2026年5月3日日曜日

染める/星名康弘

 5/10開幕の展覧会《 染め 織り 縫う 編む 》作家紹介3人目です。







星名康弘  /  HOSHINA Yasuhiro

Instagram@shokubutsuzome_ham  

▶在廊日 5/10、17(他、平日を調整中)


【略歴】

1972年 新潟県十日町市(旧中魚沼郡川西町)生まれ
1997年 新潟大学 大学院 自然科学研究科(博士前期課程 環境システム科学専攻) 修了
2005年 工房開設 現在に至る
    

【作品展等】

▶個展
2013年 植物染め 星名康弘展 ̶氷解ー[酒屋やよい2F/新潟県弥彦村]
2013年 植物で彩る布展ー浜五•星名康弘ー[くらしのデザイン|マテリア/新潟県新潟市]
2014年 植物で彩る布展 2014ー浜五•星名康弘ー[くらしのデザイン|マテリア/新潟県新潟市]
2015年 星名康弘 植物染め展[ギャラリー木り香/新潟県阿賀野市]
2016年 呼び覚ます土の記憶~古代ハスと豪農の歴史[北方文化博物館内「吉ヶ平民家」/新潟県新潟市]
2025年 星名康弘の「植物染ー働く布ー」展[ARTギャラリーHAFU/新潟県新潟市]


▶その他

2015年 
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015作品展示[もぐらの館/新潟県十日町市]

2017年
『土』見本帖 Sourcebook of Soils展    会場入口泥染め暖簾及び会場内泥染め垂れ幕特別製作
[INAXライブミュージアム/愛知県常滑市]

2025年
新潟市東アジア文化都市交流事業  中国・青島市派遣(デモンストレーション・ワークショップ)


【メッセージ】


私が初めて染めたのは手ぬぐい。

染料は物産館で生薬として売っていた黄檗(キハダ)でした。
ビールを飲みながら焚き火で煮出し、煮染めしました。

まったく染めなどやったこともなく、
思いつきで余暇のひとときに試してみただけのことでした。

その鮮やかな黄色の染め色に強く惹かれ、
ただその感動と言いますか、感慨深さを頼りに、いまに至っています。


植物染めは染めながら色を作っています。
染料だけでなく、素材との相性でも色や雰囲気が変わってきます。

私は色を育てていると感じることがあります。
初心に立ち返り、今回は染め色そのものに注力しています。

 

掛け

巻き

纏(まと)い

 

様々な場面で染め色が多様に映える素材を選びました。

 

絹の光沢感と糸の撚りや織りが生み出す質感

薄さと軽さ

粗さと透け感

しなやかさと張り

 

それらから瞬間瞬間に生み出されるもの。


重なり合いの濃淡

陰影

モアレ

 

それらの現れや移ろいなども、
作品である染め色の表情として楽しんでいただけましたら幸いです。





4月の展覧会《海辺にて》では、岡山の帆布を用いた《シキヌノ》と
綿素材のストールをご出展くださった星名康弘さん。

引き続きご出展いただく5月は、
五泉市の横正機業場さんの絹の白生地で作られたストールを染めた作品をご用意くださいます。

主となるのは着物の紗の生地をストール用にアレンジしたものとのこと。
袱紗も少し、届くかもしれません。

用途を限定せず、自由に、おおらかにたのしんでいただきたい《シキヌノ》は
5月も引き続き会場にお持ちいただけるようリクエストさせていただきました。


星名康弘さんの染めの世界は、どう暮らすか、
視覚的にも心向きとしても、日々がどのように彩どられたら”わたし”がここちよいか、
それをカタチにすることに寄り添ってくれるものであるように感じます。


風薫る季節。

植物染めのうつくしさを存分におたのしみいただきながら、

身もこころも、ふわりと

ともに過ごせる染め布との出会いがありますように。



《Tabinosoraya Presents / 染め 織り 縫う 編む》

会期    2026.05.10(日)~17(日)
休廊日 5/14(木)
OPEN     11:00~17:00 ※最終日は16時まで
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出展者(出展内容)所在地 / @はインスタアカウント

・勝見俊介(ニット)阿賀野市 @shunsuke_knit_something
・星名康弘(植物染め)新潟市 @shokubutsuzome_hamago
・矢川実侑(パンチニードル・彫刻)燕市  @inu_071
・山川菜生(染・織)田上町 @nao_03_sato.yama


 喫茶室特別展示/高木秀俊(絵画)長岡市  @tacobozu

高木さんの作品は5月の第二弾、三方舎絨毯展(5/20~24)でも継続して展示いたします。