「自分の中にある もっと怖いもの を描きたいのです」
と、5月の季村江里香さんとの二人展の折におっしゃっていた猪爪先生
銅版画のモチーフがガラリと変わりました
作品たちは案外、かわいらしくもあり、
女性のお客様方からは親しみの反応もいただいているのですが
改めて対面すると
なかなかに、コワイです
かつてないほど、秘めたる意思を感じる作品たち
墨で描き出されたカタチが元になっているとのこと
こちらは当初、縦長の向きで制作していたものの、
横長の方が座りがよいと思われて、この向きでの完成になったという作品
首を傾げながら縦長の状態をイメージ、、、するのが難しくて
PC画像で90度倒させていただくと。。。
こんな感じ
それを更に回転したら、、、
Oh! センセイ、コワイです(;'∀')
この向きはアリでしょうか?
落ち着いて思いを巡らせました
これは怖さなのか、意表をつかれたたじろぎなのか、
もしくは憧れ
そのひとは天地も生死も超えた
自由で自在な存在に思われます
墜落に見えて、否、標的をめがける
意志ある滑空にも見え
たなびくものは浮遊するものの優雅さえ感じさせます
向きなど無関係に、自在に舞うことのできる
猪爪ワールドに住まいしひと
影より立ち現れし ”異族” たち
先日オンライン配信したのは、こちらの作品と同じ原版を刷る工程です
インスタライブの録画はこちらからどうぞ → ★
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その時刷られた作品は「工房このすく」でご覧いただけます
まだサインも入っていない、刷りたてホヤホヤの乾燥中のシート
「工房このすく」のインクは先生の工房のものより黒のトーンが淡いそうで、
「工房このすく」のインクは先生の工房のものより黒のトーンが淡いそうで、
薄めの仕上がりになったとのこと
インクや設備が同じであっても、全く同じ刷り上がりになることはなく
むしろ細かな違いのうれしさ、たのしさがあることが、
オンライン配信でも語られています
版画作品は、お買い上げを示すシールがついていても、
このように追加で刷っていただくことができます
どうぞお声掛けください
(額装は新規発注いたします、シートのみの販売可)
夢
2020.10.8~10.20
猪爪彦一 展 -異郷-
OPEN 11:00~17:00
※10/14(水)休廊日 / 最終日は16時まで
※10/14(水)休廊日 / 最終日は16時まで
※工房このすく」オープンスタジオは10/16(金)が最終日です
※10/17(土)16:30からの古楽器演奏会(満員御礼)のため16時より設営に入ります
※10/20(火)最終日は16時にて閉幕です