2022年5月20日金曜日

Pegasusの会展/猪爪彦一

年間を通して県内外で多数の展覧会活動をされる猪爪彦一さん。

その中でも、年齢の離れたメンバーとともに開催する「Pegasusの会展」は、
特別な ”挑戦” の場として位置付けておられます。

略歴とメッセージはこちら ⇒ 

(作品は全て油彩・キャンバス)





《 光景 》

100×130㎜

sold out





《 夢 》

100×100㎜






《 山 》

100×100㎜

sold out





《 虹 》

100×70㎜

sold out







新たなマチエール、

新たな色彩、

とりわけ人物画の変化を、従来からのファンの方々も感じ、惹きつけられています。





《 少女 》

P6





《 旅人 》

P6

特にコメントをいただくのがこちらの作品↑

これまでの猪爪彦一さんの世界には、居なかったような。

赤い髪のそのひとは、まるで近藤充さんの世界からやって来たかのようにも思われて、

三者の作品を眺める位置に立ち、それぞれの世界を結ぶ回路のありや無しやを味わいます。






《 夜の入口  A 》

P8





《 夜への入口  B 》

P8



これまでにないグレーの色調が印象的な2作品。


《再掲・作家メッセージ》

現実のニュースが夢の中へ入り込んで

灰の色が私の画面を被いはじめると


行き場所を見うしなった鳥たちは

次々に天空へと飛び立っていった。



おそらくは多くのひとを被っているであろう「灰の色」を、
このように表すことのできる作家に、私は改めて感服します。



《 世情 》

P8



自身の頭の中の世界の何処か、を描くという猪爪彦一さんは、
これまでも生も死も、共に在るものとして描いてこられましたが、

近年、現実世界の世情を反映していることを感じながら拝見する作品は、
また殊の外、興味深く、その発する気配が心に染み入ります。





《 方舟 》

P6


かつて水平方向から沈みかけた様を描いた作品でインパクトを与えた”方舟”(2020個展)は、
今や垂直し、卵はゆるぎない直立。 


様々な思いを巡らすことの尽きない猪爪彦一作品です。

今年は11月に、たびのそら屋で個展を開催いたします。どうぞお楽しみに。 






《 日の出前 》

70×70㎜



光と影、夜と朝、生と死、、、 いずれも表裏であると仰る猪爪先生の中には、
灰の色とともに、朝焼けの茜も、紺碧の空も。





《 古都 》

SM




《 小川 》

150×100㎜



いよいよ名残り惜しき会期末。

5/21(土)は午後から、作家全員、揃って在廊。
5/22(日)は午後から、金内沙樹さん在廊で、16時にて閉幕いたします。

2022/5/10(火)~22(日) 第7回 Pegasusの会 展

OPEN  11~17 ※最終日は16時まで
CLOSED 5/13(金)・18(水)