2022年7月6日水曜日

ヤマノヨブコエ/ご紹介と在廊予定

2022 SUMMER EXHIBITION  -ヤマノヨブコエ- 7月12日(火)~24日(日)※休廊日 15(金)20(水) OPEN 11~17時 ※最終日16時まで


松田路子 参考作品

◆松田路子(笠間市) 7/12 (終日)
うつわとオブジェ @michiko_matsuda_


江戸中期に始まる陶芸の産地・茨城県は笠間市で作陶しておられます。 毎年春・秋に開催される陶器市(陶炎祭など)で出会って以来、穏やかな景色のうつわや花器、 お住まい周辺の山野草を植栽した植木鉢などと併せて、立体作品にも大変心惹かれています。

この度、念願叶って、初めてご出展いただきます。
新潟県内にゆかりの地がおありだそうですが、長岡市は初めてとのこと。
遠路、開幕初日に駆けつけて在廊してくださいます。
平日ですが、作品はもちろん、やわらかいお人柄の路子さんにも、 ぜひ出会っていただきたいと願っています。






長島裕子《 お茶の時間 》



長島裕子(長岡市) 
7/12(昼頃のみ)16・17・18・23・24(各終日)
銅版画ほか @andama10

昨年9月に開催した「工房このすく展」にもご出展いただきました。 銅版画の設備を持つ「工房このすく」で毎週月曜夜に開かれる「月曜版画部」で 制作を続けておられます。
裕子さんが見つけるフォルムや、裕子さんの描く世界から目が離せない気持ちは、 刻々と移ろいゆく草木花に日々、ハッとさせられることと通ずるように感じています。


蓑輪朋和 参考作品


蓑輪朋和(燕市) 7/16・18・23・24(各終日) 鎚起銅器 @minowmw 

たびのそら屋のオープニング(2018.4)にご出展いただいて以来、 折々に喫茶室奥のガラス棚にオブジェを展示していただきました。
今回はオブジェとともに、初めて実用の品々もご出展いただきます。
”ヤマ” が蓑輪さんを呼んでいるようです。
日頃は鎚起銅器の職人でいらっしゃいますが、個人としての作品のために生み出す、 やわらかで遊びごころのあるフォルムを、どうぞおたのしみに。


蓑輪さんは只今、燕市産業資料館で開催中の「燕手仕事展」⇒
に、素晴らしき大作をご出展中です。(入館料  大人400円・小中高100円)
こちらの会期は7/10(日)まで。ぜひ併せてご高覧ください。









矢尾板克則 参考作品



◆矢尾板克則(長岡市) 7/12・24(午後) 陶立体と器 @yaoita_katsunori


矢尾板さんも、タイトな展覧会スケジュールの合間を縫って、
「ヤマノヨブコエ」に呼ばれてくださいました。

今回、「作品点数は多くは無いです」と仰っていますが、
そうは言ってもきっと・・・ 果たして・・・

そこに無くても記憶の奥に存在を感じる矢尾板さんの作品ですが、
多くの皆様に、間近でその佇まいを感じていただけますように。


*****

たびのそら屋で複数の陶芸家さんに同時にご出展いただくのはオープニング以来です。
松田路子さんと矢尾板克則さん、二人の陶芸家のうつわとオブジェの世界がどのように交差するのか、

会場の異素材の作品たちが、どのように語らうのか、、、

この夏に繰り広がることをドキドキしながら待っています。







南雲まき《 Rain at dawn 》



◆南雲まき(東京都) 7/14、21・24(各午後) 油画・版画/リノカット  Facebook ⇒

立体作品が多い展覧会の際、喫茶室壁面には、展示室とのハーモニーをイメージしながら、
平面作品の作家さんに展示をご依頼しています。

今回は、南雲まきさん。
いろんな意味でとても気になる、皆様にも出会っていただきたい作家さんです。
その多彩かつ広域にわたる経歴は、プロフィールのトピックスで改めて。

彼女の展示タイトルは、従来からテーマにしてこられた「みずのかたち」ですが、
私はまきさん自身に、ヤマノヨブコエを感じています。


今回の喫茶室もどうぞおたのしみに。






展覧会は、作家それぞれが心惹かれ、追求してやまない ”好きなもの” 
に出会える機会でもあると思います。


私たちも、

好き、にまっすぐ

いきましょう☆



略歴と作家メッセージに続きます。