館内に醸し出される空気は
展覧会ごとにガラリと変わります
今回、作品の搬入・展示が終わったのち、
驚きをもって感じたのは、展示室に充ちた 生きもの感
驚きをもって感じたのは、展示室に充ちた 生きもの感
なんとお伝えしたらいいでしょう
照明をつけずに入室した、薄明りの展示室に充ちた
生きもののケハイ
通常であれば照明をつけない時の作品は
来たるべき時を待っているかのように、静かに感じるのです
それでも例えば10月に展示していただいた猪爪彦一先生の作品世界は、
もしかしたら夜、私の観ていないときに動いているかもしれない
と思ったりしたのですが
田中幸男さんの作品は、なんなら照明の中で、
こちらが観ている目の前でさえ、
動いているように感じられてなりません
ましてや闇間に動かざるわけはなしやと
閉廊後も賑々しく感じられる 展示室
作家の動力を宿し、躍動し続ける作品たち
「田中幸男 個展」は
いよいよ週末を残すのみとなりました
土日は作家在廊
17日(日)は16:30まで
どうぞお出かけください