2020年1月21日火曜日

【喫茶室特別展示】②蓑輪朋和さん

「矢尾板克則 展」会期中の喫茶室、
壁面には先にご紹介した高木秀俊さんの平面作品、
奥のガラス棚には、蓑輪朋和さんの銅を用いた立体作品を2点、展示しています




◆蓑輪朋和さん

燕市在住・鎚起銅器職人
2002年 長岡造形大学産業デザイン学科卒業
2003年 新潟県展新潟日報美術振興賞
新潟県展、新潟県伝統工芸展、個展、グループ展、多数出展





たびのそら屋では、2018年の開廊記念企画「あらたなはじまり展」(※①)に続き、
2019年の開廊一周年記念企画「flow」展(※②)にもご参加いただきました




日頃は鎚起銅器職人として、求められる形や伝統技術の鍛錬にご尽力する一方で、
自らの中から湧き出るものに指先をゆだねること、新たな技法を試みること、
職人でありながら作家でもあることを、大事にしておられます

厳しい仕事に加えて独自の制作のための時間やエネルギーを捻出することは、
想像を超えて大変なことだと思うのですが、
独自の制作ができることに「自分が救われるのです」とおっしゃる蓑輪さん

上記※①のトピックス末尾で、蓑輪さんをご紹介していますが、
この2年の間の力強い変化をが、こちらにも伝わってきます




昨秋、このガラス棚への委託展示の打診をいただきました

蓑輪さんが、作品を作る、
それをまたここで拝見できるなんて!

この上なくうれしいご依頼でした

この展示についても、蓑輪さんと旧知の矢尾板さんにご快諾いただき、
この度のお披露目となりました




緑青をまとう多面体の花器のやわらかいフォルムは、
掌に収まりそうなサイズですが、なんとも確かな存在感ある佇まい

そして、蓑輪さんらしく、スクっとした、
愛らしくて、頬がゆるんでしまうフォルムのオブジェ・・・


驚きました

お気づきでしょうか。。。


 春ですよーー

と、声を放っているように感じる高木秀俊さんの絵と・・・


 

蓑輪朋和さんの作品

アナタも何か発しているのですね?


「何か電波出てますよね」とほほ笑む矢尾板さん

円錐形や漏斗のようなフォルムは、矢尾板さんも好きなモチーフです


男子3人 。。。( *´艸`) 奇遇ですね



 


( 左・高木秀俊さんアクリル画    右・矢尾板克則さん陶板 )















「矢尾板克則 展」会期中の喫茶室特別展示

どうぞ併せてお楽しみください


◆いよいよ終盤へ向かいます
会期は1/26(日)16時まで

1/22(水)は休廊日です、ご注意ください