2018年4月27日金曜日

第Ⅱ期 作家紹介⑤



成田文香さん

maison de たびのそら屋には展示室が二つありますが、
この方の竹籠は、ぜひ「月の間」の
陰の映る壁で展示させていただきたいと思っていました



こんな素晴らしい技をもつ
この道を極めようと職人の道を歩む若い女性が県内に
いらっしゃるのだと知った時の感動を
ぜひお伝えしたく



すべて佐渡産の竹を用いています







長谷川由香さん

私は近年こそ磁器にも惹かれるようになったものの
作家ものを求めると言えばずっと陶器が中心だったのですが

由香さんの器だけは、ずいぶん前から好きです
白い地に青い絵付けのこの上ないすがすがしさ

程よい厚みは安心感があって使い勝手がよく、
直線すぎないふちのラインは、ぬくもりを感じさせます




今回のスープ皿なども、お料理の色がとても映えて
活躍しそうです

10月には個展を予定しています
どうぞお楽しみに





vickey’72 さん


今回もご紹介が最後になりましたのは「月の間の小部屋」
を展示してくださいましたこちら・・・

すみません、私の画像では全くお伝えできません(>_<)

ぜひ、直接ご覧になりに、お越しください



アンティークのパーツを生かし、
電気コードをみずから撚ってつくられた
味わいある佇まいの灯りたち

この小部屋に展示していただきたく、ご依頼したのです


それが冬の水道管破損でこの部屋も水浸しとなり、
天井を落とさざるを得なくなり、
修復はオープンに間に合わず。。。

小部屋は閉じて別の場所で展示してもらうほかなし、と一時は覚悟したのを
第Ⅰ期のコイズミアヤさんが、梁丸見えのままに、
照明をつけて素敵に活かしてくださったのは前に書いた通りです


お客様からもむしろ好評をいただいているこの天井
vickey’72さんもご快諾くださって、今回の展示が実現しました

こんな贅沢な部屋があるでしょうか

ヒヤシンスの花がらのオブジェも素敵です

やわらかい灯りが映す陰影の中で
ひとときをお過ごしください




「あらたなはじまり展」第Ⅱ期~クラフトの光~
4月30日(月)までです

11時~17時 ※最終日は16時半まで

◆4月29日(日)は
上越より「ひぐらしコーヒー」さんの出張カフェを
どうぞおたのしみに


第Ⅱ期 作家紹介④


Ojn Handmade Hut さん

暮らしにまつわる全般を手がけられます
木のぬくもりと、遊びごころが、そこここに見えるお品が多いのですが
家具やボックスなど、精密さを要する仕事がまた、うつくしいのです

この方のにこやかさを思うと
そのお品があれば、やっぱりにこやかになってしまいます


壁際に写っているハンガーラックは
晴れやかな日に、うきうきと旅立ちました



平野照子さん

粗めの土の質感と動物たちの織り成す絵柄がたまりません

喫茶室では照子さんの豆皿がしばしば登場しますが
マグや盃、いずれも手に取るたびにうれしい気持ちになります




釉薬に用いる灰を取るという
恐ろしく気の遠くなることもなさいます




今回は箱とうつわ、小物でのご参加ですが
5月12日より開催予定の個展「内側のコト」ではオブジェでの表現が主体です
また違う世界を、存分にお愉しみいただきたいと思います

※展覧会のお知らせはまた後日
DMは館内および各所で配布中です





岡﨑宗男さん

クラフトイベントでお会いした岡﨑さん
屋外での販売もするけれども、本来、ギャラリー的な空間で・・・と
おっしゃっていたのがよくわかる展示となりました

器に加えて「掛け花」が、とても素敵な空間を醸し出してくれています

いずれも水止めをしてあるので、そのまま水を入れられます
長いものは壁にかけても横にしても、水を入れて活けることができます




マグは安心感のある持ち手
半磁土を用いているので丈夫でもあります

暮らしの器をつくり続けてきたひとならではの確かな技と
使うシーンへのこまやかな気配りが伝わってきます



柳を活けてくれたのは夫のおかあさん
お花のせんせいなのです

エントランスの活け花も
お願いしています


2018年4月26日木曜日

アートとクラフト


開廊記念企画「あらたなはじまり展」は、
「アートの風」「クラフトの光」というサブタイトルでⅡ期に分けての開催ですが、
作家たちの志すところは必ずしもアート(美術)クラフト(手工芸)
どちらか一方に集約されるものではありません


私自身がその分かち難さへの理解が不十分な中、準備してきたことで、
どちらの会期にご参加いただくかについて、こちらのリクエストに対して、
寛容にご協力くださった作家の皆様にはとても感謝しています


第Ⅱ期「クラフトの光」では、
手仕事から生み出されたうつくしい暮らしの道具たちが並ぶ中、
磨かれた手仕事による作品でありながら、その技は
アート表現のための手段のひとつとして位置づけられている作品もあります

例えば赤穂恵美子さん、蓑輪朋和さんの作品は
第Ⅰ期でご紹介する方がふさわしかったと考えることもできますが


「アート」と「クラフト」、両者をまたぐ作品は、
ジャンルを「越えて」というより、ジャンルを「つないで」
くれているのではないかと、今回、印象を新たにしています


「太陽の間」には赤穂さんの作品、「月の間」には蓑輪さんの作品が
Ⅰ期とⅡ期をつないでくれる存在であり、

「maison de たびのそら屋」という新たな場の可能性を、
やわらかに示唆してくれているように感じています


抽象的ですみません


さらに深く学ばなくてはと思いますが
テーマのはじまりに立てた気がします


アートとクラフト、それを生み出す作家、職人、作品、製品から
風を受け、光を感じ
すぐには言葉に置き換えきれない何かが
皆様の中でも、はじまってはいるのではないでしょうか。。。


そんな展覧会になっていたら
とてもうれしいです




桜の葉が勢いよく茂り出し
こかげが壁に映るようになりました


2018年4月25日水曜日

第Ⅱ期 作家紹介③



松坂渉さん

長岡造形大学大学院卒業後、
現在は地元・岩手県盛岡市で制作しておられます





日頃は革を用いた作品も作られますが、
今回はシルバーのアクセサリーと、響銅(さはり)の馬鈴を

タイクリップやカフスリングといった、メンズアイテムも届いています

エレガントに研ぎ澄まされたシャープさと、
やさしさ、やわらかさを併せ持つ意匠

蝋型鋳造で制作することで、そうした表情を表現できるとのことですが
そこにはやはり、作家の人柄そのものが現れているように感じます





馬鈴は雪融け後の春一番の作
熊よけ鈴として古くからある形だそうですが

彼の鋳造によるうつくしい音色は、なにものからも守ってくれそうな

あるいはなにものも味方にしてしまうような
気がします




やさしく繊細でありながら力強い
自然から得たモチーフをご覧いただきたいと思います







赤穂恵美子さん

館内最初の展示室「太陽の間」に入ると一番に目に飛び込んでくる
印象的なタペストリー

この新たな表現の場に、大いなる祝福をいただいた
と感じます

宇宙のちからをテーマに、染めた布を用いて作品をつくる赤穂さん
瞬時に時空を超えたところに引き込まれます


巧みな染色技術はアート表現の手段として位置付けられており
本来、第Ⅰ期でのご参加をご依頼するべきところ
今回は第Ⅱ期にご参加いただきました
おおらかにお引き受けくださったことに感謝しています


29日まで、長岡中央図書館2階・長岡市美術センターで開催中の
「新潟の美術家たち展」にもご出展されています

※第Ⅰ期ご参加の高橋洋子さんの作品も展示されています
やはりトンパ文字シリーズの作品が興味深いです
併せてお出かけください





蓑輪朋和さん

もうひとつの展示室「月の間」で、しずかに
そっと迎えてくれるのはこちらの作品

蓑輪さんは先にご紹介した大橋保隆さんと同じく鎚起銅器職人
でいらっしゃいますが、個人として作品をつくるときには、
同じ「鍛金」でも「鎚起」ではないことをなさるのだとか

それは「金属」の追究であり、「自分」の研究でもあると
教えていただきました


「たびのそら屋」があらたなはじまりを迎えるのと機を同じくして
蓑輪さんの中でもなにかが、そのときを迎えたような…

雪融けの清らかな流れのごとく

ここにも歓びと、祝福が



2018年4月24日火曜日

第Ⅱ期 作家紹介②


齋藤伸絵さん

麻や綿、ウールを紡ぎ、草木染めして、機で織る・・・という
気の遠くなるような手仕事をなさる方のおひとり

リネン、シルク、綿といった異素材を組み合わせて織ることで
洗いをかけた後の収縮の違いでぽこぽことした表情を現わしたり、
染めの濃淡を出したり




今回は春から夏にかけて活躍するリネンや綿の多い品揃えです
ぜひ実際に巻いて、手触り、肌触りを感じてください、とのこと

ラムウールのストールはドライクリーニングがオススメですが
他は、自宅のおしゃれ着洗いと同様のお手入れで大丈夫



市販の糸を用いて、染め織りしたものもあります
それは、手紡ぎした表情のある糸でこそ生きる作品と、
市販糸の均質な細さで表現したい作品とがあるから

「手紡ぎ」「草木染め」等、それぞれのお品に表示してあります





押味くみこさん

160年の歴史をもつ秋葉区滝谷の「西潟製陶所」の歴史を伝える
「新津焼西潟本家 六代目」の押味さん


ふんわりとしたお人柄で、かわいらしい小物も作られるのですが


蓋ものの「蓋ピタリ」感たるや・・・


手彫りの造形のうつくしさにも
確かな技術が現れています

すべてにおいて力まず、さりげない方のように思えますが
展示作業においては全体の配分をとても考えて
確かなご提案をしてくださいました


全力で何かをする全力猫シリーズ

私はこの冬に求めた一匹に、開廊準備を
全力で応援してもらっていました


我が家の全力猫

※押味さんによれば、ふたつの贈り物を全力で届けているのですって


2018年4月23日月曜日

第Ⅱ期 作家紹介①

第Ⅱ期~クラフトの光~ もまたバリエーションにとんだ
様々な道を行く方にご参加いただくことができ、
とても愉しい展示となっています

参加作家14名を順次ご紹介します



川鍋幸弘さん

木そのものの風合いを活かしたものつくりを志しておられます

家具も作られますが、今回届けていただいた暮らしを彩る小物たちは
漆で仕上げる際にも木目を残すように、ともすれば漆が塗られているとは
思わないくらい、そのものの風合いを残した作品たちです
※黒柿と楢のお盆はオイル仕上げ、それ以外は漆仕上げです

関川村で制作されています
長岡では初お目見えかもしれません
この機会にぜひお手に取ってご覧ください

とりわけご紹介したいのは秋田杉のプレートのシリーズ



厚みのある焼杉の花台? にも見えるかもしれませんが


秋田杉の板を
縦にスライスして、漆で仕上げたプレートです


縦に割いて現れた
このうつくしいフシをそのままに魅せます

漆仕上げなのでお料理をそのまま乗せても大丈夫
天ぷらなどの油ものや、水気のあるものが触れても
板に染みる心配がありません

再び重ねればピタリと元のさや、ならぬ元の板に還れるよう
バラ売りはなさいません


 

2枚、4枚、8枚のセットがございます
もちろん重ねた状態で、飾り台にしても素敵です






大橋保隆さん

金属でありながら、こんなにもおだやかでやさしく感じられるのは
この方のお人柄と、目指すところによるものであるように思います

鎚起銅器職人の道を、早くから志して歩んでこられた方
仕事への厳しい姿勢は造形美にピシリとあらわれていますが
その品を手にする時のことを思うと、頬ゆるみ、たのしくなるのです



大橋さんの鎚起銅器に、飯塚直人さん(後述)が漆で仕上げた酒器
「イイハシナオタカ」シリーズ(片口、カップ、ぐい呑み)

我が家には何年も前に夫が買い求めた形違いのぐい呑みがありますが
これからの季節、冷酒を飲まれる方には大変オススメです

冷やしてあったお酒でも、注いだ瞬間、さらにキリっと
漆で仕上げてあることで、口当たりの金属感がやわらいで感じられる
みごとな鎚起銅器と漆のコンビネーション

片口・注ぐもの、いろいろございます
お手に取ってお確かめください





飯塚直人さん

独特な色彩の漆が印象的で
焼き物でなく漆なのですか! と驚かれます
土もの?と思いながら持つのでなおさら、軽さにも驚かれます

漆製品は木地師と塗師の分業が一般的だそうですが
木地から挽くことを大切にする飯塚さん

あえてたわみをのこした欅の鉢なども、まるで焼き物のように見えますが
軽くて薄くて丈夫なのは、木製で、漆仕上げだからこそ



くり抜きの角盛り器や、栃の木の花器も

とてもうつくしい佇まいです




こちら、最初にご紹介した川鍋幸弘さんのぐい呑みも
飯塚直人さんとのコラボレーション

高岡クラフトコンペ漆賞受賞作

年輪の木目を浮き立たせた木地は
川鍋さんのこだわるところ

きれいにろくろで挽いたあと、外側だけ「うづくり」に仕上げたのを
飯塚さんに感じるままに漆を塗っていただいたとのこと

※うづくり=表面に硬い年輪が浮き上がるように、柔らかい部分を削るように磨くこと


それぞれの追求するものが
限られた一点においてクロスした時
愉しくも挑戦をはらむ作品が生まれるのでしょうか


2018年4月22日日曜日

第Ⅱ期と出張カフェのお知らせ

開廊記念企画「あらたなはじまり展」
第Ⅱ期 ~クラフトの光~ 

4月21日(土)~30日(月) ※26(木)休廊
11時~17時 ※最終日は16時半まで

第Ⅰ期 ~アートの風~  から装い新たに、
14名の作家による、手仕事の技を込めた作品が並ぶ展覧会です

暮らしの中で目にする時、手に取る時、
それがあるだけで日常がちょっと特別に思えて、うれしくなる…

そんなひと品との出会いがありますように
どうぞお出かけください




◆出張カフェのお知らせ◆
4月29日(日)11時~夕方

第Ⅰ期に続き第Ⅱ期も一日だけ、上越の「ひぐらしコーヒー」さん
たびのそら屋のカウンターでコーヒーを淹れてくださいます


◆メニューは前回好評につき、同じく鎌倉の
カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ」さんのコーヒーを3種類
(中煎り・中深煎り・深煎り) ※豆の産地は前回と変わるかもしれません

◆上越の「Studio Anello」さんの植物性焼き菓子数種類
(玉子・乳製品等、動物性食材を使わず、小麦粉に米粉を混ぜたクッキーは
いずれもサクサク、しみじみとした美味しさです)


ひぐらしコーヒーさんの、こころやすらぐコーヒー時間
第Ⅱ期の展示とあわせてどうぞお愉しみください

*******


お席が少なく、ご不便をおかけするかもしれませんが
一杯の珈琲を待つ時間をふくめ、館内でゆっくりとお過ごしいただけたらと思います

※テイクアウトの用意もございます


2018年4月19日木曜日

まつりのあと

決して、はしゃいだ「お祭り騒ぎ」をしたつもりはないのですが

わぁーーーーとはじまって、
わぁーーーーーーと過ぎ去ったこの2週間ほどは、
桜の開花や数年分のたくさんの再会とも相まって、
賑やかなお祭りのようでした





2018年4月16日月曜日

第Ⅰ期を終えて

maison de たびのそら屋 開廊記念企画
「あらたなはじまり展」第Ⅰ期 ~アートの風~ 

満開の桜のもとにはじまった初めての展覧会が
無事に閉幕しました


4/5  開廊前日 満開

ご多忙中、天候の定まらない中、
ご来場くださいました皆様、どうもありがとうございました

有形無形に、たくさんのお祝いの気持ちを携えて
駆けつけてくださった旧知の皆様、市外県外、遠路はるばる、
再会の日のためにお越しいただき、ほんとうにありがとうございました


人生の出来事は、とかく、旅か川の流れにたとえたくなる私ですが
この度は、大木の林の中に身を置いている心持ちでした

力強く根を張り、年輪を重ねた大樹の林に囲まれて、
支えられ、見守られながら、
あらたなはじまりを迎えることができたと感じています




オープンについてご厚意で掲載してご紹介くださいました
・長岡あれこれ情報誌「My Skip」(2018年4月号 / vol.207)
・新潟市民映画館鑑賞会会報「月刊ウインド」(2018年4月号 / 第391号)
・新潟日報・日刊(2018年4月13日17面)

各社および紙面ご担当者様、どうもありがとうございました
それぞれを情報源にたくさんのご来訪をいただきました

また、HPの更新が追い付かない中、
Facebook等、口コミで情報発信してくださった皆様、
直接お知らせできなかった方々へ、しっかりと届いています

こころより厚く御礼申し上げます
今後ともどうぞよろしくお願いいたします




ギャラリーとしては反省も課題も山積みですが、
日々是精進、まず行動、
手を動かしながら学んでいきます

目下、展覧会のアフターワークの多さ(!)を体験中です(;'∀')

第Ⅰ期作品の搬出と取りまとめに次いで、第Ⅱ期作品の搬入と開催準備、
並行して5月以降の展覧会の準備に取りかかっています





「あらたなはじまり展」第Ⅱ期 ~クラフトの光~ 
4月21日(土)~4月30日(月) ※4/26(木)休廊
11時~17時(最終日は16時半まで)

県内外で活動を続けている、県内ゆかりの作家14名による展覧会です
第Ⅰ期とはまた趣向の違う展示をお愉しみいただけることと思います
どうぞお出かけ下さい


【喫茶室より】
開廊企画展中のメニューは、
コーヒーをメインとしたお飲み物のみの提供です
余韻の中で、ひと息ついていただけますように

◆4月29日(日)は再び「ひぐらしコーヒー」さんが
出張カフェで来てくださいます
メニュー等詳細につていは、また後日お知らせいたします


太陽の間に面した窓に向かって伸びるひと枝は
日当たりのよい他の枝より遅くに咲き始め
4月15日最終日、
満開を見たかった!と嘆くお客様方を慰め、迎えてくれました


2018年4月14日土曜日

第Ⅰ期 作家紹介⑧

最後にご紹介するのは
「月の間」の小部屋に展示しているお二人


ヤマクラコウジさん

モノクロの世界にみる  春爛漫
青空

そして光

ヤマクラさんについては作品だけでなくその「周辺」も
とても惹かれる、気になることがいろいろあります

モノクロの写真を撮りながら
彼の世界はひと際うつくしい色彩に彩られているのではないかと、、、



コイズミアヤさん

ご紹介が最後になりました

maison de たびのそら屋の開廊に際して
この場所が引き続き豊かな場になるよう、
この上なくお力をお貸しくださった方です

DM、ショップカード、名刺デザインはじめ、
列記しませんが細部に至るまで

この「月の間」の小部屋は
この冬の水道管破損で受けた天井の修繕が間に合わず
今回の展示室としては使わずに塞ぐことを予定していたのですが
現状のままを、展示室としてみごとに活かしてくださったのがアヤさんです


発表される作品以外の、
多分野にわたる彼女のクオリティの高いシゴトや細やかさに
直接触れさせていただけた貴重な開廊準備期間でした



参加作家の皆さまの多大なお力添えのもと、
連日の盛況をいただいている「あらたなはじまり展」

「第Ⅰ期」は15日(日)16時半まで
残すところ二日となりました

14日(土)は上越高田より、ひぐらしコーヒーさんが
出張カフェを開いてくださいます

メニューは鎌倉の老舗カフェ「ヴィヴモンディモンシュ」のコーヒーを
丁寧に淹れて下さいます

展覧会とあわせて、どうぞおたのしみに
お出掛けください