2021/6/22~7/4
川田淳(写真) × 森島明子(日本画)「二人のそら展」OPEN 11~17 ※最終日は16時まで
CLOSED 6/24(木)・30(水)
(作品部分・DMより)
第14回新潟フジカラーフォトグランプリ・自由部門銀賞・受賞作
https://www.fuji-icom.co.jp/blog/gp14/
ここ数年『写真を撮る』ということについて考えたりしています。
web上には天文学的な数のイメージがあふれ、
自分ごときがささやかな何かを投じたところで意味などあるのだろうか?
街に出てスナップをと思っても、プライバシーとか肖像権とかいろいろ……。
言いたい事は山程あるけれど、人様を不快にさせてまで撮ることの意義とは?
そんなことを考えて『撮らない日々(撮れないかしら?)』が増えました。
でも……と思った矢先の新型ウイルスの流行。
大上段に構えたテーマとか、燃える様な情熱とかは無いのだけれど、
ちょうど転換期にある自分の写真と、新しい何かを見つけなければという意気込みを
ご覧いただければ幸いです。
【略歴】
新潟県加茂市出身
写真体験は家のレンジファインダー機にて始まる。
中学の必修クラブで写真クラブに入る。
──諸先輩の高級一眼レフに対し廉価なレンジファインダーでは……。
腕の差を機材の差と勘違いしてフェードアウト。
20代、美術印刷会社に入社
以来写真の魅力に触れ、現在に至る。
【入選】
JPS展、新潟県展、NPP展、新潟フジカラー フォトグランプリ
【受賞】
2017年 第11回 新潟フジカラー フォトグランプリ 銅賞
2019年 第13回 新潟フジカラーフォトグランプリ グランプリ
2020年 第14回 新潟フジカラーフォトグランプリ 銀賞
2020年 第18回 JPA展 奨励賞
【グループ展】
2015~2018年 『ここあつまる展』
◆上記受賞コンテストを検索すると、川田さんの受賞作もご覧いただけます。
川田さんの写真は、ただ視覚に訴えるものを切り取っただけでないような
なにか、こころに届くような、
たいせつなものを写しているように感じます。
作品にハッとさせられた瞬間、
自分の中の、無意識・無自覚のたいせつなものに、つながるような
それが何だったか、、、 何処だったか、、、
今展で、改めて感じたいと思います。