私にとって学生時代を過ごした懐かしの地です
2年前の秋、夫の名古屋赴任に便乗して、
10数年ぶりに訪ねることができたのは、とてもうれしいことでした
当時、父が闘病中でしたが、容態の安定を見計らって、月に1週間程度、
家事担当として名古屋に滞在して、近郊に住む友人と再会したり
訪ねたかったところを訪ねたり
名古屋の仮住まいからの日帰り外出
それは旅行でもなく、本格的な住人でもない
不思議な立場の、特別な旅(Voyage)でした
その名古屋滞在の折に訪ねることができた場所のひとつが
愛知県立芸術大学
細谷晶夫さんが学ばれた大学です
上越時代からの旧知の細谷さんが
「(母校では)50周年記念事業が開催されているので、よかったら」
と教えてくださって、初めて踏み入ることのできた芸術大学でした
モノレールを降りて、てくてく坂を登って、
木立に囲まれたエントランス、
吉村順三設計のキャンパス、講堂、学内そこここに散見されるアートのかけらたち…
同じく卒業生である奈良美智さんらの特別展示や、
在学生たちの作品も含め、見るもの全てに感動しながら散策したのは
忘れがたい一日です
愛知県立芸術大学
細谷晶夫さんが学ばれた大学です
上越時代からの旧知の細谷さんが
「(母校では)50周年記念事業が開催されているので、よかったら」
と教えてくださって、初めて踏み入ることのできた芸術大学でした
木立に囲まれたエントランス、
吉村順三設計のキャンパス、講堂、学内そこここに散見されるアートのかけらたち…
同じく卒業生である奈良美智さんらの特別展示や、
在学生たちの作品も含め、見るもの全てに感動しながら散策したのは
忘れがたい一日です
その2年後のこの展開を
誰が想像できたでしょう
と書きながら
なんだか
2年前の自分を、未来の自分が
どこかで見ていたような気持ちです
時空を超えた旅を
したでしょうか
まだまだおぼつかない今日の私のことも
未来の私が、見てくれている気がします
ハラハラとしながらなのか
それで大丈夫、と思っていてくれるのか
その傍らに、父もいるのか
知る由もありませんが
今回の旅コーヒー・Voyageさんのコーヒーの香りに
ふとそんなことを思いながら過ごしている細谷晶夫展です
11月14日(水)まで開催しています
11月14日(水)まで開催しています