2019年8月1日木曜日

次回展覧会「小松弦太 展」

暑中お見舞い申し上げます
maison de たびのそら屋、次回の展覧会は、夜風が心地よくなるころ
茨城県笠間市在住の若手陶芸家・小松弦太さんをお迎えして開催します




2019年8月29日(木)~ 9月8日(日) 
小松弦太 個展   ARCHERAFT - 曖昧な世界 -


OPEN 11:00~17:00  
※9/4(水)休廊




小松弦太さんは、笠間の陶器市「陶炎祭(ひまつり)」で、
いつも印象的なブースを出しておられる作家さんです

器もさることながら、オブジェや展示に添えられたイラスト等も気になって
お話を伺ったところ、表現したいことは「器」にとどまらないことを知り、

オブジェを活かした空間展示にも挑戦していきたいとお聞きしたことから、
今回の展示が実現することとなりました


以下に略歴を記載しましたが、大学の専攻からも興味関心の幅が感じられます

陶土を掘る中で化石に出会うこともあり、
遺跡や縄文土器などにも関心があるという小松さん
長岡といえば「火焔土器」!ということも、遠路お越しいただける要因となりました



リアルとファンタジー
見えるものと見えないもの
過去と未来・・・

いずれもその境目は曖昧なものではないかという小松さん



過ぎ行く夏と、気付けばそこに佇む秋の狭間にて、

小松弦太さんの魅せる ー Ambiguous World (曖昧な世界)-

オブジェによるインスタレーションと併せて、渋かわいいブローチなどの雑貨
(ちょっとワイルドな猫や、ケモノシリーズが大好きです)や、
定番の器たちにも、多くの皆様に出会っていただけたらと思います



【小松弦太さんよりメッセージ】

ARCHERAFT(アルケラフト)という造語をコンセプトに掲げ、
架空の遺跡からの出土品をイメージしながら、主に陶を素材として、
使う(実用の器)・楽しむ(雑貨)・感じる(作品) を三本の柱として
幅広い制作をしています。

今回は「Ambiguous world :曖昧な世界」をテーマとし、
新しい挑戦としてインスタレーションを取り入れた展示を行います

長岡市では初めての展示となりますが、
お越し頂ける皆さまに少しでも楽しんで頂けるように尽力できたらと思います。


【略歴】

1989 笠間市生まれ
2011  茨城大学教育学部情報文化過程アート文化コース・彫刻ゼミ卒業
2012~2014 (株)向山窯で修行
2015 陶芸家の父、故・小松敬の下で作陶
2016 工房を引き継ぎ小松陶房として独立  
個展・グループ展多数