しんぞう個展「愛」
会期 2025.9.9(火)~21(日)
OPEN 11:00~17:00 ※最終日は16時まで
休廊日 9/12(金)、17(水)
▶在廊日 9/13,14,15,20,21(各日13時頃~)
▶Instagram⇒ sinzow_art
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展示作品はすべて販売品です。お支払いは現金もしくは会期中のお振込みのみです。
グッズ以外の作品のお渡しは会期後となります。
画材は acryllic on canvas/2025制作。一部作品には別売の専用額があります。
色彩は再現できておりません。会場で実作品をおたのしみください。
《 ナンニモナイ 》
18×14㎝
このたのしげな作品が生まれてきた背景には、
知らなかった自分との衝撃的な出会いがあった様子。
十分知り尽くしたつもりになっていた自分の中に、
まだ見ていない世界があったと、気づかされる出来事があったとのこと。
まだ見ていない世界があったと、気づかされる出来事があったとのこと。
奥の壁面に展示された《 光あれ!》の手前に
もうひとつのメインともいうべき、強い印象を残す4連作があります。
まずはこの作品たちを語らないわけにはいきません。
もうひとつのメインともいうべき、強い印象を残す4連作があります。
多くの方に好評をいただいている明るい作品、
一緒に口ずさみたくなるたのしい作品の前に、
《 Lucky girl 》
41×31.8㎝
泣いているように見えて《Lucky girl》 なのはなぜ、、、 とお尋ねすると、
描いたのは「抜け殻」みたいなぺらぺらの皮のようなもので、
この歳になってまだ剥けるものがあった!
⇒まだ新しい自分があることに気付けてよかった!
⇒なんてしあわせなんだろう!
⇒まだ新しい自分があることに気付けてよかった!
⇒なんてしあわせなんだろう!
そんな気持ちの 《Lucky girl》
それはやっぱり、泣きたくなるような出来事であったかもしれません。
愕然とすると同時に、張りめぐらせていたものが図らずもほどけた
安堵の出来事でもあったかもしれないと想像します。。。
安堵の出来事でもあったかもしれないと想像します。。。
着飾ることなく、素の自分だけで歓喜に身をゆだねるダンサーたち
《 Wildly dance No.2 》
65.2×53㎝
喫茶室にある作品カタログをご覧いただくと見て取れるように、
灰色にくすんだ色彩や墨絵のような画風の時代を経て、前回個展の2023年頃は、
なるべく明るい色を使いちょっと笑えるようなモチーフも意識していたと振り返るしんぞうさん。
なるべく明るい色を使いちょっと笑えるようなモチーフも意識していたと振り返るしんぞうさん。
今はモチーフに意味を求め過ぎなくなったことに加えて、
明るいも暗いも、どちらもあっていいと思うように変わったとのこと。
明るいも暗いも、どちらもあっていいと思うように変わったとのこと。
《 こんにちは 》
41×31.8㎝
このコの顔は、一体なんでこんなに黒くなったか、、、
なかなか納得いく顔にならなくて何度も描き直し
絵具が重ねられた結果のこのお顔だそうで、
会場の誰よりもうれしそうなにっこり笑顔でコンニチハ。
なかなか納得いく顔にならなくて何度も描き直し
絵具が重ねられた結果のこのお顔だそうで、
会場の誰よりもうれしそうなにっこり笑顔でコンニチハ。
「(顔)黒くなっちゃったーー と思いながら描いてました」と言うしんぞうさんが
このコと同じく、なんともうれしそうだったこと。
《Wildly dance》の流れをくむ《ナンニモナイ》は
無心に描き終えたときにふと、その言葉が浮かび、描き添えたとのこと
ナンニモナイ、からはじまる、新たな命のよろこび

急遽、決定した富川岳さんのトークイベント(会場は真向かいの富川屋さん)のお知らせの中で、
著書『シシになる。ー遠野異界探訪記』の画像も Instagram にアップしたところ
著書『シシになる。ー遠野異界探訪記』の画像も Instagram にアップしたところ
帯に書かれた森田真生さんの文章を読んだしんぞうさんが、コメントしてくださいました。
「 考えるだけでなく身を持ってなす。今の私だー😍
場所の声に耳を傾け、ひたすら踊る🔥🔥これが今の私の制作です! 」
そこに目を留めてくださるしんぞうさんのアンテナが、さすがなのですが、
《Wildly dance》はそういう踊りだったのだと、
岳さんの「シシ踊り」を通してイメージさせてもらえるなんて、凄いシンクロニシティ。
何がどうつながっていくか、わかりません。
いくつもの物語が常に交差して、
申し込みに間に合わなかった方の頭の中にも、すでにシシは棲み、
申し込みに間に合わなかった方の頭の中にも、すでにシシは棲み、
会うべきものと、会うべきときに、出逢うのでしょう。
未だ見ぬ世界への扉。
富川岳 著『シシになる。ー遠野異界探訪記』(亜紀書房)
販売しております。
▶5/15(月祝)しんぞうさん、午後から在廊です。












