◆松坂 渉/MATSUZAKA Wataru(盛岡市)
出展:シルバー・革
在廊:現段階では予定無しですが、変更の際はご案内いたします。
https://c-p-w.jimdofree.com/profile-1/
Instagram @ wataru_matsuzaka
-ご挨拶-
Craft Production WATARU は主に鋳造と革を用いて、
アイテム制作を行っています。
鋳造は蝋型鋳造。原型に蝋(WAX)を用いる事で、
金属でありながら時には柔らかく、
作品はデザインから原型制作・鋳造 ・ 仕上げに至るまでの全てを手作業にて進める為
各々表情が異なり、同じ物は2つとして存在しません。
金属と革が織成す素材本来の持ち味を楽しんで頂ければ光栄です。
【略歴】
1976年 岩手県盛岡市生まれ
2000年 長岡造形大学 造形学部 鋳金 卒業
2002年 長岡造形大学大学院 造形研究科 修了
2003~2004年 長岡造形大学 工房職員として勤務
2005~2013年 株式会社 諏訪田製作所 に勤務
2014年 Craft Production WATARU にて制作活動を始める
現在、岩手県盛岡市在住
アジア鋳造技術史学会 会員
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松坂さんとは、ギャラリーmu-anさんのご縁で出会わせていただき、「maison de たびのそら屋」の歴史のはじまりに立ち会ってくださった作家さんのひとりです。
2018年のたびのそら屋の開廊記念「あらたなはじまり展/第2期」以来、2度目のご出展です。
松坂さんが蠟型鋳造でつくるシルバーのアクセサリーは、幾何学的なフォルムもあれば、
植物から着想したデザインや、枝や種そのものを型に用いているものもあります。
作家と、自然の営みとの出逢いと重なりを感じる作品を思うにつけ、
このたびの展覧会「トキノツモリテ」の空間に在っていただきたいと思いました。
前回の「あらたなはじまり展」は大勢にご参加していただいた展覧会だったため、スペースも限られ、アイテムを絞っての展示でしたが、今回はたっぷりと、様々なアイテムをお送りいただきました。
シルバーのアクセサリーは、指輪、ピアス、イヤリング、ピンブローチ、ネックレスなど、
小さなスプーン少々や、真鍮のオブジェ、革のブックカバー、
どれも手元で馴染んでいくことをたのしみたい品々です。
松坂さんの、金属なのに、あたたたかく感じられる作品は、
雪なのに、あたたかい、と冬に感じることと、
どこか似ている気がします。
盛岡の景色は、長岡よりひと足先に、白さを増している様子です。