5/10開幕の展覧会《 染め 織り 縫う 編む 》作家紹介3人目です。
Instagram@shokubutsuzome_ham
2015年
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015作品展示[もぐらの館/新潟県十日町市]
[INAXライブミュージアム/愛知県常滑市]
新潟市東アジア文化都市交流事業 中国・青島市派遣(デモンストレーション・ワークショップ)
【メッセージ】
私が初めて染めたのは手ぬぐい。
染料は物産館で生薬として売っていた黄檗(キハダ)でした。
ビールを飲みながら焚き火で煮出し、煮染めしました。
まったく染めなどやったこともなく、
思いつきで余暇のひとときに試してみただけのことでした。
その鮮やかな黄色の染め色に強く惹かれ、
ただその感動と言いますか、感慨深さを頼りに、いまに至っています。
植物染めは染めながら色を作っています。
染料だけでなく、素材との相性でも色や雰囲気が変わってきます。
私は色を育てていると感じることがあります。
初心に立ち返り、今回は染め色そのものに注力しています。
掛け
巻き
纏(まと)い
様々な場面で染め色が多様に映える素材を選びました。
絹の光沢感と糸の撚りや織りが生み出す質感
薄さと軽さ
粗さと透け感
しなやかさと張り
それらから瞬間瞬間に生み出されるもの。
重なり合いの濃淡
陰影
モアレ
それらの現れや移ろいなども、
作品である染め色の表情として楽しんでいただけましたら幸いです。
4月の展覧会《海辺にて》では、岡山の帆布を用いた《シキヌノ》と
綿素材のストールをご出展くださった星名康弘さん。
引き続きご出展いただく5月は、
五泉市の横正機業場さんの絹の白生地で作られたストールを染めた作品をご用意くださいます。
主となるのは着物の紗の生地をストール用にアレンジしたものとのこと。
袱紗も少し、届くかもしれません。
用途を限定せず、自由に、おおらかにたのしんでいただきたい《シキヌノ》は
5月も引き続き会場にお持ちいただけるようリクエストさせていただきました。
星名康弘さんの染めの世界は、どう暮らすか、
視覚的にも心向きとしても、日々がどのように彩どられたら”わたし”がここちよいか、
それをカタチにすることに寄り添ってくれるものであるように感じます。
風薫る季節。
植物染めのうつくしさを存分におたのしみいただきながら、
身もこころも、ふわりと
ともに過ごせる染め布との出会いがありますように。
《Tabinosoraya Presents / 染め 織り 縫う 編む》
休廊日 5/14(木)
OPEN 11:00~17:00 ※最終日は16時まで
出展者(出展内容)所在地 / @はインスタアカウント

