2022年7月16日土曜日

包(くる)まれて眠る/松田路子さん

茨城県笠間市から初出展の松田路子さんには、うつわとオブジェをご出展いただいています。

白い絵付けの涼やかなうつわと、《雨雲》シリーズのオブジェたち。







《 包まれて眠る 》

雨雲と葉っぱ






《 包まれて眠る 》

雨雲と月夜






《 包まれて眠る 》

雨雲と水たまり




「眠ってばっかりになっちゃった!(汗)」と路子さん。


なんだか、しあわせそうに眠っています。

起こさないように、遠慮しながら写します。


《追記》

オブジェの傍らに添えられた ”水たまり” は単品でお求めいただけます。
若者(女性・複数)がはまってくれて、
ゆたかで柔軟な思考に触れさせていただけたことも、うれしかったこと

どんなふうに置こうか、あれこれ思いを巡らせて選んでくださった水たまり。

アリスは穴に落ちて行きましたけれど、
松田路子さんの水たまりは、ゆらゆらと、沈ませることなく受け止めながら、
どんな世界をみせてくれるでしょうか。


やさしい ”水たまり” もういくつか、ございます。







《 包まれて眠る 》



《 包まれて眠る 》 に寄せて

くるまれてねむる
は、一日をヘトヘトで過ごしても、夜、毛布を巻いて、眠る時の
至福の時を
思いながら作っていたのですが、

ここ最近は、
あまりにも辛いニュース、、、を見ながら、
この毛布が、最強!の毛布で、
どんな場所で、どんな状況化で寝ようとも、
この毛布にくるまれて眠れば、安心して眠れる、、、

そんな毛布ならば良いのに、、、と、思いながら作っておりました。

「眠る」は、万人に与えられた休息の時間。
目の開いている人も作ってみましたが、
目を閉じている人の方が、見たひとが、何か、
それぞれの世界を投影出来るようにかんじております。







《 包まれて眠る 》

雨雲と砂漠







束の間でも、安らかな眠りでありますように







壁面に飾った陶のフレームの作品は、路子さんと娘さんとの合作。
昨年、陶炎祭を訪ねた折に求めた作品です。


同じ一角に置いたのは絵付けの《抹茶碗》ですが、、、

それだけではないものとして配置しました。





砂漠に在りても、草花に囲まれし緑の夢を授けたもう

《 草花柄抹茶碗 》







玉ねぎの絵柄の鉢には、たっぷりと夢をよそいましょうか


むいても、むいても、夢ばかり