2018年7月27日金曜日

旅の手がかり

たびのそら屋には、展覧会・イベント情報のほか、
旅の手がかりになりそうなものも置いています


◆入口エントランスにあるものはテイク・フリーです
ご自由にお持ちください


新潟市内・近郊のアートシーンを巡るのに必携なのは
新潟絵屋さん制作・発行の「ギャラリー&ミュージアムマップ」



県外ですと、福島市内の素敵なお店掲載地図「フクシマナビ」
猪苗代町散策に役立つ「あいばせMAP」


遠く海の向こう、東京の離島・新島から届いた、
新島をディープに味わうカルチャーマガジン『にいじまぐ』
記念すべき創刊号

謎めいたインパクトのある表紙のこの冊子
展示台からさりげなく、じんわりと減っていっているのがうれしい力作


◆喫茶室には、
オーロラコーヒーさんからの山形情報のほか


カヨさんから届けてもらった長野情報と
カヨさん掲載の本(会期中館内閲覧用)



奥の本棚には、上越市は高田文化協会発行の『文芸たかだ』

誌面から感じる高田の風とあわせて、
表紙と表紙に寄せた一文も、毎号楽しみにしています


そして


とっておきは秋田県のフリーマガジン『のんびり』
のバックナンバー(そら屋秘蔵本)
















昨夏、訪れた際に買ってきた北東北(岩手・青森・秋田)
エリアマガジン『ra kra (ラ・クラ)など


















刊行を終えた秋田県の『のんびり』誌については、
語り出したら長いのでここでは割愛しますが、
そのうちブログの方でご紹介できれば… (と思って早一年)


そして、新潟が誇るべきディープな情報媒体といえばこちら


『 Life-mag (ライフ・マグ)

~新潟に拠点を置く、ローカルインタビュー誌~

テーマに沿って時間をかけて取材したことを、丁寧にまとめてあります

編集人の感性による俯瞰と焦点により、その地域のすばらしさ、
個々人の生業のいきいきとした様子が、写真と共に伝わってきて

まるで旅をしたような

いえ、その地を訪ねたくなるような
素晴らしい誌面です



2008年に創刊して以来、
編集人がほぼ一人で取材・撮影・編集・営業をしてきたこの本は
回を重ねるごとに、内容もより一層磨きがかかって、
10周年を迎えた今年、記念すべき第10号が発売中

***

どこにも行かない夏に手にしたものが
いつかの旅の手がかりに
なるかもしれません



ご紹介のために改めて並べてみると

アート作品と同様、それぞれの制作に携わる方々の
苦心、情熱、遊びごころ…

人生の蓄積が垣間見えるようで
ズシリ


敬服です