田中幸男 展
2018年11/22(木)~12/2(日)※28(水)休廊
OPEN 11~17時 ※土曜は18時まで、最終日は16時30まで
◆作家在廊予定・・・23(金祝)と会期中の土日
開催二日目の今日の長岡は、初雪を迎えて大変冷え込みましたが、
高校の美術教師でもある田中さんの教え子さんや知人の方々のご来訪で
あたたかい交流の続いた一日でした
※以下、作品の色彩が実物とだいぶ異なるものもあります
ご容赦ください
ご来場の皆様に大変なインパクトを与えている今展覧会、
これまでの田中幸男作品をご存知の方であればあるほど、
新たな驚きと感動を表してくださっているように思います
色彩だけでなく素材感からも来るのであろう
表現の強さがあるのですが
意外なくらい
私には居心地よく
それは決して
仲良く馴染んで一体化するようなことではなく
多様なそれぞれが、それぞれでありながらも
どこかハーモニーを奏でているような
そう言うと田中さんは
「絵の中でバチっと時を止めたいと思っているからかもしれない」
と仰って
「ココ」という収まるべきところに収まる瞬間に「止める」
ということの難しさに挑んでおられるご様子なのですが
(上手く止められていれば作品が揺らがず
居心地がよいと感じるかもしれない、と)
私は、田中さんが語ってくださる言葉もさることながら、
展覧会を訪ねてくださる方々の様子や会話の中に
この感覚の理由がありありと含まれているような
気がしています
田中さんが「作品は自分の分身」と仰るように
作品はその生き方、生き様を映しているのだと思います
今回は「maison de たびのそら屋」になってからは初めての、
窓を塞いで、自然光を取り入れない状態での展示でもあります
大きな窓からの自然光のもとで観る作品の良さを感じてきた
この「太陽の間」ですが、
時の経過を止めた空間で、作品と純粋に向き合うことの魅力も
再認識させいていただいています
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多くの美術館やギャラリーでは自然光の入らない状態が保たれているわけですが、
だからこそ自然光を取り入れることもできるこのギャラリーの良さがあって、
作家が選ぶことのできる展示空間の贅沢さを改めて感じます
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今回の旅コーヒーは、また改めてご紹介しますが
長岡市与板にある「NAKAMURA KOFFEE ROASTERs」さん
のお豆をご用意しています
こちらもどうぞお愉しみください