2019年4月18日木曜日

野田英世スケッチ展・葉桜に向かうころ

開催中の「野田英世スケッチ展-ちかしさ-」
いよいよ会期終盤
4月21日(日)17時までです



※20日(土)は16時半より演奏会開催のため、
16時10分ごろより客席設営等、準備に入らせていただきます




この展覧会に向けて冬の間に描かれた作品には
長岡の冬の空がそのままに




たびのそら屋での開催、ということもあって
「旅」を意識してくださったという野田さん

ふと目にとまった「旅」の看板の向こうには
高速バスを待つ人の姿

よく見ればここはかつての村松駅で
鉄道が使われなくなっても旅の起点であり続けているという
行っては帰るなつかしい景色




どこ、という特別な名所ではない日常の中で
朗らかなぬくもりが横切るクロスロード




ギャラリー窓から見える桜の花は
会期と足並みを揃えるように散りはじめ、葉桜に向かいつつあります

名残惜しくも、見渡せば勢いよく動き始めた雪国の春の
なんとうつくしいこと




そうだ
季節の巡りはこうだった。。。




久しぶりに再確認するような気持ちで過ごしています




立ち止まること
眺め、観察すること

いとおしむこと
おもしろがること


しずかに
からだに力がゆきわたるような

うれしい展覧会です