先頃、新潟日報さんのフリーペーパー「assh」(アッシュ)の長岡エリア版
「n-assh」(エヌアッシュ)にご掲載いただきました。
特集「文化香る個性派ギャラリー」にて。
38年の歴史ある「ぎゃらりぃ栗本」さんと、長岡の戦禍を生き延びた地域の歴史の生き証人のような蔵を生かした「Gallery 沙蔵」さんという、大大大先輩のギャラリーとともに掲載していただきました。
恐縮するとともに、街なかの「個性」ある営みのひとつとして取り上げていただきましたこと、本当に光栄で、とてもうれしいご紹介をいただきました。
長岡・見附エリアでは新潟日報紙を購読しているお宅に配布されており、ちょうど「野田英世スケッチ作品展」の会期中だったこともあって、即日、複数のお客様から「見たよ」のお声をいただいたり、記事を見て初めて訪ねてくださったお客様がいらっしゃったのもうれしかったこと。
記念の紙面。
ライターさんにご快諾をいただき、アップさせていただきます。
【追記】新潟日報デジタルプラスのHPでも閲覧できます⇒★ (次号が出るまでかな?)
取材時は、尋ねられるままに、とりとめのない話になったのですが、
高田の「caféたびのそら屋」のこと、
「ギャラリーmu-an」さんのあとに「maison de たびのそら屋」を営むことになったこと、
柿川と、喫茶室があったから決断できたこと、
ギャラリーならではのよろびと、喫茶室があることのよろこび、
お客様から教わること、旅コーヒーのこと、窓からの景色のこと、、、
2度目のお店には再会の喜びもあったこと、、、
この空間ならではのことや、大切にしている思いを、
限られた紙面で最大限に紹介してくださり、心底、感服です。
表紙の写真も、恐縮ながら、たびのそら屋館内のワンショット。
写っている鉢植えは、新潟市でお世話になった美容師さんから開店祝いにいただいたガジュマルです。
「福を招くといわれているので」との気持ちに、心強く励まされたオープン以来、5年を共に過ごしてきました。
そのとなりに写っている「LOVE」と書かれた石は、文中に出てくる「ギャラリーmu-an」の迪子さんが転居の際にそっと残して行ってくださったもの。
mu-an当時の展示作家さんの作品だとお聞きしています。
これまでの歴史を知る存在として、新たな日々も見守っていただけるように、お客様をお迎えする入口の窓辺に置いています。
どちらもオープン当初からの大切な存在ですが、そんな話をお伝えしたわけもでないのに(!)
初来訪・初対面の若きカメラマン・坂井優斗さんが、この二つを撮影してくださっていたとは。。。
私以外のひとにとっては、なにげない窓辺の風景だと思うのですが、
新潟日報社の担当者様とともに、そのシーンを表紙に選んでくださったことに、
驚くとともに感激でした。
日頃の紙面でも、こうした丁寧な取材を通して、かけがえのないものに光をあててくださっていることを思うと、世界は誰かにとって特別なもので満ちているように思えてきます。
受け止めてくださる感度や、見出すセンスに敬服しながら、
こちらはどれだけ伝えられているのか、細部を大切にできているかと、
身の引き締まる思いにもなります。
取材に際して、5年の日々を、こんなふうに、うれしい気持ちで、ある種の確信をもって語ることができたのは、ひとえに開廊依頼のたくさんの励ましや、足を運んでくださる皆様、素晴らしき作品との出会いをくださる作家の皆様のおかげです。
未熟さを思えば先は果てしないですが、
大切なものを大切に、
またコツコツと営んでまいります。
Special Thanks for
リバティ・デザインスタジオ
和田竜哉 様
和田明子 様
表紙写真 坂井優斗 様
新潟日報社 高津和也 様
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「n-assh」の表紙の写真は、常々、長岡造形大学の学生に依頼して、
勉強方々、地域で力を発揮していただいているとのこと。
素晴らしい取り組みだと思いました。
私にとっても大変うれしい出会いとなりました。
今後の表紙にも、注目していきたいと思います。