年に一度、それぞれの渾身の作を持寄り開催される「 Pegasusの会展」 。
事前の打ち合わせの際、猪爪彦一さんと近藤充さんは、
「第10回」という数字の節目にこだわることなく、いつも通り淡々と、
といった心境でいらっしゃるとお聞きしました。
確かに、作家紹介のページに記載した、お二方の長きにわたる作家歴を見れば、
日々の一作一作の積み重ねが今日であり、明日であるとも感じます。
とはいえ、の「10年」。
各々の仕事や個展活動と並行して「Pegasusの会」が継続されてきたことは
稀なる、尊いことであると思わずにはいられません。
金内沙樹
近藤 充
現在の出展者は3人となっています。
年配者には、年月を重ねるごとの体力的な変化があるかもしれません。
歳の離れた作家が、対等な関係の中で互いに刺激を受け合う、というスタンスを維持しながら、
会が新たな変容への勢いを保っていることに敬服します。
開幕初日に届けられたのは、
沙樹さんのご両親様からの「Pegasusの会」 の10周年祝いのお花。
猪爪・近藤、両先生への感謝が込められているものと思います。
「教える関係ではなく、作家として対等な関係である」というスタンスでいてくださる大先輩方ですが、
沙樹さんが「Pegasusの会」だけでなく、一作家として独立した発表の場を得ていくことを、
願い、待ち望みながら見守ってこられたのではないかと思います。
その道筋が、とうとう開かれた昨年秋でした。
「Pegasusの会」の今後のことは、これから話し合われるとのことですが、
淡々と、続けていかれるのではないかと、、、
今後をたのしみにしながら、
新緑の中で作家と、お客様と、語らうことのできる、
会場としての時間を味わっています。
5/18(日)は作家三人在廊です。
どうぞお出かけください🌈
《 第10回 Pegasusの会展 》
5/13(火)~25(日)
OPEN 11:00~17:00 ※最終日は16時まで
休廊日 5/16(金)、21(水)
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▶猪爪彦一(油彩) 在廊 5/13(終日)、18(午後)、19(午後)
▶金内沙樹(油彩) 在廊 5/17、18、24、25(各日とも終日)
▶近藤 充(岩絵具・アクリル・テンペラ混合技法) 在廊5/18、25(各日午後)