「長岡造形大学 2022年 卒業・修了研究展」(2/11~14)
一般公開は、大変残念ながら2年連続で新型コロナ感染症対策のために中止となりましたが、 まずは、この日に向かって学び、悩み、自らを磨いてきた学生・大学院生の皆様、おめでとうございます!
(制作者 / 視覚デザイン学科3年 高橋 香穂)
波紋が ぽよよん。。。とゆらぐオンライン画像も素敵ですが、
手元に紙で在ることのうれしさ。
教育の場、クリエイティブな場の在りようについては、様々な考えがあると思います。
4パターンあるという、とても素敵なデザインのDM
(制作者 / 視覚デザイン学科3年 高橋 香穂)
公開中止が決まる前に届けていただいたDM。
そうでなければ手にする機会もなかったであろう案内状。
波紋が ぽよよん。。。とゆらぐオンライン画像も素敵ですが、
手元に紙で在ることのうれしさ。
一般公開中止については、当事者である学生やそのご家族の無念、そしてご指導してこられた先生方や、支えてこられた大学関係者の皆様にも、それぞれに計り知れない想いとご苦労があると思います。
一市民としての私も、これまで学外展示で作品を拝見する機会のあった方や、たびのそら屋に足跡を刻んでくださった学生の方々の卒業制作は見届けたかったですし、これから世に出る方々(と作品)との出会いは、ギャラリーの主宰者としても楽しみにしていたことでした。
学生たちはギリギリまで一般公開を希望していたと聞きます。
教育の場、クリエイティブな場の在りようについては、様々な考えがあると思います。
それは価値・判断基準の置き方の問題であり、組織・社会でどう生きるかの問題でもあると思います。
それら全てを踏まえて、
この2年を閉ざされた環境の中で過ごさざるをえなかった学生たちが、
それでも今できる限りをやりきった! あとはこれからにつづく!
と思えることを願っています。
大学HPの「キービジュアルについて」⇒ ★(DM・ポスターデザインの紹介)を読みながら
これからも他者や外界と関りながら、自分の波紋を信じながら、
(それはすでにココにも届いていますよ)
この時代をしなやかに、力強く生きてほしいと、
想いを重ねます。
時に、表面的には凍りついてしまったとしても。
水面の下は自由!
見上げればどこまでも続く空!!
それは心細いことでもあると、思う日も来るでしょう。
でも礎は、確かに足元に、 掌に。
◆展示の様子や個々の作品は、特設Webサイトで見ることができます。⇒ ★
会場案内や学生による作品解説の動画もアップされていますが、静止画は「特設ウェブサイト」を下にスクロールすると「研究成果一覧」があり、個々の作品解説と、メッセージ送信フォームがあります。
たびのそら屋の12月の展覧会「gift」で4年生・村越日生子さんのガラス作品をご覧くださった皆様には、あの作品を経ての集大成をぜひご覧いただきたいです。
美術・工芸作品は、画像では伝わらないもどかしさがありますが、、、、
でも私にはシビレるほどわかります。
12月にあの作品を見てくださった皆様も、きっと感じてくださると思います。
彼女があの日から更に苦心を重ね、今できる限りを、カタチにしたことを。
これからも続くその道の先で、また出会えることをたのしみに。
長岡の地で4年間プラスαを過ごした学生たちの集大成である卒業・修了研究展。
実作品と、実在する彼らに会えないのは本当に残念ですが、ここからが始まりです。
皆様の門出を、こころより祝福いたします。
【朗報】
大学院生の修了研究展については、2/18~20 隣接する「展示館MàRoùの杜」にて
有志8名による事前予約制での一般公開が決まりました!
後日、ご案内いたします☆