学科で金工を学ばれ、SOUKAブランドからの依頼に応えて、トップ画像にある真鍮の削り出しの釦(ボタン)を作成・提供されました。


そのアイテムを野本さんが覚えておられて、のちに自身のブランドでカーディガンを作成する際に「あの時のボタンは…」とSOUKAに問い合わせたことで、安藤さんを紹介していただいたというのが出会いだったとのことです。


このあとご紹介する近藤綾さんも、野本さんとの交友が深まったのは「ガラスのボタン」がきっかけだったとのこと。(詳細は綾さんのトピックスにて)


小さいけれど、こだわりや、思い入れのある、大切なパーツ【釦】。

安藤さん、近藤綾さん、お二人とも今回新たに作成したボタンをご出展くださいます。






2枚目、3枚目の画像は、安藤さんの卒研にまつわる3Dプリンターのデータとのこと。

プロフィールにあるように、大学院に進学した現在は「イノベーションデザイン領域」へと専門を移し、3Dプリンターといえば、の森本康平先生のもとで「味(趣)」の根源について研究しておられます。


森本先生のプロフィールなどの解説文は、単語からして私には馴染みが乏しく、研究内容を理解するのは非常に難しいのですが、オンラインなどで遠巻きに拝見させていただくお仕事は、テクノロジーの先端を駆使していながら、とても人間的な要素を感じるデザインであることに心惹かれます。


その森本先生のもとで、安藤さんが「味(趣)」の根源というテーマを研究しておられること、そこから導き出されるものにとても興味がありますが、今回はそれに関する資料等の展示はないとのこと。今後をたのしみにしたいと思います。






このあと10月には長岡造形大学の美術・工芸学科の学生・大学院生8名の展覧会を予定しています。

引き続き、長岡で学ぶ若者たちの”視点”に関心を寄せていただけたらと思います。




2023年8月19日土曜日

COREs/SOUKA

2023 September Exhibition《COREs》episode 1

9.6(wed)~ 9.17(sun)※closed  9/8(fri)9/13(wed)
open 11:00 ~17:00 ※last day  11:00~16:00

6組7名のクリエイターによる展覧会。
《SOUKA》は、長岡造形大学を2022年に卒業した二人が在学中に立ち上げたアパレルブランドです。




 SOUKA松永晋弥(東京都)・宮田能吾(兵庫県) 


【出展作品】
ブランドのリアルクローズコレクションおよび卒業1年を経た2人の今を感じられる作品

◆松永
影響を受けたアーティストの考え方や表現技法をサンプリングし、 10着のtシャツに自身のオリジナリティを表現。

◆宮田 染色からパターン、縫製まで自身で行い、自身が描く世界観を表現。


【在廊日】
松永:9/616・17
宮田:9/6・7


Instagram @souka_brand






【プロフィール・メッセージ】

◆松永晋弥 / MATSUNAGA Shinya

東京のアパレルブランドに就職し、企画・開発アシスタントとして働かせていただきながら、作品制作を行う。
大学時代と現在の 心境の変化を作品で表現。


◆宮田能吾 / MIYATA Noa

産地で服と生地の企画をさせていただいてます。
1年半現場で学んだことをもとに自分を表現する作品を制作しました。









SOUKAのお二人と野本昌宏さんの出会いもまた、先にご紹介したOgawa Aasakoさんと同じく、長岡市笹崎にあるセレクトショップ「id-nagaoka」さんだったとのこと。
Instagram @id.nagaoka

ひととひとをつなぐ素敵なお店さんが各所にありますね。
こちらの店主さんもまた、長岡の今を担い、続く若者たちを応援する方でいらっしゃるご様子です。


これまで接点のなかった長岡の街の素敵なつながりの一端に出会わせていただいている今回。

従来であれば、彼らの Home 的な ”サークル” の中で繰り広がったであろうことが、
野本昌宏さんによって、新たな方角へと場が展開した展覧会《COREs》。


彼らは「id」さんで人間関係的につながったのみならず、SOUKAの卒業研究の際にはショッパー(お買い上げ商品を入れるバッグ)の制作に野本さんが本業の分野でバックアップされたり、野本さんのブランドウェアのためのアイテム調達の際には、SOUKAが(のちにご紹介する)安藤光晴さんを野本さんにご紹介したりと、それぞれのクリエイティブなシーンにおいてもつながりを深めてこられました。


点と点の瞬間が、何本もの線になって、何が織りなされていくのか、、、

展覧会を前に、野本さんとのうれしいあれこれは、すでに繰り広がっている様子。

出展者が一番うれしい展覧会、になれば最高にうれしいです。






卒業によって現在は活動を休止しているSOUKAブランド。
今回は、細部まで二人で打ち合わせて制作した学生時代のアイテムと、
就職先で新たな経験を重ねるそれぞれの「今」を伝える新作を、展示・販売いただく予定です。
(一部、非売品あり)


SOUKAの二人につながる皆様にとっては、1年半ぶりの再会になるかもしれません。
在廊日にぜひ、お出かけください。

もちろん初めての方にも、たのしんでいただけますように。


私自身も はじめまして ですから!
ドキドキです☆


2023年8月18日金曜日

COREs/たかだみつみ

2023 September Exhibition《COREs》episode 1

9.6(wed)~ 9.17(sun)※closed  9/8(fri)9/13(wed)
open 11:00 ~17:00 ※last day  11:00~16:00

6組7名のクリエイターによる展覧会。
順次、作家紹介をしています。






MeDeRuシリーズ -lamp-

(2014)




  たかだみつみ /  TAKADA Mitsumi(長岡)


【出展作品】木版画およびデザインの仕事にまつわる作品
【在廊日】 未定



【プロフィール】

新潟県長岡市生まれ。
美術大学でグラフィックデザインを専攻中に木版画と日本文化に興味を持つ。
その後、東京伝統木版画版元勤務を経て 現在、創作木版画家として活動中。
また、木版画表現を中心としたイラストレーションやデザイン等も手掛ける。
atelier m//Woodblock print studio代表(長岡市摂田屋) 
長岡造形大学 非常勤講師(2014年~)




讃岐旅 -香川県庁東館-

(2018)



【メッセージ】

初めてのたびのそら屋さんでの展示となります。
自己紹介をする気持ちで
これまでの活動を振り返るような作品を選びました。
ぜひご高覧ください。


________________________


たかだみつみさんは、木版画やデザインを手掛ける長岡在住のアーティストです。
野本昌宏さんにとっては高校の後輩であり、旧友でもいらっしゃるおつながりで、
このたび、ご出展いただくことが叶いました。


みつみさんによれば、画像1枚目の作品は野本さんが以前から気に入ってくださっていて、入院中にも話題になったという、お二人の関係を象徴する作品でもあるとのこと。

こころに灯る存在、、、 ARTのちから、である以前に、
ひとがひとに放つもののちから、なのではないかと感じます。


みつみさんには、赤い壁の喫茶室に展示していただきます。
何処かショートトリップにいざなわれるような空間が生まれるのではないかと、
ソワソワする気持ちで思い描いています。


長岡市は摂田屋にある、みつみさんの木版画工房「atelier m」は、不定期開催の展覧会やイベント時などにオープンされます。

9月28日からは日本画家・田中秀美さん(長岡市与板在住)との二人展を開催予定。
大変たのしみな、見逃せない展覧会です。

詳細は、みつみさんのWEBサイトをご覧ください。




2023年8月11日金曜日

COREs/Asako Ogawa 

9月の展覧会《 COREs 》episode1
6組7名のクリエイターによる展覧会。
出展者を順次ご紹介しています。




  Asako Ogawa(東京/新潟)


【出展作品】 写真
【在廊日】    9/17

  WEB https://between.format.com/asakoogawa
  
Instagram   asakoogawa.ph




【プロフィール】

新潟市出身。
"あなた"との対話のための手段として主に写真を用いて表現活動を行っている。
作品製作のため2022年春に東京へ転居。

 



【メッセージ】

野本さんとの出会いは
id-nagaoka(長岡市笹崎)でした。
初対面にも関わらず、閉店までずっとお話したのはとても良い思い出です。
今回のグループ展では、自己紹介を兼ねてこれまでに製作したものと著作物を展示させていただきます。
よろしくお願いいたします。










昨年、拠点を東京に移して作品を制作・発表している小川愛咲子さん。
ふるさと新潟県内では、ホームタウンの新潟市・下越方面だけでなく、長岡・中越界隈にも、たくさんのつながりがおありのご様子です。


メッセージにあるように、野本昌宏さんも旧友のおひとり。
野本さんが写真を再開したのは、あさこさんとの出会いがきっかけだったとのこと。

高校時代から手にしていたフィルムカメラに向き合い直し、デジタルであっても一眼レフを用いて撮ることにトライしたりと、野本さんにとって大切なきっかけとなった
あさこさん。


ART作品や、ひととひととの出会いは、瞬間で終わらないこと、
当人を離れたところでも、新たな物語が芽生えていくのが素敵なところ。


私はあさこさんの作品を拝見するのも、お目にかかるのも今回が初めてなのですが、
旧知のお客様に相次いでお会いして、ご本人に会う前からうれしい語らいをいただいています








全国各地で作品展が続くあさこさん。
6月の秋田市、つい先頃の逗子市に続いて、只今、仙台市の書店「曲線」さんにて
作品展を開催中とのことです
。(なんという溢れ来る旅感✨

お近くの皆様、どうぞお出かけください。


写真詩集『東京』出版記念展示 in 仙台

at 曲線  @kyokusen_8
2023年8月10日-8月29日
12:00-19:00 ※お店の営業日に準じます。
宮城県仙台市青葉区八幡2-3-30
最寄りバス停:八幡一丁目(仙台駅まで約12分)






写真詩集『東京』は、たびのそら屋にもご出展いただける予定です。
どうぞおたのしみに。

____________

2023 September Exhibition
《COREs》episode 1

9.6(wed)~ 9.17(sun)
open 11:00 ~17:00
closed  9/8(fri)9/13(wed)
last day  11:00~16:00