2018年4月14日土曜日

第Ⅰ期 作家紹介⑦


岡谷敦魚さん

開廊の準備にあたり、この思慮深い作品をおつくりになる方の
おおらかな笑顔と力強さに、何度も励まされ、救われることとなりました

新潟造形大学の先生でもいらっしゃいます
生徒さんたちは、どんなに多くを学べていることでしょう



書籍の活字の裏側の世界
「表」の「裏」を思うことがどれだけあるでしょう

岡谷さんとの対話ではしばしば
視点を変えることに導かれているように感じます




季村江里香さん

一番最新のうれしい出逢いの方
中央の作品は、この冬、制作に惑う彼女が
自画像としてダンボールに描いた「Woman」
ご自宅で拝見し、こちらもぜひ、と出品をお願いしました

エミリーとも愛称のついている「彼女」がいてくれることが
月の間の空間を、より豊かなものにしてくれていると思います

作風が定まらないと悩む、今の貴方でご出展いただきたいですと
ご依頼しました

今回の作品以外にも様々な世界を持つ季村さん
枠を、自分を、越えてゆく方だと思います



廣川智子さん

素敵な器もおつくりになりますが
今回はこちらを


嗚呼、もう、大好き

このひとたちが手の中から生まれるなんて・・・


「月の間」に生息中
お見逃しなく



ひぐちキミヨさん

この方にもずっと励まされてきました
ずっと変らず、つながってこれた方

地域の人に愛される景色を描くひぐちさん
その地を離れた者には、彼女自身が懐かしい「ふるさと」であるような

変らず迎えてくれる山のように
変らず笑顔で迎えてくれるひと

あたたかくたのしい人柄そのもののイラストで
妙高山の春のはじまりを描いてくださいました