2019年1月18日金曜日

旅コーヒー・ペギー珈琲店さん

新年最初の展覧会の旅コーヒーは
名古屋市内に2店舗を持つ自家焙煎のお店「ペギー珈琲店」さんのお豆です



今回は、ペギー珈琲店さんを代表する「ペギーブレンド」と、
ブラジルを2種類、ご用意しました

ペギー ブレンド(中深煎り)
30余年の歴史をもつペギー珈琲店さんの人気ナンバーワン銘柄
「適度な苦みとコク、豊かな風味は円熟の味わい」


ブラジル サンタカタリーナ農園(中深煎り)
こちらもコクのあるビターな感じですが、
ブレンドよりかすかに華やいだ表情があるように感じます

自然環境の保全に配慮しながら質の高い豆を生産している農園で
ペギー珈琲店さんが実際に現地訪問し親交を結んだ農園ということで、
取り寄せたブラジル2種類のうち、まずはこちらをご提供しています


順次ご提供予定でスタンバイしているのは

ブラジル カケンジ農園(中煎り)
焙煎度合いがサンタカタリーナ農園の豆に比べると浅いこともあってか
「クリーミーで甘くマイルド」と表現されるのがわかります

「理想的な環境、努力と研究が生んだ珠玉の珈琲」
と紹介されるのも納得の美味しさ

これまで個人的にはあまりブラジルのお豆を飲んできませんでしたが、
ふたつの農園のおかげで、新たな出逢いをいただきました




紅白のパッケージがことのほか新年にふさわしく思える今回の旅コーヒー

今展覧会の参加作家、小林花子さんと菅野泰史さんが
愛知県立芸術大学院を修了されたということもあって、
愛知県つながりでご紹介させていただきました


というフレーズに聞き覚えがある、と思ってくださったらうれしいです


昨年11月の「細谷晶夫展」の折にご紹介した「旅コーヒー」
細谷さんが愛知県立芸術大学をご卒業だったことから
愛知県半田市にある「Voyage」さんのお豆をご紹介させていただきました

「ペギー珈琲店」さんも「Voyage」さんと同様、
夫の名古屋出張滞在の際に出会った、また訪ねたい素敵な自家焙煎のお店です




伺ったのは夫の出張が終わる目前、2016年の暮れのこと

私たちは2017年の元旦に、名古屋を引き揚げて新潟市に戻ったのですが、
それまでの4か月間、
郡山市→新潟市→名古屋市→新潟市と住まいが移り変わり、
目まぐるしく行き来した日々が終わった年明け

名古屋から携えて帰ったこの紅白のパッケージのコーヒーを、
しみじみと飲んでいたことが懐かしく思い出されます



美味しかったコーヒーの記憶と共に忘れがたいのが、
お店でのお会計の時のこと

店主の方がスタンプカードを差し出してくださったので、
私たちは転勤で県外に戻るので、もうなかなか… とお伝えしたところ、

「またいつでも」「期限はありませんから」とにっこり
お渡ししてくださったこと

束の間の名残惜しい名古屋ライフの中で、
また訪ねて下さいと言っていただいたこと、
また訪ねたいお店ができたこと…

何よりのお土産

何よりうれしいことでした


それがこんなふうに、
多くの皆様と一緒にいただく機会を、持てるなんて…


その時には思いもしなかった
しあわせなことです


うつくしい梱包でした


全方位に感謝