2018年12月30日日曜日

新年最初の展覧会②ライブ・舞踏公演の予約について

「 2019  NEW  YEAR  EXHIBITION 」のプログラムとして
作品展示空間でのライブと舞踏公演を予定しています

展示に配慮していただきながらのご参加になりますので
定員を各回20名に絞らせていただきました

満席必至と思われます
お早めのご予約をおすすめします




◆かめもなか・ライブ
1月14日(月祝)16:00~ 
椅子自由席・料金 500円(新年の和菓子付)

※12月29日現在 残り10席です

長岡の「かさはら菓子店」さんの若夫婦によるギターと唄声のユニット

2018年5月の「平野照子展」の折には「月の間」でライブを開催していただき、
その透き通る唄声に酔いしれる至福のひとときをいただきました

またぜひ機会を… とお互いに見計らっていたところ
唄担当の幸恵さんが亥年生まれということがわかり!
今回のライブが決定しました

展覧会の内容をお伝えし、これまでとはまたひと味違う
「かめもなか」さんをリクエストさせていただいています

展覧会開幕二日目の開催ですが、この一年の幕開けとなるライブです
どうぞご期待ください


◆平井紫乃・舞踏公演
1月26日(土)・27日(日) 開場18:00 開演18:30

自由席
(小さいイス数席の他は、床座りをお願いします)
(簡易な敷物をご用意します)

料金(前売り)1,800円(当日)2,000円
  (亥年生まれの方)500円

※12月29日現在 27日のご予約が多めです

土方巽の暗黒舞踏の流れをくむ「とりふね舞踏舎」の舞踏家による
白塗りの一人舞踏の公演

この若き舞踏家が長岡に居る!ということは、大変な事件です

昨年の「ギャラリーmu-an」で初めて拝見する機会をいただき、
私も、彼女の舞踏をお客様とともに味わう機会を持ちたいと
願っておりました

彼女もまた「亥年生まれ」
”イノシシたちの祭典”に、いの一番にノッてくださいました

今回の作家陣の展示空間で彼女の舞踏が観たい

彼らの作品世界と重なりながら、彼女が発するものを感じたい

今展覧会のクライマックスです
どうぞお見逃しなく


《ご予約・お問合せ》
お名前・ご連絡先・人数・舞踏公演については亥年生まれか否かを
お知らせください

◆ライブ および 舞踏公演 ⇒ たびのそら屋 
《電話》  0258(77)2981 ※1月7日以降が確実です
《メール》 md.tabinosoraya★gmail.com         
      

◆舞踏公演⇒ 平井紫乃
《メール》 okeeffe.in.mexico★gmail.com

※いずれもアドレスの★を@に変えて送信してください



《キャンセルについて》
前日までお受けいたしますが、当日のキャンセルについては
お手数ですが後日、お代をお支払い下さい
(各取り組みへのご声援として頂戴いたします)


2018年12月29日土曜日

新年最初の展覧会①

新年最初の展覧会のご案内です

2019  NEW  YEAR  EXHIBITION 

1/13(日)~ 1/27(日) 11:00~17:00
※休廊日  17(木)・23(水) 

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新たな一年の幕開けは、私たち主宰者のふたりと同じく
「亥年生まれ」の作家・クリエイターを迎えての展覧会です


岡谷敦魚

菅野泰史 (雲雀舎)


小林花子 (雲雀舎)


「通常ならあり得ない」と作家に言わしめたこの顔ぶれは
彼らが「亥年生まれ」でなければ実現し得なかった私にとってのドリーム・チーム

その語らずとも静かに発光するような、たゆまぬ試みの示すものに触れ
彼らの視線の先を追いたいと願って開催します




「山を動かす」の如き今回の展覧会は、どんな展示とひと口には言えず、
私もドキドキと緊張して待つ心境ですが、
様々な表現の場でありたい、という開廊当初の思いを込めた企画展です


ギターと唄声のライブ、舞踏公演、個人で編集・発行を続ける地域誌も
同じく「亥年生まれ」のクリエイターたちによるもので
今回の展覧会を構成する大切な要素です


《展示室にて》
かめもなか・ライブ 1/14(月祝)16:00~
定員20名・料金500円 (新年の和菓子付)

◆平井紫乃・舞踏公演 1/26(土)・27(日)開演 18:30
定員20名・自由席=靴を脱いでの床座りをお願いします
料金(前売り)1800円(当日)2000円 (亥年生まれの方)500円


《喫茶室にて》
小林弘樹さんが個人で編集・発行を続ける
インタビューマガジン「Life-mag.」誌を展示販売
創刊号~最新号 vol.010 + 特別号「呉服町 編」 を発行予定


作品や空間がみせるもの、
身体や気配があらわすもの、
音色や歌声が届けるもの、
活字や写真が伝えるもの・・・

個々の作品と併せて、異種多様な表現との出会い、
それらが交差するところで生まれるものとの出会いも
愉しんでいただけるギャラリーでありたいと願っています



ライブ・舞踏公演のご予約については
追ってご案内いたします



2018年12月24日月曜日

珠玉の日々に

12月13日から23日まで開催しました「エックス展Ⅸ」
お陰様で、大盛況をいただきながら閉幕いたしました


長岡初開催となった第9回目の「エックス展~若きクリエイターたちの自由表現~」

従来の会場に比べると駐車場も少なく、ギャラリーの認知度もまだまだで所在地がわかりにくい中、悪天候の日にも多くのお客様に足をお運びいただき、出展者たちにあたたかい励ましをいただきましたこと、情報をご掲載くださいました各社・ご担当者様にも、心より感謝申し上げます



そして何より、この春から新たに開廊した「maison de たびのそら屋」を会場にしてくださいましたコーディネーター・外山文彦さんと、参加作家の皆様には大変お世話になりました

こういった企画展の会場になることを経験させていただく中で、様々なことを新たに学ばせていただき、たくさんの発見と出逢いをいただきました

ギャラリーという「未知なる道」への挑戦を重ねてきたこの一年の締めくくりに、やはり未知数に挑み続ける作家・作品と共に過ごさせていただけたことは、珠玉の時間でした

改めて感謝申し上げます
どうもありがとうございました

maison de たびのそら屋




さて、2018年の展覧会は全て終了し、ギャラリーは閉廊しましたが
胸の内にファンファーレを鳴らすのはまだおあずけです

世の皆様と同じく、私も年内追い込みで
諸々のメンテナンスと、来年のための準備にいそしみます




新年は  2019年1月13日(日)11:00 より

「 2019 NEW YEAR EXHIBITION  」開幕です

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詳細は改めてアップいたします
どうぞご期待ください




2018年12月19日水曜日

宮﨑眞さん②ポストカード

人生にまき起こる様々な事象を問いかけ、
道なき道を、波もかぶりながら泳ぐように、天高く舞うように
愉しんでこられた宮﨑さんの創造は、

こういったオブジェだけでなく、写真や、言葉や、音楽や…
存じ上げているだけでも多岐に渡りますが

現在は、数年前に脳出血で倒れたのちのリハビリに
努めておられます



リハビリの一環として取り組んでいるのが
自由の残る左手で、パソコンのマウスを使って絵を描くこと

私はお会いするたびに機能回復の様子を感じる一方で、
元に戻るというのでない、「新生」、あるいは私にとって未知の、
宮﨑さんとお会いしているような印象も抱いていました



それがカタチとなって現れたもののひとつに思われるのが
ポストカード「干支シリーズ」

持てる左手を、更に頼りになる相棒に開花していくためのリハビリで
こうして表現できることの、なんと素晴らしいこと

やはり彼はアーティストでありクリエイターなのだと
改めて感服します

手本を見て描いたわけではないというので
なんの動物?
とい思われるものもあるやもしれませんが
逆にその面白さ

だって、誰が本当の竜を見た?




なんとも愛おしい十二支たちです

来年の干支のイノシシの図柄(これがまた実にいい味わいです)
と、他数種類を出して販売していますが、他にもストックがありますので
サンプルファイルから欲しい図柄をお声掛けください


年賀状としてだけでなく、日常の中にも添えていただけたらと思うので、
販売は、新年も引き続きオール干支でまいりますが

イノシシについては、ぜひこの亥年のお正月に
活躍させていただけたらうれしいです




開催中の「エックス展Ⅸ」は、20日(木)の休廊日の後
残り3日間となりました

時雨れ模様の続く長岡の師走ですが
作品たちとの語らい、ご来訪の皆様と過ごす時間、

全てがこの一年のギフトに思えます


ありがとうございます



2018年12月18日火曜日

宮﨑眞さん①鋳物アート

喫茶室で、
その時の展覧会の作家さんに次いで話題に登場することの多いのは、
茶菓子を乗せてお出しする器や、棚に飾った作品、本などの作者の方々です


喫茶室にご来訪の皆様は、きっとご覧になっていると思います
宮﨑眞さんの鋳物アート「一期一絵」シリーズ


「火焔」


鋳物工場で型枠から流れ落ち
「人間の意図と無関係に天然の造形美を描きながら冷え固まっていく」

そのフォルムに「イメージの原型」を感じながら
それらに台座と言葉を添えていった

鋳物アート


喫茶室に3点、飾らせていただいています



「WIND WAY」

とりわけ「風の通り道」と名付けられたこちらのオブジェについては
しばしば「どなたの作品?」とお尋ねいただき、
ご説明できることがとてもうれしいです

上越で営んでいたcaféでも飾らせていただいたのを
開廊の折に再度お借りしてきました

高田での日々を見守ってくれたこの作品に
長岡の、しかもギャラリーという場所での日々も
一緒に過ごしてほしくて


謳い、踊り、そよぐ、彼らは
誂えたように、この喫茶室の棚にピッタリでした

観て下さる方それぞれが
それぞれの物語を感じてくださっていることと思います



こちらの作品集↑もぜひご覧ください


2018年12月17日月曜日

エックス展Ⅸ②アーティスト・トーク

12月23日(日)まで開催中の「エックス展Ⅸ」
※20(木)は休廊日です

去る16日(日)にアーティスト・トークが開催されました


作家9名とコーディネーターの外山さんによる作品解説に
お客様15名ほどがご来場くださいました

「言葉にならないから描くのです」という方もおられる中、
わずかずつであっても作品について語っていただけたことは、
作家を知る上でも、鑑賞の愉しみを深める上でも、大変ありがたいことでした




「エックス展」でこういう機会を設けるのは初めてとのこと

どれだけお客様が来てくださるのか?
もしかしたら作家の方が多いのでは?等々
ご心配もあったようですが、お陰様の盛況でした

ひと通りの解説が終わった後は、個別、
作家とゆっくり話しておられたお客様も多く、

様々なご助言と励ましを伝えていただく上でも
とてもいい機会であったように思います

ご参加くださいましたクリエイターの皆様、
遠方からもお越しくださった皆様、
どうもありがとうございました



展覧会は引き続き日曜日まで続きます
20日(木)は休廊日
最終日の23日(日)は16時にて閉幕です



※駐車場は斜め向かいに数台分ございます
ご不明な時はどうぞお尋ねください

maison de たびのそら屋
0258(77)2981


2018年12月15日土曜日

旅コーヒー・クリスマスブレンド

喫茶室では、展覧会ごとに様々なコーヒー屋さんのお豆を
「旅コーヒー」という名のメニューでご紹介してきました

今年最後の展覧会、「エックス展」に合わせてご用意したのは
十日町は「meaicraft」さんと
長岡市与板は「NAKAMURA COFFEE ROASTERs」さんの
クリスマスシーズンに合わせたオリジナルブレンドです



◆カフェ・ド・ノエル 
~熟成ドライフルーツやナッツたっぷり、少しスパイスが効いた
 ゛英国のクリスマスケーキ”がイメージの味わい~





◆パパ・ノエル ~クリスマスブレンド~
~スイートチョコ、ベリー、アニスの風味。
 滑らかな口当たりと、華やかで甘い余韻~




どちらのお店も、産地や生産者にこだわってスペシャルティーコーヒーを用い、
栽培や加工の手法の違いによる豆の味わいの個性を活かしながら、
私たちがいただくまでの最後工程、焙煎・販売まで細心の心配りをもって
営んでおられる自家焙煎のお店です

今回のコーヒーはどちらも、この季節のお菓子に合うように、
深煎り豆をベースにしながら華やかさもあるブレンドです

喫茶室では小さな甘いものを添えてお出ししていますが、
お家でケーキと共にいただきたい、というお客様には、
mealcraftさんのお豆は、少々お分けすることができますので
「豆売りを」とお声掛けください
(ご希望に合わせて挽いてお渡しできます)




mealcraftさんのパッケージに居るマスコット
「まめどり」ちゃんもクリスマス仕様

ミールさんから届くお品は
いつも美しく梱包され、手書きのメッセージが添えられていて

まるで年の瀬に
あたたかいギフトをいただいた気分です



添えてくださる旅の香り
夏に大地の芸術祭を訪ねたことなど懐かしみます



ナカムラさんがある与板は長岡のように雁木のある町
ミールさんがあるのは長岡より雪の多い十日町市

これからしばらく白に覆われた世界になりますが
ミールさんのあたたかい笑顔を思えば
降る雪も金色に輝くような

***

たびのそら屋は、1月13日から新年の展覧会を予定しています
お知らせはまた後日アップいたします

まずは未知数に挑んだ2018年を締めくくる
未知数のエネルギー集う展覧会「エックス展」を
旅コーヒーと共に、どうぞお愉しみください


2018年12月12日水曜日

エックス展Ⅸ①開幕

いよいよ今年最後の展覧会の開幕です

2018年12月13日(木)~23日(日)
エックス展Ⅸ~若きクリエイターたちの自由表現~

OPEN 11:00~17時 ※最終日16:00まで
※20(木)休廊日



アトリエZen」主催の外山文彦さんのコーディネートにより
第9回目を迎えた「エックス展」

長岡では初開催となる今回は、
展示室2室に18名(の予定のところ17名)のクリエイターの作品が集いました

過去に作品を拝見していた方も何名かおられますが、
ほとんどは初めて出逢わせていただく方々で、
これまでの展覧会とはまた異なる心持ちで迎えた作品搬入日



一夜にして雪!!

積雪はほんの数センチ程度ですが、
駐車場の白線がすっかり覆われていたので
今シーズン初のスノーダンプで、湿った雪の除雪をしました

私にできることはこれくらいのこと



展示作業は、ご参加の皆様によって手際よく進められ
夕刻、見事に整いました


彩られた展示室で多様な作品たちと向き合いながら
それぞれの世界の深淵なることを感じます

未知数は誰にでもあるものだとして

その奥行きを探訪すること
見えないものに挑むこと

生み出すことが愉しくて仕方ない様子もあれば
新たな試みを模索する様もあり

作品と出逢った後は、ぜひ作家と出逢いたいです


***

アーティスト・トーク
12月16日(日)14:00~

作家(10名程度の予定)による作品解説があります
(立席・無料)

その間、喫茶室でのメニューのご提供はお休みさせていただき
私も一緒に拝聴させていただきたいと思います

どうぞお出かけください


2018年12月3日月曜日

彩りに満ちて師走

11月22日~12月2日まで開催いたしました「田中幸男 展」が閉幕しました
ご来訪くださいました皆様、どうもありがとうございました



田中さんのこの1年の新たな試みは、とりわけ旧知の皆様には
大きなインパクトをもって伝わったことと思いますが、
昨年、初めて拝見したばかりの私も大変満喫させていただきました

今回は美術教師である田中さんの教え子さんや同僚の方々、
同じく芸術表現を続ける作家の方々が多くお越しくださいましたが

私はその再会繰り広がる傍らに居させていただきながら、
表現の手段としてのアートが人生にあることの醍醐味 のようなものを
しみじみと感じていました




作家自身のための表現の追究でありながら、
その作品と生き様が、関わる他者に及ぼす影響の小さからんこと

周囲に波及していくエネルギーは、別の人生のための糧となり、
その眩しい未来に、共に吸い込まれていくように感じられて、

いろんな意味での「未知なる可能性=エックス」をみている気がしました



この後はいよいよ12月13日より「エックス展Ⅸ」です
外山文彦さんコーディネートによる、18名の若きクリエイターによる自由表現
展示室2室を用いて開催します



maison de たびのそら屋の、この一年の締めくくりとなる展覧会です

可能性に満ちた作家・作品と出逢いに
どうぞお出かけください