2025.6.7~18に開催いたしました《Kanazawa Printmakers 版画展Ⅵ》
は無事に閉幕いたしました。
最終日は出展者の岩瀬さんと崎元さんが在廊してくださり、
平日だったにもかかわらず多くの方にお越しいただき、
うれしい語らいの中で閉幕を迎えました。
Kanazawa Printmakers 略して「KPM」は、
主に「金沢湯涌創作の森」版画工房を拠点に制作する石川県の版画家たちが、
「札幌芸術の森」版画工房を拠点に活動する北海道の版画家との交流展を実現することを目的に、
連携のために立ち上げられた展覧会のためのグループ。
その形は極めて柔軟で、主宰者の岩瀬貴憲さんが会場とおおよその会期を定め、
日頃は個々に活動する作家たちに告知し、希望者が名乗りを上げる、
という形で出展者を固定せずに運営されています。
金沢を拠点にしつつも、活動の場を広くとらえ、版画芸術に親しんでいただくことと交流を願い、
新潟県長岡では初めて、KPMとしては第6回目となる展覧会を開催してくださいました。
フットワークが軽い!
というのが今回お会いしてみての印象でした。
北海道まで出掛けて行かれる方々ですから、新潟など陸続きで隣の隣、、、なのですが、
話題にもなりましたが、なんといっても日本海岸線の長さ、
富山を過ぎ、新潟県に入ってから長岡までの長さといったら、、、
そして関係者以外には知る人のいない、アウェイの地での展覧会。
出展者の皆さんにとっては、札幌での展覧会で経験済みのことであったかもしれませんが、
迎える側としては、たのしみな反面、緊張もすることでした。
ですが遠路、搬入・在廊・搬出とお越しくださり、
たくさんの語らいとともに私まで旅気分満載の、たのしい会期を過ごさせていただきました。
多様な作品に出会わせていただけたことに加えて、
地域性、グループ性に感じる異文化交流的な要素も貴重なものでしたが、
やはり個々の作家との新たな出会いの中で、
制作に寄せる思いなども、限られた時間ではありましたがお聞きできたのがうれしかったこと。
どなたも比類のない、特有の世界の奥行きがあり、関心の尽きない思いでした。
うれしいことに、再来年2027年に、再びの開催予定をいただきました。
次回はどのような出展者のお顔触れになるのか、出会いと再会をたのしみにしたいと思います。
今回、新潟県内では初出展となる方々の版画展に、関心を寄せてくださいました皆様、
各種イベント続きのシーズンに、お忙しい中をご来訪くださいました皆様、
どうもありがとうございました。
展覧会案内を設置くださいました事業所ならびに新潟日報社様、
SNS等で発信にご協力くださいました皆様にも、こころより御礼申し上げます。
Special thanks for …
たくさんのサポートをしていただきました
大胆な画面のエネルギーを浴びるここちよさ
あらたな物語のはじまり
来月もウキウキの旅気分でお越しいただけますように。
ゆめみごごちの夏旅をどうぞ