喫茶室では、展覧会ごとに異なるお店から取り寄せたコーヒーを「旅コーヒー」と称してご提供しています。
旅先で出会った、また訪ねたいお店を中心に、出展作家からご紹介いただいたお店のこともあります。
今回は、野田英世さんからのご紹介、、、ではなく、
”野田さんの企画で” 長野県上田市にある「重澤珈琲」さんのお豆をご用意しました。
お豆のラインナップのご紹介はまた改めて。
このトピックスは「ひぐらしコーヒーさん」について。
”野田さんの企画で” と書いたのは、
野田さんが今回の「旅コーヒー」を選びたいけれど、お店には詳しくないので、
共通の友人である上越の「ひぐらしコーヒー」さんにセレクトをお願いしたい、とのことで、
野田さんからの依頼を受けて、
上越の「ひぐらしコーヒー」さんが紹介してくださった「旅コーヒー/重澤珈琲さん」です。
「ひぐらしコーヒー」さんは、高田で「caféたびのそら屋」を営んでいた時のお客様なのですが、
今では不定期で静かにそっと現われる素敵なコーヒー屋さん。
2018年のギャラリー開業時、2期に分けて開催した「あらたなはじまり展Ⅰ・Ⅱ」では、
そして何より、若い人が夢をカタチにしていく、その傍にいられることがまた、
そこに立つひとによって、同じ空間がこんなにも変わるものなのだと、
いつもあたふたしている私には、学ぶことがとても多かったです。
憧れは憧れとして、大切にしたいものを大切に邁進するよりほかないのですが、、、
野田さんは、「ひぐらしコーヒー」さんから「重澤珈琲」さんをご紹介いただいたのちすぐに上田市を訪ね、ご自身の展覧会と、たびのそら屋のことを話してきてくださったとのこと。
そうして、確かなつながりを築いていくのが野田さんです。
重澤珈琲さんは、HPに書かれているように上田市にある大正6年創業の映画館「上田映劇」の館内の一角で営まれています。
今回、「上田映劇」の外観を描いた作品も出展されていますので、どうぞおたのしみに。
「旅コーヒー」は、作家さんからのご紹介で、初めてのお店さんからお取り寄せさせていただいたことはこれまでもありましたが、今回のようなケースは初めてです。
こころ踊る仕掛けをいくつも用意してくれる野田さん。
作品以外でお話ししたいこと(スピンオフ)が多いわけを、わかっていただけますでしょうか。
喫茶室奥のガラス棚には、野田さんの2019年の二つの展覧会→★ に関するものを展示しています。
ご紹介は、次のスピンオフで😆