2020年10月1日木曜日

【御礼】クラシニトモル

2020 SEPTEMBER EXHIBITION 
クラシニトモル
2020/9/10~22


華々しく開幕した4組の作家による手仕事作品の展覧会は
連日、本当にたくさんの笑顔をいただきながら、無事に閉幕しました




にっこにこ しながらマラソンしているような毎日でした

時々、マスクの下で水不足、酸素不足になっているのを感じながら
駆け抜けるほか無し!のうれしい毎日




実用のお品が並ぶ展覧会の特別な賑わいは、懐かしき昨年は7月の
「ツクルノコト」展でも経験させていただいたことですが、

今年は、コロナ禍で外出が制約されるという、かつてない状況を経てきたこともあり、



こうしてお客様がお越しくださること、
おともだちと連れ立って楽しんでくださること、
館内でゆっくりと過ごしてくださること、


それがどれだけかけがえのないことか

身に沁みて感じる毎日でした



そして再びこの日常が揺らぐ状況と
いつでも紙一重にあること




この瞬間にも厳しい決断を迫られる事業があることや、
休む間もなく喫緊に対応すべきことに携わり続けている方が大勢いらっしゃることも
忘れようもないくらいに感じながら、




だからといって、なにかに遠慮することなく



今の自分にできることを、精一杯、
させていただけていることに感謝しながらつとめた会期でした





だって、こんなに素晴らしい手仕事の数々なのだもの




ものつくりだけでなく飲食に関わることについても、
手間暇をかけてこそ生みだされる様々なことが
「コスパ」という価値基準の中で消えていく時代




これは「不要不急」のものなのだろうか、という作家の自問を聞くことが
少なからずある昨今




瞬間の真実と、時間をかけてつかむ確信とがあるとして





私は春からの展覧会のひとつひとつを経ながら
少しずつ、自らの答えの確信を強めています


それは胸の内にトモルもの

この道の先を照らすもの






それは自ら探すほかない灯りですが
ひとりだけではこころもとなく、消えてしまいそうなあかりです


遠方からも足をお運びいただき、お近くの方には会期中何度も、
一緒に楽しんでくださいました皆さま、
展覧会で自らの灯をみつけてくださいました皆さま、
本当にありがとうございました


SNSなどでご紹介してくださった皆さま、
ご案内状を設置して下さいました事業所ならびに
情報を掲載してくださいました媒体の皆さまのお力添えにも、
こころより感謝申し上げます




そして、渾身の作品を寄せていただき、
素晴らしき展覧会を共に過ごしてくださいました作家の皆さま

どうもありがとうございました
厚く感謝御礼申し上げます


Special thanks for


イシヤマ ヒロコ

齋藤伸絵

vickey’72

星名泉


see you next time





笑顔の余韻もあたたかな灯に、 次なる展覧会 に向かいます


猪爪彦一展 -異郷-

2020.10.8~10.20
OPEN 11:00~17:00

※10/14(水)休廊日 / 最終日は16時まで




油絵と銅版画作品の展覧会です

会期中の古楽器演奏会は、おかげ様でご予約にて定員に達しました

特別企画の「オンライン配信」と、同時開催の「工房このすく展」については
改めてご案内いたします

どうぞおたのしみに