2023年11月12日日曜日

作品紹介/大橋麻耶

Tabinosoraya Presents

有元利夫 オマージュ展
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2023/11/7(tue.)~19(sum.)
Open     11:00-17:00
Closed     11/10(fri.),15(wed.)
Last day  11:00-16:00

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大橋麻耶さんの作品をご紹介します。
画像はガラスの写り込みをたのしんでいます。
色彩は再現できていません。
ぜひ喫茶室で実作品をご覧ください。





《追いかけて》

エッチング、アクアチント、ドライポイント、ハーネミューレ
117×88㎜/2023





《RUN》

エッチング、ドライポイント、ハーネミューレ
190×270㎜/2021





《よるをまもる》

エッチング、アクアチント、ドライポイント、ハーネミューレ、雁皮
90×70㎜/2023年






《星をつなぐ》

エッチング、アクアチント、ドライポイント、ハーネミューレ
118×178㎜/2023





《静かな日》

エッチング、アクアチント、ドライポイント、ハーネミューレ
117×175㎜/2023

sold out








いずれも銅版画です。
売約済シールが付いていますが、概ね、複数枚数ございます。

《静かな日》のみ、原版に手を加えたため、この仕上りのものは現品のみとのこと。

⇒(11/17)売約済みとなりました








具象でありながら抽象的でもあり、物語を感じさせる大橋麻耶さんの世界。


麻耶さんにとっては、有元利夫は出会う機会のなかった先達とのことですが、
静かな音色を感じながら、自由にこころを委ねることのできる余地が、
有元的だと感じています。



「オマージュ」といえば、通常は作家が影響を受けた尊敬する作家に敬意を込めて、
似た創作物を創ることとされていますが、今展はギャラリーからの「オマージュ」です。


私は作家ではありませんが、企画や空間を創る者として、
有元利夫の作品世界への敬意を込め、お客様とともに、新たな角度から愉しみ、
親しみたいと思い、今展を企画しました。


出展作家の皆様には、有元作品に寄せていただかなくても、
日頃の作品でかまいませんとご依頼しました。

その作品に有元の面影を探さずとも、その天空は、有元の空につながっていると、
確信をもって。



届いた作品の並ぶ館内は、思い描いていたものを悠々と越え、
新たなハーモニーを奏でながら、しあわせな充足をもたらしてくれています。


11月、12月の有元利夫を巡る展覧会。
皆様にとっても、懐古のみならず、新たな出会いとなりますように。