《 Kanazawa Printmakers -版画展Ⅵ- 》
会期 2025.6.7~18
OPEN 11~17 ※最終日は16時まで
休廊日 6/12(木)
▶寺尾ユリ子/TERAO Yuriko ⇒ ★
Screen print / Intaglio
※ Intaglio= 凹版画
今回はスクリーンプリントの作品のみをご出展です。
【在廊予定】
6/8 (12~17時)
6/9 (11~15時頃まで)
6/18(不確定/来られれば13時頃~16時)
《 From Mrs A 》
2022 International Art works Poems”Flowers for Monet“ 1st Priz (ドイツ)
20th LESSEDRA WORLD Art Print Annval Mini Print (ブルガリア)
41e Mini Print Intenacional de CADAQUES (スペイン)
2019〜2024 The Contemporary Miniprint of Kazanlak (ブルガリア)
2018~2024 The International Print Exchange (ダービー・イギリス)
2011 Japan-US art exchange exhibition’Warks on paper 2011
1998 個展(G-Wings 金沢)
1995 個展(INAX 金沢)
1989 日本美術展(マルタ国立美術館)
1988 日本具象版画展(東京)’88〜’92 ’89優秀賞
日本美術展’88(国立博物館 ハンガリー)
パブリックコレクション マルタ国立博物館
寺尾ユリ子さんは、自身の作家活動と併せて、自宅のスタジオや金沢湯枠創作の森の銅版画工房で、
スクリーンプリントの手ほどきをしてこられたとのこと。
穏やかでかわいらしい語り口でいらっしゃりながら、
その作品の、なんと大胆でのびやかなこと!
岩瀬さん、崎元さんと共に搬入にお越しくださり、
遠路のお疲れも感じさせずに、長時間の展示作業をしてくださったことにもパワーを感じました。
長年のキャリアの中で、お人柄も含め、多くの方を魅了し、
たくさんの交流を築いてこられたであろうことがお話の端々から伺えます。
展示作業後の語らいの中で新潟県内の作家の話題になり、
猪爪彦一さんの銅版画作品集をご覧いただいたり、近日開催される
高橋洋子さんの追悼展(親交のあった猪爪さんも共に出展)のことを話題にしたところ、
そのDMに記載された高橋さんのプロフィールを見た寺尾さん、
洋子さんと同世代、しかも自分も女子美だったの、、と
寺尾さんのプロフィールには作家活動の略歴しか記載されていませんが、
歳は数年違いだけれど在籍は重なりそうで、もしかしたら学内ですれ違っていたのではないかと、
急逝を悼んでくださいました。
洋子さんがご健在であれば、このたび出会っていただけたかもしれなかったことを惜しみながら、
ギャラリーHAFUさん(新潟市北区)での追悼展に思いを馳せました。
高橋洋子さんと同世代ということは、洋子さんと同い年の猪爪さんとも同世代✨
長年、制作発表を続けてこられた作家の言葉や作品、発するものからにじみ出る生き様に
感銘を受けることがしばしばあります。
辛酸甘苦は当然のごとく織り交ぜられていると思うのですが、
寺尾さんの作品の多くを占めるのは、歓喜であるような、、、
ギャラリーの”絵画”たる大作も、喫茶室のシンプルにデザインされた小品も、
みずみずしく、勢いのある、生命の賛歌のように感じられ、
こころの芯が震えるような気持ちです。
8(日)9(月)在廊で、
最終日18(水)は調整がつけば、お越しくださるとのことです。
【参考】
▶Screen print/スクリーンプリント とは
岩瀬さんのトピックス文末でもお世話になりました
武蔵野美術大学「MAU造形ファイル」より ⇒★