2020年3月27日金曜日

izumi 展 04 不破妙子さん

不破妙子 ( FUWA Taeko )漆器・彫刻





1988年 上越市生まれ
2011年  長岡造形大学 オブジェクティブアートコース卒業
2013年  長岡造形大学 造形研究科  彫刻 修了
2013年  塗師  赤木明登氏に師事
2017年  年季明け
2018年  独立   長岡在住


◆グループ展

2011年  「ウラニワストーリィ」 SAKuRA GALLERY(江東区)
2011年  「ONE Mart  EXPRESS  Ⅷ 〜 10人の表現」新潟市美術館市民ギャラリー(新潟市)
2012年    二人展「サングリア」  ギャラリーmu-an(長岡市)
2019年4月 「はな・みず・き」 Gallery&Cafe VUCA(新潟市)
2019年6月 二人展「-日々-」 長岡市栃尾美術館市民ギャラリー(長岡市)






◆作家メッセージ


展覧会開催が危ぶまれていましたが、全員の「とにかくやってみよう」の気持ちで
ここまで来ることができました。
作家メンバー、見守ってくださっているみなさんのおかげです。
ほんとうにありがとうございます。

izumi 展に足を運ばれたみなさんにとって、
ちょこっとでも心の窮屈がほぐれるひと時になったらいいなと思っています。
作家それぞれの、こころの色をどうぞご高覧ください。

不破






◆ギャラリーより

2年前の春、石川県輪島での修行を経て、学び舎「長岡造形大学」のある長岡市に戻り、工房を構えた不破妙子さんは、
私にとって、この町内で同じタイミングで暮らし始めた親しき「お隣さん」でもあります

職人としての厳しい心構えや技術を身に着けたのち、どう身を立てていくか、
そして本当にしたいことは何か、模索してこられた2年間だったと思います

グループ展、二人展、大学内のイベント出展等に向けて、つくり続け挑み続ける中で、
何かを掴んだご様子を感じたのは昨秋の頃のこと
ぜひ、どんどん形にし、世に送り出していただきたく、この度ご参加いただきました

***

この2年は、私にとっても模索の日々でした
にわかにギャラリーを営むことになったものの、馴染みのない環境で、お客様の方がこの場所や住まいのことを知っていて(苦笑)
自分の家ではないような、自分の店でもないような、、、いつまでも旅をしているような(それはそれで私らしいと思っていましたが)複雑な心境を過ごしてきました

「ギャラリーをやっています」と名乗るのも落ち着かず、自分でも首をかしげたくなるような心境が、少しずつ変わったのは、やはり、昨秋の頃かもしれません

私も、それはひとえに作家の皆様と、足を運んでくださるお客さま、
励まし見守ってくださる全ての方々のおかげと、心底思っています

***


「漆職人」ではなく、漆をひとつの表現の手法とした「彫刻家」でありたいという不破妙子さん
新たな境地の「彫刻」と、木と漆に愛着の湧く実用のトレーをどうぞお楽しみに

※漆のトレーは数に限りがありますが、追加でオーダーをお受けできます