《 ヒラタヒロヒコ展 》
2025.12.9(火)~21(日)
OPEN 11:00~17:00
休廊日 12/12(金)17(水)
▶同時開催・喫茶室特別展示《鈴木雅詩 日本画展》
▶最終日は午後から作家在廊で16時にて閉幕です。
まるで最終日であるかのような賑わいをいただいた、最終日の前日、
会場に用意された70数個のBOXの、最後のひとつがブチヤブられました。
毎日変化していった会場
明日の夜には
もう無い景色
もう無い景色
《 ドコデモブチヤブリBOX 》
開幕時の会場は、足跡のない雪原のように
あかるくて、うつくしくて
その清々しさを、ずっととどめておきたいような光景でしたが、
その清々しさを、ずっととどめておきたいような光景でしたが、
作家が願うのはそれではなく
お客様が関わってくださることで、会場に、こころの内に、
完成されていく作品。
完成されていく作品。
それは鑑賞者が、作品と対面し、自身のこころに向き合い、
作品(作家)からの呼びかけに、応えた、
その行為の痕跡。
ヒラタさんは、そんなに深く考えなくていいんですよ、とおっしゃるのですが、
それぞれの方に、様々な心模様があるのを垣間見ることしばしば。
ブチ破りたい「もやもや」があるひと、無いひと、
破るまでに、ながらく葛藤の末に決断、の方、
ためらう気持ちに従って、やめておきます、の方、
自分が破った穴を、愛おしむように、写真を撮っていかれる方も多数。
紙の手ごたえ、音、思いがけない破れのカタチ
あっけない瞬間と、続く余韻
その前と後は、 確実に、違う景色
「この作品を鑑賞することがあなたにとって特別な美術体験とならんことを」
破ったひとも、破らなかったひとも
これから障子を貼り替えるときには、
くすっと、
気ぜわしい師走の中にも、笑顔がほころぶかもしれません。
気付いたらかわいいことになってましたーーー😆
愉しみ尽くしていただいております
《ヒラタヒロヒコ展》
















