感謝御礼と冬期休廊のお知らせ

1月13日より27日まで開催しました新年最初の展覧会
【2019 NEW YEAR EXHIBITION 】が閉幕いたしました




「かめもなか」さんの素晴らしいライブで開幕し
平井紫乃さんの二夜連続舞踏公演で感動の幕を閉じた展覧会

搬入から搬出までの20日間ほどを
作家渾身の作品たちと、その展示空間で過ごさせていただきました

会期終盤に急きょ開催した小林弘樹さんのトーク会も
まるでライブに立ち会っているかのような取材報告に
エキサイティングな時間をいただきました

展覧会では、作家の方々から
制作にまつわることから人生の折々のことまで、
様々なお話をじっくりと伺えることが、なによりうれしいことです

大寒の折、足をお運びいただき、それぞれの機会を愉しんでくださいました皆様、
そして素晴らしい出逢いをくださいました作家・クリエイターの皆様
本当にどうもありがとうございました




尽きせぬ感謝とともに、どの画像をあげようかと見返すのですが
写した作品や展示空間、ライブや公演、そのお客様方のご様子などを見ると

まだ
まだ

胸いっぱい

たびのそら屋にとっては、一年のはじまりであり、
昨春の開廊からの一年間の締めくくりの展覧会でもありました

大変な一年でしたが
なんとか、ほんとうになんとか、お陰様で。。。


感動とともに、客観視しています


到達度と、まだまだ度

来し方、足元、ゆく先の ひかり


これより maison de たびのそら屋は冬期休廊期間に入ります

一年を振り返りながら、
たくさんの出会いと教えを噛みしめたいと思います




次回展覧会は、3月24日(日)~4月7日(日)

maison de たびのそら屋 開廊一周年記念企画展

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詳細は改めてお知らせいたします
どうぞおたのしみに

休廊期間中のお問合せは、下記メールにてお願いいたします

md.tabinosoraya★gmail.com

(★を@に換えてお送りください)


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休廊期間中は、書きそびれていたことや日常のことなど、
ブログも書ければと思いますが
まずは確定申告のための経理をーー(;'∀')がんばります

本格的な寒さの折、皆様どうぞ元気にお過ごしください



新年最初の展覧会③岡谷敦魚さん

【只今開催中】
2019 NEW YEAR EXHIBITION
1/13(日)~27(日) ※17(木)・23(水)休廊日
OPEN 11:00~17:00

亥年生まれの作家・クリエイターたちの、
たゆまぬ試みの示すものに触れ、その視線の行方を追いたい、と願っての展覧会

会期はいよいよ終盤です
※23日(水)は休廊日です ご注意ください


この後、控えているイベントは

◆24日(木)16時~ 小林弘樹さんの取材トーク会
詳細はリンク先をご参照ください⇒ 

26日(土)・27日(日)18時半~ 平井紫乃舞踏公演 
チケットのご予約はリンク先をご参照ください⇒  
※27日のチケットは残り僅少です、ご予約はお早目に



岡谷敦魚さん


海外の絵はがきとシルクスクリーンとのミクストメディア作品には
「未だ見ぬ旅」がありました


訪ねたことのない旅先の景色、という意味ではありません


もやの向こうに透けるかのごとき

切り取られたる世界の続き

読めそうで読めない反転の活字の伝えたるは

遠くかすかに 懐かしき異国の調べ



いつもその視点・視線にハッとさせられ
とわられているものから解放されたこころは
自由に羽ばたけることを思い出すのです


【略歴】 OKANOYA  Atsuwo  
1971年 東京生まれ
1994年 武蔵野美術大学油絵学科版画コース銅版画専攻卒業
2004年 東京藝術大学大学院美術研究科造形学美術教育修了
現在   長岡造形大学絵画コース准教授(2009~)


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昨秋の版画の展覧会 「おなじ窓、それぞれの景色」展 を開催してくれたのは
岡谷敦魚さんの研究室の4年生たちでした
作品を展示・発表すること、新たな表現の追究を世に投げかけること

若き頃より個展・出展を続けてきた「おかのやセンセイ」
の姿からも刺激を受けて挑んだのであろう当ギャラリーでのグループ展は
若さと模索に富んだとても印象的な展覧会でした


新年最初の展覧会④菅野泰史さん

2019 NEW YEAR EXHIBITION


手前・小林花子さん / 奥・菅野泰史さん

長岡市は旧三島郡の山間の集落で
築100年を越えた古民家をアトリエ兼住居として再生し
「雲雀舎」を主宰するおふたり

活動の詳細はHPをご覧ください



私が彼らを最初に知ったのは、偶然目にして惹かれて手にした
「樋口佳絵展+Artists Charity2013」のフライヤーでした⇒

この企画展には行けなかったのですが、
長岡にはこういう方々がおられるのだと、
ずっと気になっていたお二人

一昨年の「ギャラリーmu‐an」閉廊に際しての企画展で
小林花子さんの個展を初めて拝見し、
HPで菅野泰史さんの作品や制作の思いを拝見するにつけ、

県内では拝見する機会の少ないこのお二人の作品世界を
たびのそら屋でもご紹介する機会をつくらせていただきたいという願い膨らみ、
今回の展示を叶えていただきました





各々が強い制作意図を持ち、独自の作品世界を醸し出せる4名の作家を
この限られたスペースに会するとあって、

「通常ならありえない顔ぶれ」と言いながらも、
それをおもしろがってくださり、ご参加くださいました

本来は個展で連続したものとして発表することを本意とする
大切なシリーズの一部をご出展いただきました


石という素材に海という水をうつす行為とともに
ふるさとの震災と津波の海と、時の流れに向き合い続ける
「海のトレース」と映像作品「Trace of the sea 2018」⇒

「個人的アーカイブス」でもあり
「彫刻」なるものへの問いでもある両作品は、
日本海に暮らすものと太平洋に生きるひとをつなぐ使命も
果たしているように感じます

芳名帳台にある作家ファイルもぜひご参照ください




さざなみに向かいて祈りし影を見ん

海のトレースと彫刻のアンチテーゼ




【略歴】KANNO  YASUSHI

1971年 宮城県生まれ
1994年 東北生活文化大学 卒業
1997年 愛知県立芸術大学大学院美術研究科 修了
1998年 愛知県立芸術大学大学院研修科 修了


新年最初の展覧会⑤小林花子さん

2019 NEW YEAR EXHIBITION




岡谷敦魚さんと菅野泰史さんの作品は、
それぞれ間近で吸い込まれるようにして過ごしたのち、
我に返って、小林花子さんの作品越しに眺めるのもまた
今展覧会ならではの特別な光景




時にノミもカンナも握りし指先より紡がれたる絹糸は
天に向かいて垂直に舞い上がりたるものたちのまなざし

緻密さは自由な羽ばたきに

地に根を張る力強さは
ちいさきひとに寄りそうやさしさに

天と地、対極、はるか遠くにあると思いしものも
実はすぐ傍ら、表裏、あるいは細い糸にてつながりたるやも




極めて個人的な心象を表現されるとのこと

その内面世界の雄大なることを作品に感じます
作家ファイルもぜひご参照ください


【略歴】  HANAKO  KOBAYASHI  
1971年 東京都生まれ
1995年 武蔵野美術大学彫刻科卒業
1997年 愛知県立芸術大学大学院美術研究科修了 




小林花子さんと菅野泰史さんの作品は、
昼と夜とで随分異なる印象をみせてくれます

窓の外が暗くなるにつれ浮かびあがる絹糸と
降り注がれる海の粒子

13日に開催した「かめもなか」さんのライブは
夕方まだ暮れる前の時間帯でしたが、
26、27日に控えております「平井紫乃・舞踏公演」は
どっぷりと日が落ちた18時半より

この展示空間で繰りひろがることが、
今から本当にたのしみです

公演は床座りか小さいスツールでご覧いただくことになりますが、
小林花子さんの今作品「梢の詩‐空に触れる」は、傍らに佇むもよし

座るようにして低い位置から見上げたときにはまた、
別のものが感じられるように思います





新年最初の展覧会⑥コイズミアヤさん

2019 NEW YEAR EXHIBITION





コンスタントに制作と発表を続けておられますが
長岡市近郊での個展開催は極めて少なく、
この界隈の皆様にもご覧いただけるよう、展示を叶えていただきました


◆2017年「 Kaede Gallery + full moon 」さん(新潟市中央区)での個展
「かさなりとかたまり」より 


「 重なる箱_5 」

7つの木の箱が組み合わさった作品


「実際のかたちはイメージしきれない要素を持っていて、
シンプルなのに把握しきれない不思議を経験します」
(作品ファイルより)



緻密な「計算や計画」によって
こうした複雑な箱も造ることのできるお方ですが

それでも図面からは計り知れないことがあり
制作してみることで確かめ、実感することに主目的がある様子

壁面にはアヤさんがうつくしいと感じる
箱の内と外の接合、組み合わさりの拡大写真

造形美にも目を奪われてしまっていい様子




 ◆2018年「gallery RO-BA-YA」さん(新潟市西区)での個展
「つづくうつしかえ」より


「 a loop 」

「板から紐を彫る作業は、通常の文脈的なアプローチでことを為すのとは違って、
道すじのないところから、異なる層にある方法で回路が開けていく様子に似ている」
(作品ファイルより)



紐のオブジェではなく
あやとりの紐をスケッチしたものを、板から掘り出した作品です

板から紐を彫るってどういうことか、
紐の板への「うつしかえ」を
実際に手を動かすことで知りたかった、というシリーズ





「制作に関わるスケッチと散文」を
公開してくださっているのも必見です


「かたちに背景や含蓄を持たず、ただただそれを注意深く、
そして自然に見ることについて、理解したり把握することの難しさや可能性について
目を向け続けていたいと思っています」

(作品ファイルより)

この↑「かさなりとかたまり」展の添え書きの結びの一文に
ひとつの示唆を得ます




芳名帳台にある各作家作品ファイルと併せて
コイズミアヤさんの作品集(販売中)もどうぞご覧ください




喫茶室の棚にはアヤさんが「箱」作品を提供したという
CDのライナーノーツも展示しています




【略歴】 Aya KOIZUMI
1971年 東京に生まれる
1994年 武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科卒業
2009年~長岡市在住


旅コーヒー・ペギー珈琲店さん

新年最初の展覧会の旅コーヒーは
名古屋市内に2店舗を持つ自家焙煎のお店「ペギー珈琲店」さんのお豆です



今回は、ペギー珈琲店さんを代表する「ペギーブレンド」と、
ブラジルを2種類、ご用意しました

ペギー ブレンド(中深煎り)
30余年の歴史をもつペギー珈琲店さんの人気ナンバーワン銘柄
「適度な苦みとコク、豊かな風味は円熟の味わい」


ブラジル サンタカタリーナ農園(中深煎り)
こちらもコクのあるビターな感じですが、
ブレンドよりかすかに華やいだ表情があるように感じます

自然環境の保全に配慮しながら質の高い豆を生産している農園で
ペギー珈琲店さんが実際に現地訪問し親交を結んだ農園ということで、
取り寄せたブラジル2種類のうち、まずはこちらをご提供しています


順次ご提供予定でスタンバイしているのは

ブラジル カケンジ農園(中煎り)
焙煎度合いがサンタカタリーナ農園の豆に比べると浅いこともあってか
「クリーミーで甘くマイルド」と表現されるのがわかります

「理想的な環境、努力と研究が生んだ珠玉の珈琲」
と紹介されるのも納得の美味しさ

これまで個人的にはあまりブラジルのお豆を飲んできませんでしたが、
ふたつの農園のおかげで、新たな出逢いをいただきました




紅白のパッケージがことのほか新年にふさわしく思える今回の旅コーヒー

今展覧会の参加作家、小林花子さんと菅野泰史さんが
愛知県立芸術大学院を修了されたということもあって、
愛知県つながりでご紹介させていただきました


というフレーズに聞き覚えがある、と思ってくださったらうれしいです


昨年11月の「細谷晶夫展」の折にご紹介した「旅コーヒー」
細谷さんが愛知県立芸術大学をご卒業だったことから
愛知県半田市にある「Voyage」さんのお豆をご紹介させていただきました

「ペギー珈琲店」さんも「Voyage」さんと同様、
夫の名古屋出張滞在の際に出会った、また訪ねたい素敵な自家焙煎のお店です




伺ったのは夫の出張が終わる目前、2016年の暮れのこと

私たちは2017年の元旦に、名古屋を引き揚げて新潟市に戻ったのですが、
それまでの4か月間、
郡山市→新潟市→名古屋市→新潟市と住まいが移り変わり、
目まぐるしく行き来した日々が終わった年明け

名古屋から携えて帰ったこの紅白のパッケージのコーヒーを、
しみじみと飲んでいたことが懐かしく思い出されます



美味しかったコーヒーの記憶と共に忘れがたいのが、
お店でのお会計の時のこと

店主の方がスタンプカードを差し出してくださったので、
私たちは転勤で県外に戻るので、もうなかなか… とお伝えしたところ、

「またいつでも」「期限はありませんから」とにっこり
お渡ししてくださったこと

束の間の名残惜しい名古屋ライフの中で、
また訪ねて下さいと言っていただいたこと、
また訪ねたいお店ができたこと…

何よりのお土産

何よりうれしいことでした


それがこんなふうに、
多くの皆様と一緒にいただく機会を、持てるなんて…


その時には思いもしなかった
しあわせなことです


うつくしい梱包でした


全方位に感謝


【追加企画】小林弘樹さんの取材トーク会

maison de たびのそら屋の「2019 NEW YEAR EXHIBITION」
1月13日(日)に開幕いたしました

【追加企画のお知らせです】
小林弘樹さんの『Life-mag.』取材ワークについてお話ししていただく会

1月24日(木)16時~ 1時間程度(無料)

喫茶室にて小人数で開催します
席に限りがありますので、お手数ですがご予約ください

たびのそら屋 0258(77)2981
md.tabinosoraya@gmail.com

※開催時、展示室はご観覧いただけますが
 喫茶室についてはトーク会の運営を優先させていただきます




大変素晴らしい展覧会となっております



まずはご高覧いただきたく
各作品をご紹介させていただくのはまた改めて


昨日14日(月)の「かめもなか」のお二人による
素晴らしかったライブのご報告も、また後日

満員御礼につき、ご入場いただけなかった皆様すみません
次回開催をどうぞおたのしみに


会期はたっぷり27日(日)まで

会期末には平井紫乃さんによる舞踏公演も控えており
まだまだ振り返るわけにはいきません

そして実はこれから搬入される作品もございます!



小林弘樹さんがひとりで取材・編集・発行している
ニイガタインタビューマガジン『Life-mag.』誌を、
喫茶室にて第1号から最新10号まで展示販売していますが

小林さんは、今回のための「特別編集号」を、目下、作成中!

タイトルは『五十六の遠足』

諸事情により開催冒頭に間に合わず、
早速にお越しの皆様にご覧いただけないことが大変申し訳なく
非常に残念ではありますが、
会期半ばに刷り上がりが届きましたら、
小林弘樹さんの『Life-mag.』ワークについてお話ししていただく会を
開催したいと思います

1月24日(木)16時~ 1時間程度(無料) 
喫茶室にて小人数で開催します
席に限りがありますので、お手数ですがご予約ください

たびのそら屋 0258(77)2981
md.tabinosoraya@gmail.com

今回の特別編が、何故「呉服町」から「米山」に至ったのかを伺うと
彼が取材にあたる着眼点や、地域の掘り下げ方、
実際に足を運び、出会い、聴き、悠久の景色をとらえ、
過去から続く今日を伝える・・・
そういうワークを、垣間見れるように思います

仕上がった誌面はさることながら、
その取材・編集過程がとても大切な試みの積み重ねであるに違いなく

それが彼の表現の手法

小林さんは「大勢の前で話すのはちょっと・・・」ということでしたので
事前にイベントを企画することはしなかったのですが

今回の取材報告として伺った話が、上記のようにとても興味深いものでしたので、
関心のある方々と共有したいと思い、にわかに設定させていただきました

お知らせが行き届かないかもしれませんが、貴重な機会です
ご覧いただけました方、気になってくださった方、
ご参加の旨、ご一報いただけましたらうれしいです