2025年7月8日火曜日

Daydream / 石田賢一郎

   2025 SUMMER EXHIBITION 《 Daydream 》

 7/15日(火)~ 27日(日) 
 11:00 ~ 17:00 ※最終日16:00時迄
 休廊日 7/18(金)、23(水) 

◆ aoiro / 洋服(長岡市)@aoiro.lb  
◆ 石田賢一郎 / 絵画(上越市)@kenichiro099 
◆ 太田亜矢子 / 陶(加茂市)@toshukohu  
◆ koko.switch / 刺繍アクセサリー(長岡市)@koko.switch 


作家略歴とメッセージをご紹介いたします。







▶石田賢一郎 / ISHIDA Kenichiro 

Instagram   @kenichiro099 
在廊予定      7/16・19・25・27(各日13時半~クローズまで)


【略歴】

1961年   新潟県上越市(直江津)生まれ

1985年   中央大学経済学部卒業
    新潟県労働金庫に就職(以降、県内各地にて35年間勤務)

1989年  上越市内の旧洋裁学校を借りてメンバー6人で創作活動を開始
      本業の傍ら周期的にグループ展を開催

1993年 「上越大和」にて個展

2020年   新潟県労働金庫を退職
    「ライオン像のある館」(上越市文化財 旧直江津銀行)にて個展

2021年   上越市内にアトリエを開設
    直江津船見公園海岸にて「何の前ぶれもない3時間の展示」実施
    市内の商業エリアや福祉施設などでの作品展示を開始

2022年  「アトリエNEXT」に参加 以後、毎年出品
    「なおえつうみまちアート」に参加
    以後、同イベントに毎年地元作家と連携して参画、出品

2023年   上越市戸野目の築140年の古民家「こうじや」にて個展

2025年   長岡市「maison de たびのそら屋」にて企画展に参加








【メッセージ】


これまで私が過ごしてきた道のりを振り返ると、いわゆる「アート」と呼ばれるジャンルからは程遠い環境に身を置いてきたようです。

しかし、こうして自分のプロフィールを時系列的に眺めていると、作品制作者としては再三の空白時期や長期のブランクはあったものの、幸運なことに節目節目で現在の自分につながる大切な出逢いが何度もあったように思います。

また、当時の日常と現在の自分との不思議なギャップが私の制作の原動力やモチーフとなっているように感じることがあります。私のどこかから染み出てくる作品達はそんな自分自身を投影している「カタチのない具象画」なのかも知れません。

このたびの企画展「2025 SUMMER EXHIBITION Daydream」への出品が新たな出逢いのスタートになれば幸いです。








たびのそら屋で展示していただいた作家の皆様の中では、異色のキャリアでいらっしゃいます。

大変なお仕事であったのではないかと想像しますが、在職時からの創作
活動の、なんとアクティブでユニークなこと。


先のトピックスで触れたように、作品は販売せず手元に所有し、様々な空間に異なるシチュエーションで展示することで、新たに感じられるもののあることを愉しんでおられます。


Instagramにアップされているように、その作品は多彩で、
いずれも眺め続けていたいような、色彩の重なりに溶け込み
たくなるような画面です。


水面のきらめきのような、木漏れ日のまぶしさのような、
晴れの日、雨の日巡るもの、変容するもの、、、

抽象画にみえるそれは、人生のさざ波であり、
かけがえのないものを表すカタチでもあるのでしょうか、、、


今回は、事前に見せてくださった様々な作品の中から、この夏の空気の中で拝見したい、
展覧会イメージを増幅してくれるような作品をリクエストさせていただきました。


初めての方には今後もたのしみに、従来からのファンの皆様には、
これまでとはまた異なる装いでの出会いを、おたのしみいただけたらと思います。